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Yamareco

記録ID: 1856444
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

ユキワリコザクラちゃんに会いに 岩手山御神坂コース

2019年05月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:47
距離
13.2km
登り
1,533m
下り
1,523m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:44
合計
6:44
6:37
6:37
21
6:58
6:59
27
7:26
7:31
39
8:10
8:15
46
9:01
9:01
6
9:07
9:07
4
9:11
9:11
28
9:39
9:39
4
9:43
9:49
27
10:16
10:33
1
10:34
10:34
7
10:41
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32
11:13
11:14
27
11:41
11:42
17
11:59
12:06
12
12:18
12:18
25
12:43
12:44
0
12:44
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口のトイレが故障中のため使用できず。事前に済ませるか鞍掛山登山口のトイレが利用できる。
コース状況/
危険箇所等
笠締付近のガレ場のトラバースだが、一層崩壊が進んだように思う。足場が細ってきているので足元に注意。
その他周辺情報 網張温泉が近い。その他いろいろ。松ぼっくりのジェラードが有名。他にも麓にはカフェや手作りパンの店、蕎麦屋など多数あるので時間があれば寄ってみては。
なんだかどんよりしている。
なんだかどんよりしている。
オオバキスミレ
ナガハシスミレ
わらじ脱ぎ場。
ここまで一時間。ウォーミングアップだ。
わらじ脱ぎ場。
ここまで一時間。ウォーミングアップだ。
大滝展望台。残雪豊富のため、滝の瀬音も威勢がいい。
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大滝展望台。残雪豊富のため、滝の瀬音も威勢がいい。
どうもすっきりしない天気だ。
どうもすっきりしない天気だ。
ん、ショウジョウバカマ?
ん、ショウジョウバカマ?
カタクリ?
突然季節が巻き戻ったかのよう。
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カタクリ?
突然季節が巻き戻ったかのよう。
などと思っていたら残雪出現。今年は量が多いような…。
などと思っていたら残雪出現。今年は量が多いような…。
去年まで雪が無かった場所にもたんまり残雪。…これは…。
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去年まで雪が無かった場所にもたんまり残雪。…これは…。
ユキワリコザクラさんの住処付近。
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ユキワリコザクラさんの住処付近。
咲いてない…。
笠締まで来てしまった…。
今日はまだ咲いていないという結論が出てしまう。
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笠締まで来てしまった…。
今日はまだ咲いていないという結論が出てしまう。
ユキワリコザクラさんに振られ意気消沈。
山頂方向はガスガス。テンション下がる。
2
ユキワリコザクラさんに振られ意気消沈。
山頂方向はガスガス。テンション下がる。
ところが…
次第に晴れてきた。
「登ると晴れる」とは珍しい。
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次第に晴れてきた。
「登ると晴れる」とは珍しい。
鬼ヶ城分岐まできた。
八合目避難小屋が見えた。
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鬼ヶ城分岐まできた。
八合目避難小屋が見えた。
下界は雲海。
雲を突き抜けた感じ。
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下界は雲海。
雲を突き抜けた感じ。
9合目上の残雪も今年は多い。
2
9合目上の残雪も今年は多い。
山頂方向はさらに天気が良さそう。
これは、日頃の行いがw
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山頂方向はさらに天気が良さそう。
これは、日頃の行いがw
お鉢に登る。
なんだか風が強くなってきた。
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お鉢に登る。
なんだか風が強くなってきた。
お鉢の縁は暴風状態。
なんでここだけこんなに風が強いの???
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お鉢の縁は暴風状態。
なんでここだけこんなに風が強いの???
裏岩手と八幡平。
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裏岩手と八幡平。
おや、どうやら山頂は貸し切りのようだ。
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おや、どうやら山頂は貸し切りのようだ。
登頂!
令和最初の岩手山♪
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登頂!
令和最初の岩手山♪
雲海〜。
こっちも。
松尾方面。
今季初だし令和初なのでお鉢を巡って帰ることにした。
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今季初だし令和初なのでお鉢を巡って帰ることにした。
天空の散歩道。
山頂を振り返って。
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山頂を振り返って。
岩手山神社奥宮は今回はパス。
岩手山神社奥宮は今回はパス。
…転げ落ちたら止まらないだろうか。
…転げ落ちたら止まらないだろうか。
ぐるっと一周完了!
ぐるっと一周完了!
またガスが湧いてきた。今のうちに下山開始。
またガスが湧いてきた。今のうちに下山開始。
9合目でラーメン食べようと思ったらガス缶忘れた…。
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9合目でラーメン食べようと思ったらガス缶忘れた…。
ひもじい下山行開始なのです…。
うぉー、パワーが出ない〜。
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ひもじい下山行開始なのです…。
うぉー、パワーが出ない〜。
下界のほうが雪が残っているという逆転現象。
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下界のほうが雪が残っているという逆転現象。
今年の岩手山中腹ではなにがおこっていたのだろうか。
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今年の岩手山中腹ではなにがおこっていたのだろうか。
ますます崩壊が進んだ気がする。足場が細った。
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ますます崩壊が進んだ気がする。足場が細った。
際どい。
このへんも。
浮き石が多いのでうっかりしたら落ちそう。
2
このへんも。
浮き石が多いのでうっかりしたら落ちそう。
たっぷり残った残雪をつないでスピード下山。
登山道を外れているが最後に合流するのは確認済み。
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たっぷり残った残雪をつないでスピード下山。
登山道を外れているが最後に合流するのは確認済み。
シラネアオイ
無事に下山。朝より車の数が倍以上になっていた。はて、そんなに人居たかな。
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無事に下山。朝より車の数が倍以上になっていた。はて、そんなに人居たかな。

感想

ヘロヘロ隊はこの時期、岩手山へ御神坂コースから登るのが恒例だ。
ツートンが毎年ユキワリコザクラさんに会いに行くのを楽しみにしているからなのだが、今年は本人が負傷療養中なので一人で登ってきた。

下界の天気予報は晴れだったが、おもったよりもどんよりした空模様の下登山口を出発する。6時の時点ですでに湿気を感じる。蒸し暑くなるのだろうか。

一人なので黙々と歩く。足元の花に注意してはみるがツートンほどには探せない。カタクリなどの春の花は終わりつつあり、端境期なのか花の数そのものが少ない…気がする。単に目に入っていないだけかもしれないが。

大滝展望台に出る。天気は相変わらずだが景色になにか違和感を感じる。なんだろう? 後から考えると思ったより緑が少ないと思ったのだ。そして残雪が多い。

展望台を過ぎると急に春の花が増える。道の両脇にはカタクリがこの世の春を謳歌し、ショウジョウバカマもまだまだ瑞々しい姿で立っている。季節が一月ほど逆戻りしたようだった。

やがて登山道上に残雪が現れる。毎年この付近には雪が残っているから想定内だが、今年はなんだか雪が多いような気がする。記録的な少雪でGW明けからは気温も高めだったというのに? あ、なんか予感がある。これはユキワリコザクラちゃんには会えない…。

ガレ場に出ると雪は無くなったが、斜面はねずみ色一色で生気に乏しい。予想通り花の姿は見られず、当然ながらユキワリコザクラも咲いてはいなかった。蕾すら見当たらない。ううむ、岩手山の中腹では今年は何がおこっていたのだろうか…。

療養中のツートンにユキワリコザクラの写真を見せて羨ましがらせてやろうと…いやいや、元気をだしてもらおうと思っていたのに…。残念だ。意気消沈だが気を取り直して前へ進む。

落ち込んだ気分を反映してか、ますます天気は怪しくなりついにガスに巻かれてしまう。踏んだり蹴ったりだ。一瞬、帰っちゃおうかなぁとも思ったが、ここまできたら修行と割り切って山頂を踏んでこようと思い直した。

そんな私を哀れに思ったか、それとも天の気まぐれか、鬼ヶ城分岐手前でガスが割れ一気に青空が広がった。こうなると現金なもので「登ってきてよかった」とテンションもあがり休憩もそこそこに一気に山頂へ向かう。

お鉢に上がると強風が吹き荒れていた。右から左から、前から後ろからと風向きも一定しない。なんなんだ、今日の天気は。突風に吹き倒されないように注意しつつ歩みを進め、9時間40分に山頂を踏むことができた。令和最初の岩手山、登頂成功だ。

シーズン初登頂ということでお鉢を巡って下山の途に。
9合目でラーメンを作って食べようと思ったらガスボンベを忘れていて、行動食のビスケットと水で昼食とした。空腹を感じるようなことはないが精神的にひもじい…。

下りは浮石に足を取られ難儀した。まだ雪解けから日が浅く地面が落ち着いていないのかもしれない。何度か転びそうになった。また崩壊地も一層崩壊が進んだような気がする。前の年、なんの問題もなく通れたはずの場所が、少し気をつけないと怖いなと思えるようになっていたり。本格的なシーズンに入る頃には落ち着いているだろうか。

それ以外は特に問題なく順調に下り無事に下山した。目的のユキワリコザクラには会えなかったが充実した山行となった。帰宅後、ユキワリコザクラはまだ咲いていなかったとツートンに伝えると
「これは私にもワンチャンあるな…」
と呟いていたので、怪我が治ったら出撃する気かもしれない。
いいから、早く治しなさいって。

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