茶臼岳と朝日岳と三斗小屋温泉煙草屋旅館
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 885m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
〔2日目〕8:30三斗小屋温泉旅館→11:00姥ケ原→13:40ロープウェイ駅到着
天候 | 1日目:快晴 2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宇都宮→黒磯(東北本線宇都宮線)およそ60分 黒磯→那須ロープウェイ(東野バス)およそ60分 山麓駅→山頂駅(ロープウェイ)およそ4分 (復路は同じ行程を戻るのみ。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ロープウェイ駅〜茶臼岳 雪渓は1箇所あり。登山靴なら問題なし ■茶臼岳〜朝日の肩 雪渓が数箇所あり。アイゼンは不要 ■熊見曽根〜隠居倉 雪渓を登る箇所あり。ストックがあればアイゼンは不要 ■隠居倉〜三斗小屋温泉旅館 前半の尾根に残雪あり。踏み抜くと下は空洞になっているので注意が必要。 尾根から右に外れて下っていく道は雪に埋もれて道は見えず。 踏み跡もなく,木の枝に赤テープなど目印もなし。 |
写真
感想
〔1日目〕
積雪期のコースタイムはガイドブックに掲載がなかったので
念には念を入れて自宅を始発電車で出発!
黒磯駅でJちゃんと待ち合わせです。
東野バスは2日間有効のフリーパスを買うと
ロープウェイまでの往復運賃2600円が2500円になるので
それを黒磯駅前の東野バス事務所で購入しました。
9時すぎにロープウェイ乗り場に到着すると,
GWということもあって,ロープウェイを待つ人はかなりの人数です。
臨時便も出たので99時半には山頂駅に到着することができました。
ロープウェイを出てすぐに雪渓が登山道を少しまたがった箇所があり,
好天でその雪がぐずぐずになっていたために,
行楽でやってきた登山靴以外の方は難儀しているようでした。
雪渓を通り過ぎると,茶臼岳山頂までは
火山らしい岩と石の斜面を登るだけ。
アイゼンはまったく必要ありません。
茶臼岳からはお釜をぐるりとまわって朝日岳へ。
途中の峠の小屋付近は「風の通り道につき強風に注意,強風で遭難する人もいる」とのこと。
この日はまったくそんな気配はなかったのですが,
天候によってガラリと状況が変わるのが山の恐ろしさだと再認識しました。
峠の小屋から朝日岳までの道はいくつも雪渓を越える場所がありました。
結局アイゼンは一度もつけませんでしたが,
小屋で一緒になった方は,軽アイゼンをつけてで渡ったということでした。
朝日岳はまるで地獄にある針の山のような姿。
途中に鎖場もあり,茶臼岳のような軽装の人はひとりもいません。
朝日岳手前で15分ほど食事休憩を取り,朝日岳山頂にさくっと登ったら
すぐに三斗小屋温泉に向かいました。
隠居倉までの道には,雪渓を越える箇所がいくつかあり,
アイゼンはつけませんでしたが,ストックがないと歩きづらい状態でした。
隠居倉山頂の道しるべが示すとおりに
三斗小屋温泉方面に下りていくと
尾根には,かなりの残雪・・・。
しかもその下が空洞になっていたので踏み抜かないように慎重にすすみました。
尾根を進むと途中に右手に降りる道があり,
そのかどには「63」番の表示がありました。
道標はありませんが,斜面に沿うように鎖の手すりが設置されています。
雪で滑らないように斜面を慎重に降りると,
あとはまばらに木が生えた谷間が東面にむかって広がるばかり。
やがて踏み跡もなくなり,まわりに赤テープのしるしもありません。
道を間違えてしまったかと思い,隠居倉に戻って道を再確認していたら,
隠居倉で三斗小屋温泉に向かうご一行に出会うことができました。
そのご一行に連れられて先ほどの谷間を20分ほど下ると
やっと三斗小屋温泉の沸き出る場所に到着。
持参しているジャガイモをそこで茹でるというそのご一行とお別れして
さらに谷間を下って15時半頃に三斗小屋温泉煙草屋にたどり着きました。
三斗小屋温泉リピーターのご一行に出会えて本当に良かった・・・。
積雪期は,隠居倉からの尾根を外れると
目印のないところを下ることになるので
上級者以外にこのルートはおすすめできません。
煙草屋旅館は名物の露天風呂が混浴のため
15時から17時までが女性タイム,
15時半には夕飯です。(早すぎる・・・)
夕食をすませると時間をもてあまし,
21時の消灯すら待てずに20時頃には早々と就寝しました。
今思えば,夜がふけてから再度露天風呂に行ってみればよかったなぁ。
〔2日目〕
1日目に道なき道を歩いたことですっかり弱気になった私たちは
1日目に出会ったご一行にお願いして
茶臼岳までの道のりを同行させてもらうことにしました。
姥が原手前の分岐では,道がすっかり雪に埋もれており,
進むべき方向を間違えて少し引き返すなどしましたが,
なんとか姥が原に到着。姥が原から望む茶臼岳は
無間地獄から湯気がもくもく立ち上っていて本当に見事でした。
峠の小屋手前でご一行とお別れし,帰りはロープウェイに乗らず,
ロープウェイ山麓駅まで歩いて下りました。
山麓駅までの登山道で,肩に猫を乗せたカップルに遭遇。
不思議な光景でした・・・。
山麓駅から黒磯駅までは那須の観光地を抜けるので
GWの渋滞で15分ほど余計にかかりましたが,
14時15分には黒磯駅に到着!
時間に余裕を持って帰ることができました。
今回の山行は,残雪が登山道を隠してしまうという怖さを
思い知りました。
もう少し慎重に計画をたてるべきだったかもしれません。
しかし,足をのばして泊まりにいった三斗小屋温泉は
明治2年に建てられただけあって鄙びた趣きがあり,
わざわざ泊まりにいく価値あり!!です!
次に行くときは,大黒屋に泊まってみたいな。(^_^;)
そして,今回登頂を見送った三本槍に登りたいです。
名前も伺えませんでしたが,同行させていただき,
おやつまでいただきましたご一行様,
本当に本当にありがとうございました!!!
今回最後まで楽しく歩くことができたのは,
ご一行様のおかげです!
おっ♪Jちゃん だ(^O^)
天気良かったよね!食事美味しそう。時間早すぎだけど(笑)
次回はテントですかね?どこかでコラボしましょうね♪
早くテントデビューしたいですっ!!!
コラボしよー!!
久々のレコだね。待ってたよ!
那須岳は紅葉の季節もお勧め。
温泉もあって良い山だよね〜
Jちゃんって八王子のJちゃん!?
すごく楽しかったよ!
変化があって面白い山だね!
Jちゃんも元気でした〜!
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