深山BS~三頭山〜生藤山〜高尾山〜高尾山口(笹尾根縦走)
- GPS
- 14:24
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 2,703m
- 下り
- 3,037m
コースタイム
- 山行
- 13:29
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 14:24
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:京王線 高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口まで 三頭山登山口までは小河内神社BSで下車して麦山の浮き橋を渡るのが 最短ですが、2019年2月よりダムの水量低下により通行不可となっています。 最新情報は東京都水道局のWEBサイトでご確認ください。 https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/topics/20190215-01.html このため、深山橋BSで下車し、深山橋、三頭橋を渡って登山口まで歩きました。 所要時間は早歩きで20分程度でした。三頭橋から先は奥多摩周遊道路と なりますが、バイクのツーリング?コースになっているらしく、制限速度 40キロを無視したバイクが多数走行しています。歩行にはご注意下さい。 ◆三頭山登山口〜三頭山 登山口からすぐに急なのぼりが始まり、途中からは狭い尾根の上りが ヌカザス山山頂まで続きます。危険ではありませんが、かなりキツイです。 日没後に下りで使うのはあぶない。また、濡れていたり積雪があるときは 通行は控えたほうがよいかと思います。 ◆三頭山〜三国山 三頭山、大沢山からの下りは急ですが、それ以降は広い尾根道をゆるやかな アップダウンを繰り返します。槇寄山、丸山、土俵岳などいくつかのピークを 踏みますが、いずれも急坂はありません。ただし、単純に距離が長いです。 ◆三国山〜和田峠 小ピークの急なアップダウンが続きます。 ◆和田峠〜高尾山口 道幅は広く巻き道も充実しています。 人気のコースですが、分岐が多いだけに、ナイトハイク時には ルートを誤らないよう注意が必要です。 和田峠や陣場山の茶屋は夕方には営業終了しているので補給ができません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
|
---|---|
備考 | 水切れた。水場情報は事前確認しておかないと現地で確認は無理。 |
感想
奥多摩湖から高尾山口までを結ぶ、以前からやってみたいと思っていたルートを歩きました。
本当はだんだん標高が上がっていき、コース中最高峰となる三頭山をゴールとする高尾山口スタートとしたかったのですが、三国山以降は未踏ルートである点、三頭山の下りは急坂で、かつ日没後になる点、奥多摩側は下山後のバス・電車の本数が限られる点を考慮して、奥多摩側スタートとしました。
CT18時間強なので、普通に朝スタートだとどう考えても無理です。他の方の記録を見ても、トレランの方がほとんどで普通のハイカーはほとんどいません。荷物を軽量化してCTの7〜8割程度で歩くこと、日没までに陣馬山まで着くことを目標として、高尾山口まではナイトハイク前提とすることで、なんとか日帰りで踏破する計画としました。
三頭山に登るヌカザス尾根は、事前に調べていた通り、急登できつかったです。大汗かきました。三頭山以降の笹尾根は、緩やかなアップダウンがひたすら続きます。難所はありませんが、とにかく長いのでペースアップして歩いていくと、疲労が徐々にたまってゆき、浅間峠につくころにはヘロヘロになってしまいました。
また、水は3L持参したのですが、気温が高かったこともあり消費量が多く、水切れの不安から給水を意識的にセーブしました。そのせいで、やや脱水症状気味で歩き続けることになってしまいました。日野原峠で水場の案内がありましたが、事前確認しておらず、看板が朽ちていたので本当に水が得られるか怪しいとおもいスキップしました。後で調べたら、ちゃんと水は出ているらしかったので、ここで給水できなかったことが、後の行程に大きな影響を与えることになってしまいました。
生藤山に着く頃に水の残量が1Lを切り、残りの高尾山口への行程にはかなり不安がある状況となってしまいました。引き続き給水を抑えて歩き続けたため、かなり疲労しつつ歩くこととなってしまいました。
和田峠か陣馬山の売店で飲み物を補給することを期待したのですが、到着が17時過ぎだったため、両方とも営業終了した後でした。陣馬山到着時点で水の残量は500ML程度。ここで山行中止するか続行するか悩みましたが、続行することにしました。
発汗を抑えるため、巻けるところは全て巻き道使用しました。引き続き脱水症状気味のつらい山行となりましたが、日没後で気温が下がり、日差しもなくなったことで救われました。なんとか高尾山山頂までたどりつき、そこで給水しました。水の有難さを大いに感じました。
結果として高尾山口までたどり着くことができましたが、この判断が正しかったかどうかはわかりません。場合によっては脱水症状で行動不能となった可能性もあるからです。給水については今回の大きな反省点です。必要な水の量をきちんと計画すること、必要な量に加え、非常用の水を持参すること、道中の給水箇所は事前にきちんと確認することを次回以降心がけたいと思います。
高尾山口到着は22:30頃となり、終電間近となりました。巻道使用しなかったら終電を逃していたかも。
今回は自分としてはかなりチャレンジングな山行でしたが、なんとかやり遂げられたので、達成感はあります。しかし、またやりたいかと言われると、1回やれば十分という気がします。また、他の方の記録にあるように、深夜スタートとするのも、帰りの交通機関の時間を気にせずに済むという点では、よいかも知れません。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する