昼闇山から一ノ倉川滑降

2012年04月15日(日) [日帰り]

• GPS: 10:18
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,649m
• 下り: 1,647m

コースタイム

05:15 焼山温泉
06:15 アケビ平
07:23 昼闇谷
10:29 稜線
12:30 昼闇山13:10
14:20 新田山コル
15:13 焼山温泉
(休憩含む)

天候

快晴のち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4/14中宿シーサイドパークで車中泊

コース状況／危険箇所等

今年の焼山、笹倉温泉周辺は本当に雪が多い。
しかし。所々沢が割れており、滑降には注意が必要。

写真

4/15 5:09

昨晩の雨が嘘の様。
焼山温泉にてツアーの準備。

4/16 9:35

目指す昼闇山がクッキリ。

4/15 7:01

アケビ平を過ぎると、烏帽子岳がかっこいい。

4/15 7:57

昼闇谷カールが目の前。

4/15 8:10

昼闇谷と分かれ、稜線に向けルートを変更。

4/15 10:34

稜線に詰め上がるこのルンゼがきつかった。

4/15 10:38

ジグを切り何とかシールで。

4/15 10:38

エンペマン頑張る。

4/15 10:13

昼闇山へ続く稜線。シールか?アイゼンか?

4/16 8:03

頂上直下、後続の方にラッセルを交代してもらった。しかし、核心のルート工作のお礼か?先に頂上を譲ってくれた。

4/15 12:43

昼闇谷で分かれ、東側の尾根を登ってきたパーティと山頂で合流した。直接昼闇谷にドロップする瞬間。崖です。

4/15 12:48

昼闇山山頂。焼山をバックに。

4/15 13:02

今日は最高の登山日和だぜ。

4/15 13:04

準備をしたら滑りましょう。

4/16 8:05

良く見ると、焼山に本日のシュプールがクッキリ。

4/15 13:59

一ノ倉川の下部のデブリンコ。

4/15 14:04

新田山が見えた。

4/16 8:11

新田山のコルから滑って来た昼闇山(一ノ倉川源頭)を振り返る。

4/15 15:37

お疲れさん。

4/15 15:41

「Dr Pepper」で乾杯!

撮影機器：

LUMIX DMC-FT2 パナソニック

感想

smiya

前日、R8沿いにある中宿シーサイドパークで車中泊。
翌朝4:00起床し、焼山温泉へ向かった。

夜半過ぎまで降り続いた雨もすっかり上がり、風はあるものの星空がくっきり。
予報どうり今日は快晴であることを確信する。
これで雪質もザラメの快適斜面を期待したが、大根おろしの様なストップスノーで
苦痛の滑りとなってしまった。

昼闇谷を詰め、昼闇山稜線から派生している北側尾根に乗り、
直下の急登をシールでこなすと昼闇山稜線に到着。

ここから頂上を見上げると、南側をトラバースすれば、
何とか頂上までシールで行けそうだったので頑張ってみたが、
頂上直下の急斜トラバースは腐った雪の下がアイスとなっていて、
エッジが抜け肝を冷やした。

頑張ればいけない事もないが、潔くアイゼンに履き替えた。
スキーを脱ぐと、急斜トラバースは腿まで埋まる。
ピッケルを差しながら核心を抜け、稜線に乗ると後続の方にラッセルを代わってもらった。
その方が、頂上手前で僕に無言で「どうぞ」と今日1番の昼闇山頂を譲ってくれた。

頂上から一ノ倉川へは、平行感覚を狂わすほどの快適なオープンバーンで、
最高の場所でした。これで雪質さえ良ければ…。

問題のゴルジュ帯はデブリが幾つか出ていたものの、
しっかり雪がつながっており、特に問題はなかった。

昼闇山は日本海が見える豪快さと、登攀の厳しさがあり、
実に良い山だ。

コメント

riC

こんばんわー
焼山の一番右のシュプール、時間的にちょうど自分のものですね。
他の人の写真に自分のシュプールが乗ってるってなんか嬉しいです。
ありがとうございました。

天気は最高だったけど雪質は残念でしたね。
いつか昼闇山の急斜面にも挑戦したいと思いました。

smiya

シーハイル！
riCさん、はじめまして。

雪も緩んで登攀には良いコンディションでしたが、
ストップスノーで参りました。

昼闇山頂から見るに素晴らしいシュプールでしたよ！

良く見ないと写真では分かりずらいかな。