金峰山 瑞牆山荘コース −奥秩父の山旅1−

2019年05月17日(金) [日帰り]

• GPS: 08:18
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,243m
• 下り: 1,250m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:18

6:27 県営無料駐車場
6:31 6:31 瑞牆山荘
7:05 7:05 富士見平林道終点
7:09 7:12 富士見平湧水
7:15 7:16 富士見平小屋
7:56 7:56 鷹見岩分岐
8:04 8:08 大日小屋
8:32 8:45 大日岩
9:38 9:39 砂払いノ頭
9:58 10:02 千代の吹上
10:13 10:13 金峰山小屋分岐
10:44 10:44 五丈石
10:49 11:43 金峰山
11:45 11:46 五丈石
12:03 12:03 金峰山小屋分岐
12:11 12:11 千代の吹上
12:20 12:21 砂払いノ頭
13:06 13:06 大日岩
13:34 13:34 大日小屋
13:42 13:42 鷹見岩分岐
14:10 14:14 富士見平小屋
14:14 14:18 富士見平湧水
14:20 14:20 富士見平林道終点
14:44 14:44 瑞牆山荘
14:45 ゴール地点

山域で迷いましたが、ガイドブックに奥秩父西端と書かれてあったこと、多くの方のレコで「奥秩父」となっていたので奥秩父山旅とさせて頂きました。

天候

曇時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山荘近くの登山者用駐車場（無料）

コース状況／危険箇所等

2200m付近から道に雪が残っていますが、切れ切れでアイゼンを使うほどではありませんでした

その他周辺情報

下山後の立ち寄り湯は増富温泉「増富の湯」 820円

写真

5/17 6:27

瑞牆山荘近くの駐車場から出発。平日の朝早くということでガラガラ状態でした（下山時はほぼ満車状態）

5/17 6:31

瑞牆山荘前の登山口。標高1520m。既に兵庫県第一の高峰氷ノ山より高い！ (°°)

5/17 6:31

近くで熊を見たという情報もあるので、熊鈴鳴らします

5/17 6:48

里宮坂を行きます。早くも岩の登場に先の展開が楽しみです

5/17 6:59

出発して30分ほどで尾根に出ました。目前に瑞牆山。素晴らしい！

5/17 7:09

尾根を登って行くと「水場」の看板。立ち寄ってみることに

5/17 7:11

きれいに整備されていました。水も美味しい、下山時に汲んで帰ることにしましょう

5/17 7:15

程なく富士見平小屋に到着。ここから富士山が見えるのでしょうか？曇っていて判りません

5/17 7:20

その先、最初は登り

5/17 7:43

標高2000m付近は苔の森

5/17 7:52

横八丁と呼ばれる山腹巻道を行きます。長い下りがあり標高を稼げません。先は長いです

5/17 8:04

大きな岩から少し下った所にある大日小屋

5/17 8:14

クサリ場に出ました。傾斜は緩く鎖を使用しなくても登れるレベルです

5/17 8:17

石楠花の道（縦八丁）を登ります。蕾み堅し状態でした。この山には石楠花の木が群生しており、花時期はさぞかし見事な眺めでしょう

5/17 8:31

鷹見岩でしょうか？　奥には雪を抱いた南アルプスの稜線が見えていました

5/17 8:32

でかい大日岩。道は右を巻きます

5/17 8:33

すごいスケールの岩壁です

5/17 8:36

まだまだ先は長い。ここらでカロリー補給

5/17 8:46

八丁平への分岐。この辺りから「山と高原地図」の標準コースタイムをオーバーするようになりました。高さに弱いσ(^_^)

5/17 9:19

2200mを超えると道に所々残雪が現れ始めます

5/17 9:45

途切れ途切れの雪なのでアイゼンの必要性は感じませんでした。岩や木を掴んだり、雪のない場所を登るなどで対処。でも悪路なので結構体力消耗します

5/17 9:49

砂払いノ頭に到着

5/17 9:51

ここからは解放感たっぷり。お楽しみの稜線歩きです

5/17 9:52

が、期待していた展望はこのとおり (T_T)

5/17 9:54

行く手に特徴のある山頂が見えました

5/17 9:55

頂上までアルペンチックな稜線です

5/17 9:59

クサリ場あり

5/17 10:07

ハイマツありの稜線を進みます

5/17 10:13

金峰山小屋への分岐点

5/17 10:14

小屋が見えますね

5/17 10:23

アチャー！　ガスってきましたよ (T_T)

5/17 10:40

あと少し...

5/17 10:46

五丈岩（石）横を回り込んで、

5/17 10:51

山頂に到着！　後半ペースが落ち4時間余り掛かってしまいました

5/17 10:51

三等三角点ナデナデ＾＾（点名：金峯 2595.21mm）

5/17 10:53

が、より高い所があるじゃないですか...あれが2599m地点か？

5/17 11:25

ならばと登り、記念撮影

5/17 11:35

岩の上からの眺め。近くの五丈岩が姿を見せてくれません

5/17 11:15

向かいは小川山のようです。瑞牆山は雲の下か見ることが出来ませんでした

5/17 11:15

右下の白いのは残雪か？ではなく、ハウス栽培のようです

5/17 11:48

一時間近く滞在した後に下山開始。振り返り見る五丈石はガスに掻き消されていました

5/17 12:17

ガレ場、なかなかの迫力でした

5/17 13:08

横から見る大日岩。やっぱりでかい

5/17 14:00

下に降りてくると樹間に瑞牆山が望めるようになりました。山頂から見下ろしたかった

5/17 14:11

富士見平のテン場

5/17 14:21

富士見平小屋下にあるみずがき山自然公園への分岐点。明日はそっちに行きますよ

5/17 14:26

登りではパスした「里宮」に立ち寄ることにしました

5/17 14:29

里宮の由緒。金峰山が大峰山金峯山寺と縁があったとは...大峰山の偉大さを改めて実感！

5/17 14:30

里宮神社の祠。少し期待外れの天気にお賽銭少なめ ^^;

5/17 14:43

ヤマボウシでしょうか？　それともオオカメノキでしょうか？　花オンチのσ(^_^)

5/17 14:44

瑞牆山荘に戻って来ました。2500m超の山はかなりハードでした

5/17 16:18

下山後は近くの「増富の湯」に立ち寄りました。ぬるめのお湯は長湯出来る湯でした。ラジウムでお肌もピッカピカ

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Ham⭐

富士山、日本アルプス、八ヶ岳連峰、白山に次いで高い山は？
北奥千丈岳(2601m)に次いで、金峰山(2599m)であることを今の今まで知りませんでした。金峰山の山頂付近は森林限界を超え、岩稜とハイマツを纏った稜線は高山の風格を備えていました。
2600mに成らんとするその標高。翌日登った瑞牆山に比べ400m近くの標高差はダテではなく、高度を感じるキツイ登山となりました。
大した荷物を背負ってるわけではないのに、2000mを超えると息が乱れ始めます。肺が若い頃より500m分弱くなった感がします。
腰の痛みに対し鎮痛剤がこれまでより効かなかったこともあり、夏の遠征に向け不安材料が残りました。

この日の朝は快晴。山頂からの絶景を信じて疑わなかったのですが、登るにつれ雲量が増えていき、辿り着いた山頂ではガス混じりの曇り空。
期待していた大パノラマを眺めることが叶いませんでした。
登り始めで下山する方に何人か会いましたが、山頂で日の出を迎えるぐらいの早立ちの必要があったようです。
ともあれ雨に降られず、暑くもなく寒くもない好時期に山を登れたことに感謝です。ありがとうございました。