ススヶ峰〜平ヵ岳〜景鶴山（鳩待峠から周回・テント泊）

2019年05月03日(金) 〜 2019年05月05日(日)

• GPS: 38:29
• 距離: 38.7km
• 登り: 1,756m
• 下り: 1,762m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:54

6:43 鳩待峠
7:52 8:15 山ノ鼻
8:24 8:24 尾瀬植物研究見本園
12:26 12:45 スズヶ峰
13:37 ジャンクション・ピーク(ＪＰ)

2日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 2:31
• 合計: 9:25

5:55 ジャンクション・ピーク(ＪＰ)
8:20 8:58 平ヶ岳
10:59 12:23 ジャンクション・ピーク(ＪＰ)
14:31 15:00 景鶴山
15:20 宿泊地

3日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:05
• 合計: 6:03

5:53 宿泊地
6:27 6:28 与作岳
8:07 8:07 ヨシッ堀田代
8:14 8:15 ヨッピ吊橋
8:48 8:48 下ノ大堀橋
9:16 9:18 牛首分岐(中田代三叉路)
9:33 9:33 上ノ大堀橋
10:40 10:41 山ノ鼻
11:55 11:55 鳩待峠
11:56 ゴール地点

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れ
3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●尾瀬第一駐車場を利用（1,000円／24h／トイレ・自動販売機あり）
●乗合タクシー（尾瀬第一駐車場〜鳩待峠／片道980円）
※ジャンボタクシーは人数（7名〜8名）が揃い次第出発

コース状況／危険箇所等

GW後半のためコース全体にトレースがついていました。
※山ノ鼻からは冬季限定のルート。登山者の数が少なくなるため、熊対策はしっかりとしました。沢沿いやブナ林では熊の足跡、熊棚などあり。

写真

5/3 5:36

尾瀬第一駐車場で車中泊しました。前日の22時入り3割ほどでしたが、翌朝にはほぼ満車となっていました。

5/3 5:35

尾瀬第一駐車場からジャンボタクシーを利用。人数がそろい次第出発します。

5/3 6:18

鳩待峠に到着。

5/3 6:38

まずは山ノ鼻へ。

5/3 6:42

山ノ鼻へ標高差180mを下ります。

5/3 7:03

川上川沿いを気持ちよく進みます。久しぶりの重装備にちょうど良いスタートとなりました。

5/3 7:46

1時間ほどで山ノ鼻に到着です。

5/3 7:47

賑やかなテント場。

5/3 8:02

ここで最終トイレ。

5/3 8:09

最終水場。

5/3 8:13

猫又川の右岸の雪原へ進みます。

5/3 8:40

雪が落ちている個所は高巻で。

5/3 8:42

熊の足跡発見。クマ鈴をしっかりと鳴らしながら進みました。

5/3 8:52

正面に平らなススヶ峰が見えます。まだまだ遠いね。

5/3 8:59

柳平を超えてダケカンバの森。

5/3 9:06

雪融けの沢音がとても心地よいです。

5/3 9:11

蝶？蛾？飛んでいます。

5/3 9:31

二股に到着。左俣と右俣とどちらからでも上がれますが、今回はススヶ峰からジャンクションピークを目指すので左俣へ入ります。

5/3 9:48

左俣の左岸を進むと

5/3 9:51

尾根への取りつきとなります。

5/3 10:28

ひと登りしてブナの森。見上げるとクマ棚があちらこちらにありました。

5/3 10:39

適度な登りを繰り返えすと。

5/3 10:45

景色が開けてきました。振り返ると景鶴山と燧ケ岳。

5/3 10:51

疲れなんか忘れちゃうね。

5/3 11:40

至仏山からの尾根と合流すると

5/3 11:45

ススヶ峰までもう少しです。

5/3 12:12

広い雪原を進みます。木の頭が少し見えています。雪深いなぁ。

5/3 12:21

雲が近づいてきました。

5/3 12:21

ススヶ峰に到着です。

5/3 12:22

ここまできてようやく平ヶ岳が現れます。

5/3 12:44

気持ち良い稜線歩き。

5/3 12:44

ススヶ峰から上がってきて正解でした。

5/3 12:48

ふと空を見上げると

5/3 12:48

薄っすらですが太陽の周りに虹が見られました。

5/3 12:52

大白沢山を正面にジャンクションピークへ進みます。

5/3 13:33

ジャンクションピークへ到着。1日目はここまで。テントを張ります。

5/3 17:12

ここまでチェーンスパイクで十分に歩けました。

5/3 17:07

夕飯タイム。

5/3 17:32

おやすみなさい。

5/4 4:46

2日目です。

5/4 4:46

5時前に朝日が昇ってきました。

5/4 5:46

気温は0度ほど。

5/4 5:48

身軽になっていざ平ヶ岳へ。

5/4 5:55

ジャンクションピークからまずは1920Pへ。

5/4 5:59

1920Pへ上がると平ヶ岳までの稜線が見渡せます。

5/4 6:05

平ヶ岳の奥には剱ヶ倉山へと続く稜線。こちらも歩いてみたいな。

5/4 6:07

1920Pから鞍部の樹林帯まで一度大きく下ります。

5/4 6:37

そして鞍部から白沢山まで登り返します。

5/4 6:59

白沢山へ到着。

5/4 6:53

歩いてきた稜線を振り返って。

5/4 6:57

そして白沢山から平ヶ岳。

5/4 7:05

平ヶ岳へもうひと頑張り！

5/4 7:23

近いようで遠い平ヶ岳

5/4 7:27

大きな斜面はなかなか進んでいる気がしません。

5/4 8:13

観測機器が見えてきました！

5/4 8:14

平ヶ岳に到着です。

5/4 8:15

遠くには飯豊連峰

5/4 8:15

荒沢岳

5/4 8:36

越後三山

5/4 8:17

至仏山と手前に赤倉岳

5/4 8:36

日光連山

5/4 8:36

燧ケ岳

5/4 8:37

会津駒ケ岳

5/4 8:36

素晴らしい景色が楽しめました。

5/4 8:28

最後に平ヶ岳ジャンプ。

5/4 8:57

名残惜しいですが下山します。

5/4 8:58

真っ青な空。

5/4 10:55

帰りはあっという間。テントへ戻ってきました。

5/4 12:17

お昼を済まして景鶴山へ進みます。

5/4 12:18

大白沢山は北斜面を巻いていきます。

5/4 12:29

トラバースに巨大な雪の塊。

5/4 13:04

少し足を延ばして東白沢池へ行ってみました。

5/4 13:04

池は雪の下。

5/4 13:48

景鶴山への尾根へ戻ります。

5/4 13:59

景鶴山がみえてきました。西側からは登れないので、

5/4 14:19

北斜面を巻いていきます。

5/4 14:23

見上げると山頂は岩峰が連なっています。

5/4 14:25

ここにも落ちてきた大きな雪の塊。

5/4 14:28

急斜面のトラバースは慎重に。

5/4 14:34

グズグズの雪に気を使います。

5/4 14:35

燧ケ岳が見えると東の尾根にぶつかります。

5/4 14:42

身軽になって山頂へ。

5/4 14:44

細尾根が続きます。

5/4 14:45

なかなかの角度です。

5/4 14:50

踏み抜きに注意しながら進みます。

5/4 14:51

無事に山頂に到着です。

5/4 14:52

至仏山

5/4 14:52

尾瀬ヶ原

5/4 14:54

尾瀬ヶ原ズーム。

5/4 14:52

燧ケ岳

5/4 14:58

山頂から先の岩峰です。

5/4 15:01

下りはより慎重に

5/4 15:13

荷物を回収して肩まで下ります。

5/4 15:17

尾瀬ヶ原を見渡せます。

5/4 15:59

さっそく乾杯！

5/4 16:11

美味しいね！

5/5 4:53

3日目です。

5/5 6:04

30分ほど登り返して与作山へ。

5/5 6:24

与作山。

5/5 6:41

あとは尾瀬ヶ原まで下るのみです。

5/5 7:32

笹山への鞍部で尾瀬ヶ原へ下りました。

5/5 7:37

迷いそうなブナの森。

5/5 7:43

尾瀬ヶ原が見えてきました。

5/5 7:54

ヨッピ橋に到着。

5/5 8:01

慎重に渡ります。ワイヤーに手が掛かれば安全ですが、結構ぎりぎりでヒヤヒヤしながら渡りました。

5/5 8:16

ヨッピ橋を渡ると、山ノ鼻まで尾瀬ヶ原を進みます。

5/5 8:25

振り返ると景鶴山からお下りてきた尾根がみえまます。

5/5 8:43

5/5 8:47

再び難所。

5/5 8:47

ヨッピ橋より怖かったです。

5/5 9:28

至仏山が近づいてきました

5/5 10:33

山ノ鼻に到着！

5/5 10:46

至仏山から下山する登山者の姿が見えました。ヒップソリ？

5/5 11:06

鳩待峠までのトレースはしっかりと踏み固められていました。

5/5 11:25

最期の登り返しが地味に疲れます。

5/5 11:57

無事に鳩待峠に到着です。

5/5 12:09

帰りもジャンボタクシーにスムーズに乗車できました。

5/5 12:36

お疲れ様でした！

5/5 13:22

道の駅「尾瀬かたしな」でいただいた尾瀬名水うどんが美味しかった！

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

EOS M3 CANON

感想

taka_korin

今年のGWはどこに行こうかな？

久しぶりのテント泊なので静かな場所がいいなと探していると、山岳雑誌「岳人」の尾瀬特集で印象的だった東白沢池での幕営写真を思い出しました。
改めて見返してみると、積雪のみしか歩けない平ヶ岳への道が尾瀬からあることを知りました。そして訪れる登山者も少ない様子。冬季限定のコースだけに、事前にコース取りやエスケープルートなど、慎重に調べて挑みました。

平ヶ岳までは10人ほどの登山者とすれ違ったのみ。今回の核心部はやはり熊（笑）。沢沿いやブナの尾根では熊の足跡や古い熊棚を多く見つけることも。時折笛を鳴らし樹林帯は常に緊張しながら登りました。
久しぶりのテント装備で初日はくたくたに。景色が開けるススヶ峰まではとても長く感じましたが、真っ白い雪に覆われた平ヶ岳の山容は東北の山らしい雄大で美しい姿でした。毎度のことですが、景色に後押しされ復活です！

誰もいない広大な平ヶ岳の山頂を踏んだ時は感無量に。
穏やかな山頂でしばらく景色を楽しみました。

幸いにも熊にも合うことなく、お天気にも恵まれ、充実した山行となりました。

合間にとった動画をまとめてみました。
上手に編集できておりませんが、時間がある方はどうぞ！

コメント

テヘ

この時期に平ヶ岳、圧倒されました。
こんばんは😄
素晴らしい眺望と雪山の世界。
夏道とは違い、窪みを雪が埋めて歩き易いのでしょうか？

空気が澄んで青空と白い雪山のコントラストが堪りませんね。

雪山の世界、充分堪能させて頂きました
(^｡^)

taka_korin

Re: この時期に平ヶ岳、圧倒されました。
teheさんへ
コメントありがとうございます！
今年は雪がまだ多く残っていたので、残雪期でも歩きやすい状態でした。
お天気にも恵まれ、素晴らしい景色の中を歩くことができました