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Yamareco

記録ID: 183009
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雪山ハイキング
道東・知床

留辺蘂丸山

2012年04月17日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:22
距離
3.3km
登り
304m
下り
329m
天候 曇り時々小雨
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 特にコルからのルート取りは良かったとは思えないので、あまり参考にしない方が良いかもしれません。コルまでは登りのルートが良いと思います。

 今回はiphone4だけで登れるか試してみましたが、山用アプリのDIY GPSの使い方を完全に理解していなかったためGPSのログが最初記録されていませんでした。終点の所からスタートしてます。
 除雪状況等は写真にコメントしますので、写真の地図上のプロットを見て山行にしてください。(iphone4で写真も撮ったらGPSデータで自動配置されました。凄いです。(ヤマレコの機能も))
家の福寿草、開花をやっと撮りました。
2012年04月17日 10:39撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 10:39
家の福寿草、開花をやっと撮りました。
林道上から見える丸山。ナキウサギが居る?という噂?をネットで見つけ昨年初冬に登り損なった。朝、層雲峡まで晴れていたようだが、来るのが遅すぎた。今にも雨が降りそうな空に。
2012年04月17日 12:35撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 12:35
林道上から見える丸山。ナキウサギが居る?という噂?をネットで見つけ昨年初冬に登り損なった。朝、層雲峡まで晴れていたようだが、来るのが遅すぎた。今にも雨が降りそうな空に。
出発地点。登りは右の林道を。下りは車の奥の林道から帰ってきました。ちなみに車の左に除雪された林道が続き、後で出てくる取水場に行きます。
2012年04月17日 12:52撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 12:52
出発地点。登りは右の林道を。下りは車の奥の林道から帰ってきました。ちなみに車の左に除雪された林道が続き、後で出てくる取水場に行きます。
登り、北側の林道から登るか南から登るか迷ったが、近そうな南に伸びる林道に乗る。この木橋を越えてすぐ取水口があり、除雪が終わっている。車でこの橋を越えるのが怖かったので手前に車を停めた。
奥に見えているのが丸山。
2012年04月17日 12:54撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 12:54
登り、北側の林道から登るか南から登るか迷ったが、近そうな南に伸びる林道に乗る。この木橋を越えてすぐ取水口があり、除雪が終わっている。車でこの橋を越えるのが怖かったので手前に車を停めた。
奥に見えているのが丸山。
東尾根のコルに向かう地点。小さな砂防ダムがある。廃作業道は右奥まで進むが、丸山は左なのでここで曲がる。更に古い造林道がコルまで続いている。途中何本も古い造林道と交わる。
2012年04月17日 13:23撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 13:23
東尾根のコルに向かう地点。小さな砂防ダムがある。廃作業道は右奥まで進むが、丸山は左なのでここで曲がる。更に古い造林道がコルまで続いている。途中何本も古い造林道と交わる。
コルから丸山へ向けて。赤布がこの先途中まであったが、判らなくなる。
2012年04月17日 13:41撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 13:41
コルから丸山へ向けて。赤布がこの先途中まであったが、判らなくなる。
ずっと超腐れ雪だったが、ここは不自然な硬い雪。デブリの跡か?にしては木が痛んでいないが。コルからはずっと急斜面の雪面。上を向いていたのでどのくらい急か判っていなかったが、ずっとかなり急斜面です。
2012年04月17日 13:48撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 13:48
ずっと超腐れ雪だったが、ここは不自然な硬い雪。デブリの跡か?にしては木が痛んでいないが。コルからはずっと急斜面の雪面。上を向いていたのでどのくらい急か判っていなかったが、ずっとかなり急斜面です。
東大雪にあるような岩が出てくる。ナキウサギ期待できそうだが、途中で鹿とその足跡に多数出会う。出ている植生がフッキソウっぽいのばかり。きっと鹿が喰わないから。豊似湖の状況とダブる。
2012年04月17日 13:50撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 13:50
東大雪にあるような岩が出てくる。ナキウサギ期待できそうだが、途中で鹿とその足跡に多数出会う。出ている植生がフッキソウっぽいのばかり。きっと鹿が喰わないから。豊似湖の状況とダブる。
いかにも居そうな穴があるガレがあるが、痕跡は無い。
2012年04月17日 14:06撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:06
いかにも居そうな穴があるガレがあるが、痕跡は無い。
なかなか良さそうな岩。
2012年04月17日 14:08撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:08
なかなか良さそうな岩。
丸山山頂です。三角点と小さな看板が。
2012年04月17日 14:11撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:11
丸山山頂です。三角点と小さな看板が。
北見富士方面です。温根湯を通った時は見えていたのに。こっち方面だけ展望があります。
2012年04月17日 14:11撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:11
北見富士方面です。温根湯を通った時は見えていたのに。こっち方面だけ展望があります。
小さな看板です。
2012年04月17日 14:11撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:11
小さな看板です。
下から見ると三角に見えますが、山頂部は短い痩せ尾根上になっています。
2012年04月17日 14:11撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:11
下から見ると三角に見えますが、山頂部は短い痩せ尾根上になっています。
山頂より更に北に移動した地点。岩の状況も良く、ヒースもあります。ナキウサギは生息できる環境だと思いますが、コールは無し。小雨だから仕方ないか?それとも居ないのか?雨のため痕跡を探す気にもならず即下山。
2012年04月17日 14:16撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:16
山頂より更に北に移動した地点。岩の状況も良く、ヒースもあります。ナキウサギは生息できる環境だと思いますが、コールは無し。小雨だから仕方ないか?それとも居ないのか?雨のため痕跡を探す気にもならず即下山。
スノーシューは急斜面の下りが不安定なため、安全な所を探しながら下ったら、なんとなく北側の林道まで降りてしまった。途中、林業の赤布?があったのでつられて来たら、土場まで出た。
2012年04月17日 14:47撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:47
スノーシューは急斜面の下りが不安定なため、安全な所を探しながら下ったら、なんとなく北側の林道まで降りてしまった。途中、林業の赤布?があったのでつられて来たら、土場まで出た。
東側の781凸を見ると林の中に岩が見える。ここからが地獄の林道歩きが始まる。スノーシューでも脛から膝下ラッセル。腐れ雪でスノーシューに乗っかり持ち上げるのが辛い。ここまで体力的には楽勝だったのだが・・・。
2012年04月17日 14:48撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:48
東側の781凸を見ると林の中に岩が見える。ここからが地獄の林道歩きが始まる。スノーシューでも脛から膝下ラッセル。腐れ雪でスノーシューに乗っかり持ち上げるのが辛い。ここまで体力的には楽勝だったのだが・・・。
鹿の残骸が。骨になって。
2012年04月17日 14:51撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 14:51
鹿の残骸が。骨になって。
一時の天国、ラッセル無し林道。しかし、すぐ向こうから再度ラッセルが。しかもDIY GPSを見るとまだまだ距離がある。
2012年04月17日 15:11撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 15:11
一時の天国、ラッセル無し林道。しかし、すぐ向こうから再度ラッセルが。しかもDIY GPSを見るとまだまだ距離がある。
車に着いてから除雪が何処まで続いているか行ってみたら、取水場で終点でした。もしかしたら厳冬期も除雪されているのか?
2012年04月17日 15:37撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 15:37
車に着いてから除雪が何処まで続いているか行ってみたら、取水場で終点でした。もしかしたら厳冬期も除雪されているのか?
釣り堀の案内から林道へ入りました。
2012年04月17日 15:43撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 15:43
釣り堀の案内から林道へ入りました。
旧鹿の子温泉に抜ける道、まだ冬季閉鎖中です。4/25開通だったような・・・。500万画素では数字まで判らず。奥の三角の山が丸山です。
2012年04月17日 15:46撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 15:46
旧鹿の子温泉に抜ける道、まだ冬季閉鎖中です。4/25開通だったような・・・。500万画素では数字まで判らず。奥の三角の山が丸山です。
滝の湯付近の国道より、三角の山が丸山。よく見ると林の下にガレっぽいのが判る。
2012年04月17日 15:50撮影 by  iPhone 4, Apple
4/17 15:50
滝の湯付近の国道より、三角の山が丸山。よく見ると林の下にガレっぽいのが判る。
撮影機器:

感想

 天気予報が悪かったので昨夜iphoneアプリのDIY GPSの地図入れをしていて夜更かししてしまい寝坊。ライブカメラの海別も見えていたが、風が強すぎるので止め。黒岳ロープウェイのHPを見ると晴れ、無風とのこと。しかし遅すぎる。でも、そっちへ向かうことにする。晴れて白く輝く仁頃山を見ながら、iphoneカバーやシガー充電等、ついでに水分と糖分、塩分、炭水化物を100円ショップで買って石北へ向かい、温根湯へ着くころには石北峠方面は曇り空になっていた。
 時間ももう遅いので、昨年の初冬、ナキウサギの確認に行き損ねた留辺蘂丸山を見に行く。林道へ入ると綺麗に除雪されている。適度に雪もありダニのリスクも何とかなりそう、天気もイマイチで軽い登りにはちょうど良いと林道を進み、DIY GPSで確認すると地図にないコルの南に向かう作業道との分岐まで来ている。丸太橋を渡るのが怖くてその手前の林道脇に車に停める。今日はiphoneだけでどの程度行けるか、カメラ、バッテリー具合も含め試してみることにする。一応コンデジとetrexの電源を入れ、印刷地図を保険に持って出発。
 除雪は丸太橋を越えてすぐの取水施設までされていた。ツボ脚で雪の林道へ入るがいきなり膝まで、ライトニングアッセントを着け仕切り直すが、それでも脛までの腐れ雪ラッセル。途中でアプリのGPSログ記録を入れるのを忘れていたことに気がつく。腐れ雪でちっともスピードに乗れず、怪しい雲行き、怪しい森。くまさんの跡があったら帰ろうと進むが、鹿の跡しかない。林道は灌木が生えて古い作業道っぽくなり、コルの取り付きを越えていく。コルに向かって小さな砂防ダムがあるが、沢の左側に更に古い作業道がコルまでまっすぐ伸びていたのでそれに乗る。ダニに疲れないように笹に近寄らないように、鹿糞も避けながらどんどん登るとコルに着く。そこから山頂に向けて赤布があったが途中で見失う。地形図の通り山頂南はかなり急、右側を巻きながら登るが、上ばかり向いていたので判らなかったが、山頂東側も結構急だった。一歩一歩雪の足場を確認しながら登るので、スピードに乗れず疲れないが、すぐそこなのになかなか着かない。雪の消えた所からガレが。東大雪の雰囲気に似た感じ。これは期待できるか?と登ると大きな岩が出て山頂尾根へ。木々を避けながら少し進むと山頂でした。三角点と小さな看板。北見富士方面は開けているが、生憎の雲で展望は無い。しかし、結構な高度感。晴れていたら良さそうだ。より北へ進むとガレ場っぽいのもあり、トレースもあったが、何処から登って来ているか判らない。小雨でコールも無く、長居する気にもならず、食痕も探さずに下る。
 登ってきた所はかなり急でスノーシューの下りでは不安があり、より緩そうな所を下って行ったら何となく南の林道へ向かってしまい、林業の赤布にもつられてそのまま林道まで。が、これが大失敗。ここから地獄の林道の超腐れ雪ラッセルが。脛から膝の超腐れ雪、浮力も何もあったもんではない。しかも、スノーシューの上に腐れ雪が乗り、引っこ抜くのも力がいる。ここまで全く疲れていなかったのに、林道も登りより長く、車に着くころには疲労困憊ヘロヘロ。雨も降り汗もかき服も濡れ、着替えも持ってきていなかったので、温泉にも入らずプリッツとチョコを食べながら運転して真っ直ぐ帰る。
 残念ながらコールは聴けなかったが、すぐ近くには過去の生息記録がある。居れば生息出来そうな環境なので、機会があれば晩秋もう一度来よう。
 ちなみに自動ロックなしで、写真も撮って、DIY GPSを使ってバッテリーは半分になっていた。GPSログもetrexに比べたら荒い。が、十分な性能だった。特にDIY GPSは地図付きGPSを持っているようで初めての所では何処にいるのか判って便利だった。が、やはり頼りすぎないようにしないと故障した時が危険になると思った。

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