大峰山・地附山 善光寺の裏山
- GPS
- 03:15
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 461m
- 下り
- 440m
コースタイム
09:55物見岩10:00
10:30大峰山山頂10:45
11:10地附山山頂11:15
11:25前方後円墳11:30
11:45桝形城跡11:50
12:10地附山山頂
12:50駐車場
歩行時間2時間40分
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
善光寺を過ぎ、桜坂を上がり雲上殿を目指す 駐車場は雲上殿横に広い地附山公園内駐車場あり、 霊前寺(花岡霊園)に数台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から墓地の脇を通り岩井堂観音迄はほぼ平坦 観音堂の左側の物見岩に至る道は急坂(右に行くと物見岩の上で合流) 昨夜降った雪に覆われ道が不明瞭 岩場なので滑落注意 物見岩を過ぎると危険個所はない 標識も設置されているので迷うことはないが 地附山への分岐に、標識はない 大峰山の直下はやや急坂、積雪10cm程 地附山から前方後円墳、桝形城跡へのトレースはなかったが 設置標識に従って進めば問題ない |
写真
感想
昨日の雪で見渡す周辺の山々は冬景色に逆戻り。
そして、今日の天気予報では午後から曇りのようなので
計画していた山はちょっと遠いし、雪の状態もわからないので後回しにして
近い山にできるだけ早く登ろうと出かけました。
大峰山、そして稜線でつながっている地附山は善光寺の裏山です。
稜線越しに見える飯綱山は威風堂々とした存在感のある山。
その前にひれ伏すような低い山々は目立たない、優しい存在に思えます。
日常に何気なく目をやる山、それがこの山々です。
目にしていても気付かないくらい生活に溶け込んだ山です。
墓地の脇をぼちぼち歩いて行くと岩井堂観音への参拝道。
雪が積もっていますが、この日差しで間もなく消えてしまう感じ。
この先の物見岩は、県警や山岳会などがザイルワークの訓練で使う岩場です。
ハーネスを着けてザイルワーク、今は遠い懐かしい思い出。
垂壁にはいくつもボルトが打ってあり、夏には誰かしら登っています。
見上げるとオーバーハングのようにも見え、怖くなります。
ついにこの岩を登ることはできませんでした。
観音様にお参りして左の急坂を登ります。
岩井堂までの踏み跡はありましたが、お参りをして帰ったらしく
足跡はここで引き返していました。
トレースもない急坂で、記憶もおぼろげ、ちょっと不安になりますが
どうやら見覚えのある場所に着きました。
時期外れですから誰もいませんが、あとひと月もすれば
訓練に訪れる人で順番待ちになる事でしょう。
岩場の先端は長野市が一望できる、素晴らしい展望地点。
簡単にボルダリングできる「物見岩」の上は最高の眺め。
訓練に来る度に登っていた岩、本当に懐かしいです。
この岩に登るのがいつも楽しみでした。
来なくなってどれくらい経つでしょうか?
地附山公園からの道と合流するとまた緩やかな道になります。
大峰山へ左に曲がる少し手前、右に行く道が地附山への登山道です。
松と雑木の交る林に入ると薄暗く、雪も残っていました。
ですが、小鳥が春の訪れを感じて喜んでいるのか、賑やかにさえずっています。
大峰山の三角点は城の後ろにあります。
削り取られてしまった山頂の北端に縮こまっているようです。
三角点マニアではありませんが、初めて来た時は、探し回りました。
ちょっと気がつかない場所にあります。
城の屋根から雪崩の如く雪が音を立てて落ちてきます。
うかうか周りを歩いていられません。
それでも日差しが暖かく、風もないので
おやつに持ってきたコッペパンを頂き、コーヒータイム
のんびりしてしまいました。
地附山への道も緩やかな登りが続きます。
途中に飯綱山が正面に大きく見える展望場所が二箇所。
朝方は、山頂付近が雲に覆われ、荒れていそうでしたが、
今はすっきり晴れた空の下に穏やかに見えています。
飯綱山に登っている人は幸運、
今日は飯綱山にすれば良かった!悔やまれますが仕方ありません。
平坦な道の突き当たりに展望台があり、左側に山頂があります。
初めて来た時、祠だけで山頂を示す何の表示もなく
ここが地附山の山頂なのか半信半疑でした。
真新しい山頂の標識が建てられていました。
天気が下り坂になる気配はなく、空は穏やかです。
もう少し足を延ばして桝形城跡まで行ってみる事にしました。
前方後円墳が地附山山頂を下ってすぐ近くにあるので寄ってみました。
もちろん人の歩いた跡は皆無です。
桝形城跡まで、以前のドライブウェイを歩きます。
大規模な地滑りが起きてから、もう三十年近くなろうとしています。
閉鎖されたままの舗装道路の状態はどうなっているのか
雪で覆われている時期にしか来ないのでわかりませんが
カモシカやウサギの足跡で、この道を利用するお客様がわかります。
誰にも会わないと思った今日の山歩きでしたが、
登りにお一人、大峰山山頂で一組、下山中に一組の登山者に会いました。
いずれも若い方々でした。
この小さな里山を愛して下さる若い方々が居ることに密かな嬉しさを感じます。
気軽に散歩気分で歩ける山です。標識も丁寧に建てられています。
大勢の方に愛されてほしい里山です。
霊園入口の黒板に書かれていた言葉
「一度きりの尊い道を、今歩いている」
コメント
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Kyom4さん、こんにちは。
子供の頃、夜になると光るヘリコプターのようなものが長野の空に浮かんでいて毎晩不思議に思っていました。それが大峰城のライトアップだと知ったのはだいぶ大きくなってからだと記憶してます。ロープウェイやスキー場にミニゴルフ場と昭和のファミリー行楽地でしたね。
連れてきた父の得意げな顔が浮かびます。
すみません、古い想い出ばかりで。
今は手近に雪山歩きを楽しめる絶好の展望地があって羨ましいです。ここから妙高山まで見えるとは・・・ぜひ行ってみなくては・・・
故郷の山のレコ読んでくださり、コメント有難うございます。
ロープウェイ 懐かしいですね 覚えていらしたとは
今は広い駐車場が残るのみ、雲上殿はひっそりしています。
従ってロープウェイの山頂駅だった地附山も殆ど訪れる人もいないようです。
いつのまにやら、新しい標柱や「ヤッホーポイント」なる看板が設置されておりました。
是非ここで、妙高山めがけて思い切り叫んでください
きっと気分晴々になること間違いないと思います
八ヶ岳山麓で農家の住み込みバイトをしていた期間終了時に、バイト料もらってそのまま帰るはずが 魔が差して寄り道したのが長野から糸魚川、能登半島でした。
善光寺にはそのときふらっと立ち寄って真っ暗な回廊を歩いた記憶があります。
レコを拝見していると、今!行きたい所ですね
見渡せる山のスケールのでかいこと
つくづくいいところにお住まいだと羨ましいです
monsieurさん コメント有難うございます
八ヶ岳でバイト、善光寺にお立ち寄りだったとは、信州にご縁がありますね
monsieurさんも若い頃から結構な放浪癖がありましたね
kyom4の放浪癖は最近とみに酷くなりましたが、どうも潜在していたようです
三泊四日で竜門岳、大和葛城山、金剛山、愛宕山、今朝は比叡山に登りまして、つい今しがたようやっと帰宅したところです。
千キロを越えた運転に疲れました
制限速度のない名阪国道、京都市街の大渋滞にただただ恐れおののくばかりです
やっぱり田舎者は田舎でのんびり運転しているのが安心ですね
でも今回も、山はとても良い思い出になりました
少しずつ掲載していきますので、お暇な折にまたお訪ねくださいませ
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