記録ID: 186121
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北穂高(涸沢小屋と北穂高小屋泊)【落石、雪崩有】
2012年04月28日(土) 〜
2012年04月30日(月)
Mt_theta
その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 17:33
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 1,923m
- 下り
- 1,940m
コースタイム
1日目
6:50上高地BT-9:45横尾10:05-11:15本谷橋11:33-13:45涸沢小屋
2日目
6:30涸沢小屋-9:30北穂高岳北峰(徒歩1分で北穂高小屋へ)
3日目
北穂高小屋6:30-6:35北穂高岳6:40-8:25涸沢小屋8:45-9:30本谷橋9:40-
10:40横尾10:50-13:30上高地BT
6:50上高地BT-9:45横尾10:05-11:15本谷橋11:33-13:45涸沢小屋
2日目
6:30涸沢小屋-9:30北穂高岳北峰(徒歩1分で北穂高小屋へ)
3日目
北穂高小屋6:30-6:35北穂高岳6:40-8:25涸沢小屋8:45-9:30本谷橋9:40-
10:40横尾10:50-13:30上高地BT
天候 | 1日目:超晴天! 2日目:晴れ、夕方から高層の雲による薄曇り 3日目:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本電鉄 松本4:45-新島々5:08 バス 新島々5:20-上高地6:25 復路 バス 上高地16:00-新島々17:05 松本電鉄 新島々17:24-松本17:53 スーパーあずさ 松本18:35-新宿21:06 松本〜新島々〜上高地は、往復乗車券が4400円です。 松本駅では、JRと松本電鉄は間に改札がないのでそのまま松本電鉄に乗り 新島々駅で、往復乗車券を買えばOKです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 北穂の登り 涸沢から北穂高岳間で、落石2回と表層雪崩が発生しました。 落石はいずれもAM8:30頃です。 1回目は、南陵が崩落し、20〜30個程の岩石がゴルジュ付近の登山者を直撃。 (近くにいた方によると2名に当たり1名は頭部をケガされたそうですが自力で歩行できたとのこと) 2回目は、私がインゼルを少し過ぎた当たりで北穂北峰から30cmくらいの石が 斜度30度の斜面を時速20〜30kmで駆け下ってきました。 その石は同行者の1m脇を駆け抜けていき、よけた私も転倒して数m滑落しました。 (前の日に滑落停止訓練しておいて本当によかった) 午後には、シャーベット状になっておりピッケルも効きにくくなっていたようです。 (ストックとピッケル併用された方もいました) ○ 北穂の下り 曇りだったこともあり、アイゼンはよく利きました。 但し、前の日にシャーベット状になったものが、寒さで締まった状態なので トレースがボコボコしていましたし、表面だけがサラサラしているので アイゼンが刺さらない箇所もありました。 これからの季節は寒暖が連続してクラスト化していく可能性もありますが 落石や雪崩を考えると、早朝のアタックがベターだとおもいました。 (この日も上高地から一日で来たという15時頃到着の方もいらっしゃいましたが・・・) docomoの電波は、涸沢では入りませんでした。 北穂高小屋では(室内でも場所によれば)バッチリ入りました。 温泉は、小梨平キャンプ場にあるお風呂(14時〜、500円) |
写真
撮影機器:
感想
北穂高小屋が好きになりました。
北アルプスとは思えないこじんまりした大きさ(30〜40人も泊まれば満室?)
料理もおいしく、何よりご飯の炊き方が上手でした。
夜も、一緒の登山客の方と談笑できました。
吊尾根でビバークした経験があるおじさんもいらっしゃり(・・;
そーいや、帰り道、本谷橋で話したのanbyさんじゃだったような・・・
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訪問者数:4581人
こんにちは。
1日目と2日目はほぼ同じようなタイミングで涸沢や北穂に登っていたのかなと推察します。
2日目の落石ですが、私は下っている最中に見ました。
右前方から崩れ、結構な勢いで岩が転がり、人間がスローモーションのように避けようとしていましたので、いかに落石のスピードが速いか目の当たりにした感じでした。
足にケガをされた方は付き添われながら下ったみたいでした。
避けようがないとは言え、やはりこういう危険もあるのだなと再認識した山行でした。
お互い、今後も気をつけながら山を愉しみましょう!
コメントありがとうございます!
そして歩きやすいトレースを作っていただき助かりました
おかげで安心して登ることができました。
落石は脚に当たった方もいらっしゃったんですね。。。
自力で歩くことができたようで何よりです。
南陵が崩落したときの『パキーン』という音、今でも記憶に新しいです。
二回目の方の私に向かってきた落石では
意外と冷静に軌道を見極めてよけることができました。
音がしないまま落ちてくるのが不気味でしたが。。。
前を行く方の『らーく』のおかげで早く気づいたわけで
だれもいなかったら危なかったとおもいました。
疲れてるからと下を向かず前を見て登ることが大事ですね。
水色のヘロヘロ号 s3214です。
お互い登れて、無事に帰ってこれてよかったですね。
こっちのザイテンではペットボトルの滑落ぐらいでしたが、怖いですね。
北穂高に行きたくなりますね
山荘のごはんがおいしい!というのが気になります♪
そして、槍サマどどーんと背景の写真、素晴らしいです
奥穂ではジャンダルムがドーンです。ぜひ今度いってみてくださーい
雪の涸沢、北穂、気持ちよさそうでしたね
でも雪崩、落石、滑落停止練習、私には×××
夏か秋にします
おつかれさまでしたー。
筋肉痛は大丈夫ですか?
北穂高小屋はアットホームな感じがステキ。
連泊する常連さんがいるのも納得です。
奥穂高は二度いったことがあります。冬はまだですけど。
僕にとっては登山の考え方が変わった思い出の場所。
(↓もしよかったら読んでください)
http://www.yamareco.com/modules/diary/3160-detail-24585
http://blog.goo.ne.jp/chihiro721_july/e/1256f7256ebf21d8af5bfc5eba88a2fa
今年も9月になったら慰霊にいこうとおもいます。
こんばんわです!
涸沢往復だけだともったいないっす!
ぜひ槍ヶ岳とか上高地とか笠ヶ岳や常念を見下ろせるとこまであがってほしいです!
雪山は雪崩、落石ののリスクこそありますが
歩きやすさとか膝への負担は断然いいですねー。
昨年の5月に奥穂高の山頂に立ちましたが、下山時はすべて尻セードでした。雪がやわらかくてアイゼンがまったく効きませんでした。写真見ると、下りに時間がかかったのがわかりますね。
落石にであって大変でした。何事もなく良かったですね。
大昔ですが、剣の八峰の岩場で小さな石がヘルメットをかすめていきました。あたったらヘルメットに穴あいて死んでたかもしれません。
仲間の一人は冬の硫黄尾根でセッピ踏み抜いて滑落、言おう沢で三回の捜索で彼の遺体を発見し、シュラフに収容して大町まで運びました。荼毘にふした夜、みんなで泣きました。いいやつがいっちゃうだよね、悔しかったですね。
こういう体験持つと、山への思いもより深いものになるでしょう。
いいレコと、日記ありがとうございます。
こんにちはです!
最近山仲間の話きいてると落石とか雪崩とか
あるあるネタになりつつありますが、
ヤマレコではちゃんと記録の一つとしてしっかり記さないといけないですよね
雪のコンディションは一日の中でも違うし
明日になればもっと違うし、難しいです。
3日目の涸沢〜横尾間ですれ違っていますね!
別行動のanbyさんとも!
下り45分でかっとんでいるからなぁ・・・全く気がつかなかった・・・
山行記録は後ほど。
やっぱり本谷橋で話したのanbyさんですよね
めちゃ他人行儀で会話してました
だってスーツじゃないんですもん
ちなみから沢から横尾の間すれ違った方全員と挨拶したので
絶対言葉交わしてるはず!
Mt_thetaさん、はじめまして!
新宿から上高地までのアクセス、もろかぶりですね
しかも本谷橋での写真、一番手前の左の青のアウターは私です
凄いニアミス!
雪崩は北穂からの下り途中で目撃しました。
規模は小さかったですが、サーッと川の流れのような音とともにゆっくりと5分ぐらい続いていてなんとも不気味でした
帰りはあずさを利用したんですね。羨ましい!
私は節約で、延々と鈍行で帰って来ました
はじめまして。書き込みありがとうございます。
・・・だんだん引き離されていったわけですね、ぼくら
我々は北穂高小屋に一泊したのですが、
ぜひ泊まっていただきたい場所です。
(今回はみられませんでしたが)夕陽も朝日も綺麗なんだそうです。
ビールを2本くらい我慢すると特急券になるんだなぁ
とおもったらあずさに乗る方が勝ちました(笑)
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