信州峠-横尾山-飯盛山-野辺山

2012年05月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 16.1km
• 登り: 851m
• 下り: 968m

コースタイム

信州峠 0712-0726
横尾山 0829-40
大串牧場分岐 0847
豆腐岩 0904
ロープ有。間違いに気づいて引き返す0913
尾根へ戻る 0921
コル手前1670m付近0925-34
槍 0959
槍/三ノ沢ノ頭コル1013
三ノ沢ノ頭 1030
三ノ沢ノ頭北1640m付近 1040-48
三沢分岐(十文字峠) 1104
飯盛山・平沢峠分岐1133
飯盛山 1139-51
平沢山 1202
滝分岐 1215
平沢峠 1221
さかさ柏 1239
JR最高地点 1254
野辺山 1327-52JR
信濃川上 1401-05タクシー
信州峠 1420-30

天候

曇り時々晴れ。気温非常に低く、北風が冷たい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

信州峠は7,8台は駐められそう。
車回収に野辺山からJR、
信濃川上から川上観光タクシー(0267-97-2231)で約15分3000円位

コース状況／危険箇所等

大串牧場分岐以東、十文字峠以西は一般登山道であり、問題なし。
大串牧場分岐〜豆腐岩と槍〜三ノ沢ノ頭までは目印がまずまず十分。
三ノ沢ノ頭〜十文字峠は牧柵に沿って歩くので大丈夫。
鞍骨山近辺は道は一見明瞭ですが要注意。
夏草が繁るこれからの時期は1ランク難度が上がるかも。
なお、ルート図は豆腐岩〜飯盛山間は携帯のGPSデータなので正確だと思います。
平沢峠〜JR最高地点間は推定で描きました。
(反対向きの場合は車道からの入口を見つけられないのではないかと思います)

写真

瑞牆山と金峰山

遠く富士山

白峰三山と仙丈甲斐駒

横尾山にて

境界見出標、地面の境界標と目印が頼りになる

豆腐岩

ヤマエンゴサク

鞍骨山から横尾山、遠く瑞牆と金峰

見にくいですがロープまで張ってある手の込んだ道です。シャトレーゼスキー場方面でしょうか

多分、豆腐岩〜三ノ沢ノ頭間で唯一の指導標

金峰方面、雲に隠れる

八ヶ岳方面。展望可能になるが雲の中

柵の出入口の表示

飯盛山方面

色々書いてありますが逆方向の人のためです

スミレ街道

スミレ街道

スミレ街道

飯盛山目前

飯盛山から歩いてきた山々

八ヶ岳、雲が晴れつつあります

男山・天狗山

この花が判りません

野辺山方面の展望

シシ岩です。

さかさ柏と、そのいわれ

シシ岩からここまで指導標ありましたが、ここだけはない模様。逆コースだと入口が判らないはず

JR最高地点。昨年の県界尾根山行と接続

南八ヶ岳、全容を現す

野辺山天文台。奥に金峰

灯明の湯から輝く赤岳・横岳

感想

kamuishiri

日本海太平洋横断の足跡を自宅までつなげる計画の一環。

朝7時過ぎ、信州峠は案に相違して既に2台ほど駐車あり。
寒いが天気は良く、最初は瑞牆山、金峰山、富士山、南ア北部もよく見えた。
足下にはスミレの他、ヘビイチゴ、若干のヒメイチゲが咲く。
しかし、横尾山山頂に近づくに従い、雲が急速に多くなり、北岳等は隠れてしまい、
瑞牆、金峰等も怪しくなる。
横尾山山頂を過ぎても大平牧場分岐までは指導標十分。
そこからも境界見出標、地面の境界標赤テープなどが不足しない程度にはあって、
大体問題ない。
しかし、この「問題ない」等と考えたのは、イコール油断していたということ。
豆腐岩を越えて少し行く諸先輩方が尾根を外した場所。気をつけていたにも関わらず、
木と塩ビパイプで作った巣箱らしき物体が出きたのに気を取られて間違える。
妙に見晴らしの良い場所(多分鞍骨山)を過ぎると、ロープが出てきたので、
尾根の方向を確認したら、なんと北西へ向かっている。
引き返して右に下る道を探していると、果たして踏み跡があったので少し下ると、
またこれがただの獣道で、目指す尾根はもう少し南にあるのが見えた。(泣)
険しい地勢でもないのでそのままトラバースして無事正規ルートへ戻ったが、
情けない。

その後は、槍、三ノ沢ノ頭と、アップダウンを重ねていく。三ノ沢ノ頭からは南側に柵が
出てきて、間違いようがないのはともかくどうやって越えるか心配になったが、
出入口があった。しかし標識は地面に落ちているし、草が茂ってくると判りにくいかも。

十文字峠から飯盛山東までは、見事にスミレ街道となっていて素晴らしい。
(飯盛山近辺ではスミレの他、ヘビイチゴ、サクラソウ、タカネザクラなどが咲いていた)
横尾山山頂手前で2人とすれ違ってから、後は飯盛山まで誰にも会わなかったが、
飯盛山に来ると急にあきれるばかりに人が増える。吹きさらしで寒いのもあって
少々無愛想になったかもしれない。
この頃になると、八ヶ岳方面の展望は好転してきたようだ。
この分だと13:52発野辺山発の列車に乗れるだろうと考えながら、平沢山を経て平沢峠へ。
平沢峠から車道歩きのつもりでいたが、しし岩へ行ってみると、車道の少し上に
そこそこ踏まれた歩道があるのを見つけたので行ってみた。この歩道はじきにゴルフ場敷地内へ
入るが、道標も出てきて無事JR最高地点へ導かれた。
(ただし反対向きの場合は入口を見つけられないのではないかと思う)
JR最高地点から線路沿いの道を約30分で野辺山駅。信濃川上まで小海線に乗り、タクシーで車回収。

気温が低く、予定より大分早めにこなすことができたし、スミレに囲まれて楽しい山行だった。
しかし、こうなってくると、昨年秋に膝痛により途中で中断した、みずがき山自然公園と
信州峠の間の未踏区間がなんとも中途半端である。