座光寺富士(1,270m)…長野県飯田市 &元善光寺

2012年03月20日(火) [日帰り]

• GPS: 02:46
• 距離: 6.1km
• 登り: 487m
• 下り: 485m

コースタイム

●鎖の車止め手前(ヨキトギ)<EL.831m>6:17 ---- 登山口<EL.911m>6:29 ---- 小ピーク<EL.1,036m>6:39 ---- 林道分岐看板<EL.1,194m>6:59 ---- 第1ピーク(一ノ沢尾根)<EL.1,231m>7:03 ---- 第2ピーク<EL.1,247m>7:07 ---- 第3ピーク(標柱有り)<EL.1,260m>7:12 ---- 林道出合(合頂)<EL.1,249m>7:17 ---- 第4ピーク(座光寺富士山頂)<EL.1,273m>7:31/7:52
●第4ピーク(座光寺富士山頂))<EL.1,273m>/7:52 ---- 第3ピーク(標柱有り)<EL.1,260m>8:04/8:12 ---- 林道分岐看板<EL.1,194m>8:22 ---- 登山口<EL.911m>8:47 ---- 鎖の車止め手前(ヨキトギ)<EL.831m>8:56

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道 松川ICより　約14.5km　約35分
中央自動車道 飯田ICより　約12km　約30分
駐車場:　車止めゲート手前に2台、車止めゲート手前観音様の路肩に約3台

コース状況／危険箇所等

●松川ICからは旧三州街道(県道15号)に入り「座光寺宮崎」信号より100m先(飯田ICからは100m手前)の建築会社「リファイン飯田店」の正面である枝道へと右折し左右が石垣の細い道を進む。中央自動車道上に架かる連絡橋を通ると果樹園があり集落を過ぎ、コンクリート舗装の車が1台通れる荒れた林道となる。土曽川沿いの荒れた道を落石に注意しながらそのまま進み、コンクリート舗装が切れたところに車止めがある。ここへ駐車する。

・コンクリート舗装の林道は春先で「凍結融解作用」のため落石が道路に転がっており、転石をどかしながら進みました。
・コンクリート舗装は所々壊れて穴が空いているため車高の低い車は通行に注意。
・特に危険箇所はありませんが急な坂の所々にロープが張ってあります。
・買い物　インターからはコンビニが数軒有り。
・登山ポスト　無し
・トイレ　無し
・登山後は、高森町 信州たかもり温泉「御大の館」がお薦め。http://takamori-onsen.com/
　入館料(入浴含む)大人/500円・子供/250円(小学生)
　営業時間 10:00〜21:30(20:30受付終了)
　休　館　日 毎月 第1火曜日・第3火曜日

写真

3/20 5:47

建築会社「リファイン飯田店」が見えたら枝道へと右折します。

3/20 5:47

左右が石垣の細い道を進む。

3/20 5:50

コンクリート舗装の車が1台通れる荒れた林道を進みます。

3/20 5:51

信濃自然道の道標

3/20 5:52

道標より見た南アルプス。
左より塩見岳、烏帽子岳、小河地岳、荒川岳。

3/20 5:52

塩見岳のシルエット。

3/20 6:14

コンクリート舗装が切れた所まで車で入れます。

3/20 6:14

鎖の車止め手前(ヨキトギ)<EL.831m>

3/20 6:17

3/20 6:18

鎖の車止め<EL.831m>6:17 発

3/20 6:19

花崗岩の風化状況

3/20 6:28

登山口より見た座光寺富士。
約350m登ります。

3/20 6:28

座光寺富士拡大写真。

3/20 6:28

登山口<EL.911m>6:29
林道の左尾根を進みます。

3/20 6:33

<EL.975m>6:33
「山火事注意」のぼり旗有り。

3/20 6:34

ここより左側に金網が有ります。

3/20 6:39

小ピーク<EL.1,036m>6:39

3/20 6:49

<EL.1,126m>6:49

3/20 6:50

<EL.1,130m>6:50
樹間より見える風越山

3/20 6:59

急坂を登り終えると看板有り。
<EL.1,194m>6:59

3/20 6:59

林道分岐看板<EL.1,194m>6:59

3/20 7:03

第1ピーク(一ノ沢尾根)<EL.1,231m>7:03

3/20 7:04

<EL.1,231m>7:04
平坦な尾根を歩きます。
笹原有り。

3/20 7:07

第2ピーク<EL.1,247m>7:07

3/20 7:08

<EL.1,243m>7:08
赤松の大木。

3/20 7:12

第3ピーク(標柱有り)<EL.1,260m>7:12

3/20 7:12

1,270mの表示が有りますが地図上では1,250mです。
地図上の1,270mのピークは林道より北側の第4ピークです。

3/20 7:16

安平路山が見えます。

3/20 7:16

吉田山か。

3/20 7:16

林道の先が第4ピークの頂。

3/20 7:17

林道出合(合頂)<EL.1,249m>7:17

3/20 7:17

南側には風越山。

3/20 7:20

正面が第4ピークの頂。
林道建設により山肌を削ったため、急斜面となった模様。
直登は無理と判断し林道を巻いて登頂しました。

3/20 7:22

林道からの展望。
天竜川と南アルプス方面。
午前中は逆光となるため午後の方が良いかもしれません。

3/20 7:23

天竜川。
靄がかかっています。

3/20 7:24

林道から見た安平路山。

3/20 7:25

摺古木山、シラビソ山(摺鉢山)が見えます。

3/20 7:25

景色を楽しみながら雪が残っている林道を進む。

3/20 7:27

ここの尾根を登り、第4ピーク(座光寺富士山頂)へ。

3/20 7:28

笹原を進みます。

3/20 7:31

地図上で第4ピーク(座光寺富士山頂)と思われる地点到着。

3/20 7:32

ビニール製の境界(測量)杭。
鹿と思われる噛み跡があります。
色から若木と間違えるのかもしれません。
熊が噛んでいれば杭は抜けているはずです。

3/20 7:40

第4ピーク(座光寺富士山頂)<EL.1,273m>7:31/7:52

3/20 7:40

記念写真。

3/20 7:46

<EL.1,271m>7:46
北東側に少し進むとコンクリート杭と「二ノ沢尾根」標識有り。

3/20 7:54

第4ピーク尾根より見た中央アルプス南部。

左より摺古木山、シラビソ山(摺鉢山)そして安平路山。

3/20 7:55

尖った山が摺古木山。

3/20 7:55

なだらかな山がシラビソ山(摺鉢山)。

3/20 7:55

安平路山。

3/20 8:01

逆光のため午後でないと展望は望めません。
靄も有りました。

3/20 8:02

南アルプス。
左より北岳、間ノ岳、農鳥岳。
手前は「バンザイネズミ」すっかり雪が溶けています。

3/20 8:05

林道から見た飯田市街地。

3/20 8:05

靄がありましたが肉眼では天竜川が望めます。

3/20 8:08

第3ピーク(標柱有り)<EL.1,260m>8:04/8:12
標柱には「標高は国土地理院1/25,000地形図図示による」と有りますが建てる位置が違っています。

3/20 8:10

第3ピーク(標柱有り)<EL.1,260m>8:04/8:12

3/20 8:12

3/20 8:22

林道分岐看板<EL.1,194m>8:22

3/20 8:28

<EL.1,104m>8:28
ツガの大木。

3/20 8:48

登山口<EL.911m>8:47

3/20 8:48

3/20 8:48

3/20 8:56

鎖の車止め手前(ヨキトギ)<EL.831m>8:56 着

3/20 9:07

9:07　お観音
車止めより150m程下る。

3/20 9:07

観音様。

3/20 9:10

狭い橋も有り。

3/20 9:22

座光寺小学校付近より見た「座光寺富士」

3/20 9:31

元善光寺参拝　9:28/9:46

3/20 9:32

案内図。

3/20 9:37

浄水場。
冷たく綺麗な美味しい水です。

3/20 9:33

元善光寺本堂。
小学2年の時、遠足で来たことが有ります。
秋には菊人形も飾られます。

3/20 9:35

線香が燃えて灰に浮かび上がった文字。
「為先祖代々供養」

3/20 9:38

元善光寺の由来。
長野の善光寺と飯田の元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣りと昔から云われています。

3/20 9:41

矢場もあります。
飯田・下伊那地方は弓道が盛んです。

3/20 9:44

樹齢200年の白梅

3/20 9:28

「善心光梅」と言うらしい。
梅の花のように清らかな善い心で更に光り輝くように生活したいものです。

3/20 9:46

今年初めてゆっくり梅を見ました。

3/20 9:45

来年も来よう。

3/20 9:52

信号「座光寺美女」より見た「座光寺富士」
信号名の由来前を調べておきます。

撮影機器：

FinePix F600EXR 富士フイルム

感想

JJ0JVL

　10時半より所用が有り、忙しい山行となりましたが「元善光寺」も参拝でき、梅も花も見ることができました。
　17日(土)の降雨により雪が相当溶けたようです。例年と比べると少ないような気がします。
　
●観察等のポイント　天竜川を挟んだ東側(竜東地区)と西側(竜西地区)の段丘の違い、天竜川の浸食地形、元善光寺　

　山頂からの眺望は樹木に囲まれ決して良く有りませんが、第3ピークを過ぎた林道からは飯田市街地、天竜川、松川町、高森町、豊丘村、南アルプス、中央アルプスの摺古木山から安平路山等が展望できます。
　山頂には三角点は無く、地図にも山名は有りませんが、飯田市座光寺地区から見える山は富士山の形をしているため、地元小学校の学校登山が始まるようになってから次第に「座光寺富士」の名で知られるようになりました。

●「元善光寺」http://www.motozenkouji.or.jp/2index.htm　　
　「推古天皇十年に信州麻績の里(現在の飯田市座光寺)の住人、本多善光卿が難波の堀から一光三尊の御本尊様をおむかえしたのが元善光寺の起元で、その後皇極天皇元年にその御本尊様は現在の長野市へ遷座され、できたお寺が善光卿の名をとって「善光寺」と名付けられました。それから飯田の方の当山は勅命によって、木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになりましたが、仏勅によって「毎月半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて衆生を化益せん」というご誓願を残されたとのことで、長野の善光寺と飯田の元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣りと昔から云われるゆえんであります。」ホームページより。

コメント

nucchi

座光寺美女
信号の隣にある「美女の堤」に何か鍵があるのではないかと疑っています。。僕も昔から由来が気になっていたので、解明して頂けるのを楽しみにしています。

JJ0JVL

RE: 座光寺美女
nucchiさん　おはようございます。
「座光寺美女」の由来については、職場の地元の方に聞いてみましたがよくわからないとのこと。
　駒ヶ根市にも大御食神社のある鎮守の森を「美女ヶ森」と呼ばれています。
　由来は、社伝記には熱田ノ宮（熱田神宮）より草薙の剱の御霊代、また 『美しの杜と御名する 熱田ノ杜』 より、宮簀姫 またの名をイツイラツヒメ（厳色姫）を迎え奉る 」と記され、イツイラツヒメ（厳色姫）が居た場所とされています。
　「イツイラツヒメ」 とは、「いつも美しい若い姫」 という 「愛称」 であり、「美しの杜に坐す宮簀姫」をお迎えして、地名を 『美女ヶ森』 と呼ぶようになったと言われています。
引用：「伊那の谷から古代が見える」
http://homepage3.nifty.com/utukusinomori/newpage3-3.html