平ヶ岳 〈百名山74〉9歳長男と(日帰り最難関)
- GPS
- 11:53
- 距離
- 27.0km
- 上り
- 1,873m
- 下り
- 1,875m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:53
天候 | 曇り一時雨 のち 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路線バスはあるが超健脚者でないと日帰りは困難。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 鷹ノ巣登山口にある。鍵はかからないポスト。 ■道の状況 湿地の多い山なのでぬかるみが多いが木道が多く整備されている。 大木の倒木が多く登山道を塞いでいる箇所が何ヵ所も。 ヤセ尾根は強風の時以外は特に問題ないでしょう。 |
その他周辺情報 | ■飲食店 駐車場から数分福島県側に行くと「山ん中」という喫茶店がある。 駐車場から数分奥只見湖側に行くと「清四郎小屋」があるが自販機程度。 ■温泉 福島県側は、燧の湯、駒の湯、アルザ。 奥只見湖側は、銀山平にあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
長男との日本百名山74座目。
桧枝岐側から鷹ノ巣登山口へアクセス。
長い道のりだった・・・
この日は平ヶ岳の開山日。
登山者もいつもより多いと予想。
日が長く遅れても日没にはなりにくい時期。
今までの山行で平ヶ岳挑戦権を得たと勝手に思い込む。
何より、日帰りで行ける山がもうほとんどない(泣)
ということで、平ヶ岳にやってきた。
3:15に起床して4:00ジャストに登山開始。
ヘッデンを灯して林道を歩き始め、沢を渡ったところで十分明るくなった。
林道が終わると急登が始まる。
ヤセ尾根、急登と早朝の寝起きの体には応える。
雲はかかっているものの、どんよりとした雰囲気はなく、東の空は明るくて太陽の光が輝いている。
雨の心配はほとんどなさそうだ。
ロープが垂れている急登をいくつも登ると下台倉山に到着。ここまではゆっくり体力を温存しながら登った。
下台倉山から台倉山に向かう時は復路で泣きが入りそうな坂を下って行く。
細かなアップダウンを繰り返していくと、三角点があり見晴らしの良い台倉山に到着。
ところどころ青空が出ているので、山頂での眺望を期待しよう。
白沢清水は湧いているものの、天然の状態になっているので、非常用としてしか使えない水だ。
そこから少し行くと姫池までの急登が始まる。
あわてず焦らずゆっくり登る。
途中で雨降り、風も冷えるのでカッパを装備。
姫池に到着すると休憩所がありたくさんの人が休んでいる。
しっかり休んでから平ヶ岳山頂へ。
山頂三角点には、スパイダーマンが登頂していた。
外国の方だったが日本語が喋れたので、どうやってきたのか聞いてみたら、
やっぱり蜘蛛の糸で飛んできたらしい(笑)
平ヶ岳登頂。
日本百名山74座目。
最高地点も行くことに。
風が冷たいのですぐにその場を後にする。
たまご石は非常に悩んだが、
長男は体力を温存して下山に備えたいという。
たまご石方面から来た人は、残雪がまだ多いと言って引き返してきていた。
長男の日本百名山挑戦だし、長男が行かなくていいというならやめることで決断。
姫池で大休憩を取ってから下山開始。
お昼の時間にかけて雲が上がって行く。
下山途中に、平ヶ岳山頂が少し見えたし、越後三山方面が見渡せ、先々週に登った越後駒ヶ岳を望むことができた。
片や尾瀬方面は終日どんより雲で燧ケ岳山頂を拝むことはなかった。
下山最初は快調に歩を進めていた長男だが、
少しずつペースダウン。やはり足に疲れが溜まってきたようだ。
後続にバンバン抜かれ始める。
マイペースで行こうと、声をかけて大好きな自然観察をしながらの下山に。
鳥の声を聞き、トンボと戯れ、水場で休んだり。
それでも下台倉山で足が売り切れ状態。
わたしもかなり体力を削られていた。
急な岩場を慎重に、ヤセ尾根にビビリながら、ゆっくりと下山していく。
疲労感が強い中、大自然に包まれた中、のんびり休憩していた時間がなんとも言えない。
森の中に入って行くとあと少し。
沢で顔を洗った時、頭にずらしていた眼鏡が沢の中に!(焦)
とっさに沢に手を突っ込むと、幸運にも眼鏡に手がかかった!(喜)
長男、なにやってんの(呆)
おっさん、シュン(悲)
林道をてくてく歩いて下山。
登山バッジを清四郎小屋に買いにゆき、桧枝岐方面から帰路に着いた。
途中、眠くて20分の仮眠を2回とって、なんとかその日のうちに帰宅。
鷹ノ巣登山口からの平ヶ岳ピストンが
日帰り最難関と言われる所以が実際に歩いてみてよくわかった。
ただ長いだけではなく、急登で始まる登山道であることで、
体力、技術、メンタルの全てがある程度のレベルまで達していないと、まともな登山にならない。
特に下山が。
道中、たくさんの方々に長男を褒めていただいた。
ただただ感謝。
褒めてもらえる数で登っている山がどれだけ大変なのかもわかってきた長男も、この鷹ノ巣からの平ヶ岳がどれほど大変のものなのかも理解でき、下山後は自信になったようだ。
今年はキツイ山行ばかり。
この自信を胸に、また山に登らせてもらおう。
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