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Yamareco

記録ID: 192401
全員に公開
ハイキング
近畿

生駒山系 横小路コース(箕後川)を経て、平群櫟原への道 (大阪側)

2012年05月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:11
距離
8.8km
登り
661m
下り
577m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
廃道歩きです。
浮き石で足を取られて怪我をしたくなかったので沢歩きを避けて、出来るだけ山の踏み分け道を歩くようにしました。
そのため、左岸にある仏像や雄滝を見ることなく登っています。
山は笹藪がすごいですが、まだ、何とかかき分けて進める太さです。
成長してこれ以上太くなり密生すると漕ぐことが出来なくなります。
所々イバラがあり、見落とすととても痛い思いをします。服に穴が開く事もあります。御注意を。
東大阪市横小路町
大賀世(おおがせ)神社
東大阪市横小路町
大賀世(おおがせ)神社
ひどいです
最初はこんな道
最初の砂防ダム(本当は下から2番目。1番目のダムは薮で登山道からは見えません。)
左岸から巻き上がります
但し道はありません。自力で何とかします。
最初の砂防ダム(本当は下から2番目。1番目のダムは薮で登山道からは見えません。)
左岸から巻き上がります
但し道はありません。自力で何とかします。
次の砂防ダム
最初の砂防ダムの上からすぐに河原へ下り、渡河(赤テープを両岸につけた)して、右岸の道から越えます。
次の砂防ダム
最初の砂防ダムの上からすぐに河原へ下り、渡河(赤テープを両岸につけた)して、右岸の道から越えます。
まさかのハンガーノック
雌滝を見ながらおにぎり
1
まさかのハンガーノック
雌滝を見ながらおにぎり
一時期、登山道に整備された頃のなごり
1
一時期、登山道に整備された頃のなごり
右側 蔓が被さり読めません
真ん中 下照大神
左側 白龍大神
右側 蔓が被さり読めません
真ん中 下照大神
左側 白龍大神
二股右へ
左岸へ渡った後少しの間
川を歩きました
二股右へ
左岸へ渡った後少しの間
川を歩きました
濡れないように注意して川を歩きます
濡れないように注意して川を歩きます
まっすぐ行くのが国土地理院の地図
(地図では左岸の斜面に道があることになっていますが下からは見えません)
ここで左の谷の右岸へ上がる
まっすぐ行くのが国土地理院の地図
(地図では左岸の斜面に道があることになっていますが下からは見えません)
ここで左の谷の右岸へ上がる
しばらく谷沿いに竹藪を歩きます。
広い道です。
この紐をつけにどこから来たんだろう?
しばらく谷沿いに竹藪を歩きます。
広い道です。
この紐をつけにどこから来たんだろう?
赤のビニールテープ。
これを見たら川岸へ下りてすぐ先でまた右岸斜面へ
赤のビニールテープ。
これを見たら川岸へ下りてすぐ先でまた右岸斜面へ
紫の紐。
ここは左岸。
ここから少しの間川の中を歩く。
紫の紐。
ここは左岸。
ここから少しの間川の中を歩く。
今日最後の砂防ダム。
左から巻き上がる。
道は無いのでてきとうに。
今日最後の砂防ダム。
左から巻き上がる。
道は無いのでてきとうに。
左岸の河原にペットボトル
このすぐ横の尾根から上がる
左岸の河原にペットボトル
このすぐ横の尾根から上がる
ペットボトルから少し先の左側の尾根。
人工の石積。
これに誘われて登ってしまい、途中で引き返しました。
ペットボトルから少し先の左側の尾根。
人工の石積。
これに誘われて登ってしまい、途中で引き返しました。
ペットボトル横の尾根に取りついてすぐ。
この薮がずっと続きます。
途中からつづら折りの古道になります。
ペットボトル横の尾根に取りついてすぐ。
この薮がずっと続きます。
途中からつづら折りの古道になります。
管理道まであと10m弱。
向こうの様子は全く見えない。
左右とも巻けないほどの急斜面。
持ってきた道具で正面突破。
管理道まであと10m弱。
向こうの様子は全く見えない。
左右とも巻けないほどの急斜面。
持ってきた道具で正面突破。
ここから管理道に出ました
ここから管理道に出ました
この穴から入り、すぐ左上の尾根の上に登ります
この穴から入り、すぐ左上の尾根の上に登ります
この白い木の前から縦走路に出ました
この白い木の前から縦走路に出ました
昔はここから一度谷へ下り、再び向かいの山を巻き上がって櫟原へ行く道が続いていたようです
昔はここから一度谷へ下り、再び向かいの山を巻き上がって櫟原へ行く道が続いていたようです
調べてみるとこちらからも同じルートに合流するようなのでちょっと行ってみます
調べてみるとこちらからも同じルートに合流するようなのでちょっと行ってみます
桜の木の後ろに小径が続いています
桜の木の後ろに小径が続いています
手入れをしないとあと数年で道は無くなりそうです。
手入れをしないとあと数年で道は無くなりそうです。
分岐右へ行きました
左へ行くと池でしょうか
分岐右へ行きました
左へ行くと池でしょうか
左は鉄塔
右へ行ったが薮で行き止まり
下へ行ったが薮が増えてきて引き返し
但し、途中に分岐、黄テープあり。巡視路か?
右へ行ったが薮で行き止まり
下へ行ったが薮が増えてきて引き返し
但し、途中に分岐、黄テープあり。巡視路か?
鉄塔の下をくぐりまっすぐ行くも谷で引き返し。
帰宅後GPSデータをカシミールで見てみるとここから右斜めに尾根を下りる道があって櫟原のトンネルまで行けるみたい
鉄塔の下をくぐりまっすぐ行くも谷で引き返し。
帰宅後GPSデータをカシミールで見てみるとここから右斜めに尾根を下りる道があって櫟原のトンネルまで行けるみたい
信貴スカイライン横の歩道を通って近道。
右横には近鉄の私有地の広場がある。
信貴スカイライン横の歩道を通って近道。
右横には近鉄の私有地の広場がある。
東大阪市立野外活動センター管理棟
飲料水が無くなったので寄り道
500mlペットボトル¥150円
コーヒー、ビールもあります。
東大阪市立野外活動センター管理棟
飲料水が無くなったので寄り道
500mlペットボトル¥150円
コーヒー、ビールもあります。
ちょっとテントの中をのぞいてみます。
ちょっとテントの中をのぞいてみます。
猪の攻撃にも耐えられるか?
入り口の三重ファスナーを開けた内部。
綺麗で快適そう。
猪の攻撃にも耐えられるか?
入り口の三重ファスナーを開けた内部。
綺麗で快適そう。
あれ?
六万寺コースの旧道が入りやすくなっているぞ?
あれ?
六万寺コースの旧道が入りやすくなっているぞ?
冬は背が高い笹に覆われて歩きにくかったんです。入り口に柵が放置されていたので、有志の方が刈ったのかも。
冬は背が高い笹に覆われて歩きにくかったんです。入り口に柵が放置されていたので、有志の方が刈ったのかも。
六万寺谷への接続箇所も冬にはなかった道ができている
六万寺谷への接続箇所も冬にはなかった道ができている
涸れ谷の上の方でタケノコ掘り?
手鍬をお持ちのようです。
涸れ谷の上の方でタケノコ掘り?
手鍬をお持ちのようです。
こうなっては美味しくありません
1
こうなっては美味しくありません
タケノコ掘りの跡です。
山を崩して掘っています。
このやり方をすると山が崩れて荒れてゆきます。
やめて欲しいなといつも思っています。
(先程の方とは関係ありません)
タケノコ掘りの跡です。
山を崩して掘っています。
このやり方をすると山が崩れて荒れてゆきます。
やめて欲しいなといつも思っています。
(先程の方とは関係ありません)
イバラで服があっちこっちほつれてしまいました。
イバラで服があっちこっちほつれてしまいました。

感想

昔、新聞折り込みの地域情報紙に横小路(箕後川)を上る道が紹介されたことがあり、一時、登山者も増えて横小路コースとして整備(当時は登ってもどこへも行けないというウワサや石碑で行き止まりというウワサが)されましたがアクセスの悪さもあり、今はほぼ廃道です。
今回歩いた道のうち、何処までが横小路コースとして整備されたのかはちょっと分かりません。

今回は子供の頃に横小路の谷から平群へ行く道があると聞いた話と、戦後間もない頃の資料をもとに道を探し出しました。

低山、谷間のルートファインディング、薮漕ぎ力が試されます。
もしGPSがあれば現在位置の大まかな把握には大きな助けになります。

今回私は、薮漕ぎ中装備プラスアルファの装備で臨んでいます。中装備が何かは山で出会った時に見て下さい。


大賀世神社〜最初の砂防ダム
比較的幅の広い道をゆくと右手にダムの上の河原へ下りる道あります。ロープを跨ぎ、河原へ下りましたが、笹薮がすごく、堰堤を見ることが出来ませんでした。

〜2番目の砂防ダム(登山者にとってはこれが1番目のダムになります)
ダム下までは多少の薮こぎはありますが、道ははっきり分かります。
このダムは左岸から巻きます。道はありません。滑りやすい急斜面をてきとうに登ります。

〜3番目の砂防ダム(登山者にとってはこれが2番目のダムになります)
2番目の砂防ダムの堰堤を越えるとすぐ河原へ下ります。
渡河ポイント分からず、河原に散乱するゴミを辿りながら歩くと赤テープ。誘われるままに対岸へ渡り、3番目の砂防ダムの手前で右岸をよじ登るとはっきりとした道が現れました。何処で渡河すればこの道に出るのか確かめるために道を辿って引き返し、渡河場所の両岸の木に赤テープを巻き付けました。

〜下照大神の石碑
ダム湖を過ぎても出来るだけ右岸の踏み分け道を薮漕ぎで歩いています。どうにも道が無い所は仕方無く川に下りて濡れないように行きました。そのため、このコースの目玉の仏像を見ることは出来ませんでした。
石碑へは一旦、川へ下ります。

〜二股
右岸を行ったり、川へ下りたり。

〜分岐
二股を右へ入り、右岸へ上がる。しかしすぐ諦め、川歩き

〜今日最後の砂防ダム
分岐からすぐ右岸の竹藪に上がる。川に沿って竹藪を歩く。
左に谷筋が現れたら川へ下り、このあと川→右岸→左岸(紫の紐)→川→砂防ダムの手前で右岸から巻き上がる(道が無いのでてきとうに)。

〜左岸の河原にペットボトル
ダムを越えて河原近くまで下りると左岸の河原にペットボトル

〜管理道まで
ペットボトルの前を通り過ぎ、すぐ先の分岐でこれぞと思う尾根に取りつくがここは間違い。しばらく薮漕ぎで登ったが、GPSで間違いを確認後、引き返し用に取り付けたテープを回収しながらもう一度ペットボトルの所まで戻る。
地図をよく見ると2又+2又の谷。
結局、一見ゴミに見えるペットボトルが目的の尾根への目印。
尾根に取りついてしばらくは急坂。笹藪をかき分けながら登って行きます。
途中から、つづら折りの道が現れますが、ここも笹藪。道をまともに歩けないので、比較的坂が緩い右側の斜面を利用して巻いたり、ショートカットしたり。
道が急に緩やかになると管理道手前。人の声が聞こえます。
しかしここで大問題が。
かき分けて通れない。
左は急斜面、落ちたら上がれない。
右は左より少しましなだけの急斜面。巻くならこっちだが先週、管理道から見た感触では一度下りると上がれない。
仕方無く正面突破。
道を踏み外さないために、足下が見えるまで薮を切り開きながら少しずつ進みます。
よっぽど、この道に入られたくないのか道の真ん中に、イバラや木が植えられ大きく育っていますがこれも切り開いて進むしかありません。
ガサガサしていると、管理道から「キャー」と言いながら逃げて行く人の声が。
「間違われたなー」と思いつつも何とか通り抜け、管理道へ。

〜生駒縦走路
笹の穴をくぐり、すぐ左上の尾根に上がると道があります。笹や木の枝をよけながらつづら折りの道を上って行くと、途中で尾根を右(南)へ巻く道になります。こちらが本道ですが、笹藪の笹が太く、漕いで行くのは一苦労です。巻かずに尾根を直登するのもアリだと思います。但し、急坂で落ち葉でとても滑りやすいので要注意です。

〜奈良側徘徊
信貴スカイラインを渡った先のルートが一部失われています。
事前に、別ルートからこのルートの続きにアクセスでるのを調べてあるので、そちらから参ります。
「フラワーロードのトンネルまで行けたらいいのになー」と思っていましたが、残念でした。
薮漕ぎしてきたばっかりの目には、生駒の奈良側は何処でも道に見えてしまうので無理はせず引き上げることにしました。

〜下山
鳴川キャンプ場で飲料水を購入。六万寺コースで下山。
 
 
P.S.
生駒山系 河内越え (大阪側)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-188467.html
「感想/記録」追記しました。よろしければどうぞ。

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