平日貸切⁉️の阿蘇山⛰高岳〜仙酔峡登山口ピストン
- GPS
- 04:37
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 722m
- 下り
- 728m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
とても大きな駐車場です。トイレ一部使用可能。 9時半到着の時点でわたしたち1台のみでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中岳まで行くことはできるが、火山警戒レベル2が発令されているので、 高岳から先へは進入しない方が無難。 →私たちの山行の日は風がなかったので、中岳まで行けそうでしたが、 時間の関係で高岳までのピストンにしました。 赤線のコースは規制区域外なので、通行は可能。(高岳周回ルート) ただし、火山性ガスの濃度が濃いため、風向きによっては高岳まで行けないこともある。また、今後警戒レベルが上がれば高岳一帯も規制される。 阿蘇山の活動状況 火口周辺警報(噴火警戒レベル2,火口周辺規制) https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/503.html 登山ポストは仙酔峡インフォメーションセンターにありました。 仙酔峡登山口ー仙酔峡尾根分岐 急坂の岩尾根のため、雨天時は注意が必要です。 尾根に出るまで藪漕ぎの林道が続きます。 バカ尾根と呼ばれる仙酔峡尾根は分岐の手前に鎖場が1ヵ所ありました。 仙酔峡尾根分岐ー高岳ー中岳ー高岳東峰 中岳は火口に近いので火山ガスの影響を受け易いです。 高岳東峰周辺は目標物がないため視界不良時は注意が必要です。(周辺は崖です) 参考にしたヤマレコの山行記録より引用しています。 |
その他周辺情報 | 仙酔峡へは市道仙酔峡線が復旧(平成31年4月1日開通) 仙酔峡インフォメーションセンター 閉館していました 自動販売機は使用可能でした。 トイレは使用可能だが、手洗い用の水はタンクの水を使用 阿蘇内牧温泉 親和苑 http://www.shinwaen.com/ 竹田温泉 花水月 https://www.taketan.jp/spots/detail/40 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
携帯トイレ
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感想
九州の山旅を決めた時に、阿蘇山も久住山と合わせて絶対に行きたいと思っていました。
過去2回、阿蘇へ旅行で来た時になんといっても、その存在感に圧倒されたからでした。
阿蘇山の裾野から広がる、景色がとても美しく、もう一度見てみたいと思っていたからです。
当日は、宿泊していた宿の雰囲気が良く、ゆっくりお風呂と朝食を満喫して登山口へ向かいました。
登山口へ着くと、車が1台もいません。
平日ということもあるかと思いますがびっくりしました😅
身支度を整えて出発します。
山頂はガスがかかっていてよく見えません。
右手には、かつて観光客が火口付近まで行き来していたであろう、ロープウェイ跡がもの寂しく見えます。
かつて子供の頃、母と来た時はもしかしたら乗っていたかもしれません。
すぐ先にある登山口は閉鎖中だったので、トラバースして沢を渡り、仙酔峡尾根を目指します。
沢の水はとても美しく、渦を巻き流れていて蒸し暑くじわじわと汗をかいていたので、今すぐにでも飛び込みたかったです。笑
人の背丈より高く伸びた藪漕ぎの樹林帯を抜けて、見通しの良い尾根に出るとガレ場の登山道が目の前にそびえ立ちます。
昨日とは変わって、急峻なバカ尾根と呼ばれる延々急登の登山道が続きます。
途中の中間地点まで来ても、ここまでで中間❓と思うほどに長く単調です。
少し止まっただけで、汗が吹き出しました。
高度感たっぷりの岩場、鎖場を足が痛くならないように休憩しながらひたすら登ります。
ようやく景色の途切れたところで、尾根に出ました。
高岳までもうすぐ。
この時点で既にお昼も近く、ガスが発生していたので先を急ぎます。
しばらく進むと山頂に到着しました❗️
ここまで、もちろん1人の登山者にも会いませんでしたが、山頂は誰も居ませんでした。
中岳方面を見ると、もくもくと噴煙が上がっていました。風もなかったので、中岳まで行って火口付近も見て見たかったのですが、午後から崩れる予報だったので早めに下山することにしました。
急峻な尾根で雨に降られたらひとたまりもありません💦
急登の下りのため、一歩一歩に高さがありどんどん高度を下げて行きます。
中間地点を過ぎたあたりからあっという間にどんよりとした雲に覆われて、
小雨がパラついていたのが、勢いよく雨が降って来ました。
急いで雨具を着用します。
しばらくすると雨がやみ、汗でびしょびしょになっていたこともあったので雨具を脱ぎました。
再びまた下り出すとまた雨。もう少しで藪の林道に入るので一気に駆け下ります。
藪を抜けると、遠くに駐車場が見えました。
右手の橋から駐車場まで行けそうだったので、もと来た道とは逆から駐車場に向かいます。
橋のあたりまで来ると、振り返ると遠くに今日登って下りてきた全景が見えました。
駐車場に着いた頃、雨はやんでいました。
そして、念願のコーラで乾杯!
阿蘇山を決めた時は、山頂まで行けるのかわからない不安がありました…
気象庁の規制や山行記録を見ながら、今年の4月に仙酔峡ルートが通行出来るようになったと知りました。
日帰り出来るとわかった時は、実際に登ってみるまでこんなに大変な山行になるとは思っていませんでした。
初めの方で足が痛くなってしまい、急登の尾根まで登り切ることが出来るか不安になりましたが、無事に登ることが出来ました。
子供の頃の記憶は全くよみがえりませんでしたが、九州を代表する2座の山を踏破することが出来て思い出に残る山旅になりました❗️
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
初めまして、阿蘇山登山について教えてください。
連休に高岳の登山を計画しており、記録を見ているのですが、やってはいけないことをしているとか、禁止されているとか、規制外とかいろんな情報が記されています。また、公的情報を見ると、規制はあるものの、高岳のや中岳の山頂は、第一次規制ラインの内側にあるものの、常時立ち入り禁止区域の外にあるようです。役所に聞けばいいとは思いますが、もし、何か情報をおしりでしたら教えていただけると助かります。子供と東京から行く予定です。
わたしも行く前に、いろいろ情報を調べましたが、調べた結果わかったのが、登山口は仙酔峡登山口よりピストンでしか登れないこと、高岳までは登れるであろうことでした。
登山口まで行くと、途中には現在規制区域で立ち入りの出来ない場所もありましたし、中岳までは山行記録を読んでも風向きによっては噴煙で近寄れない等々ありました。
規制区域には案内があるかと思っていましたので、山行は高岳を目指して行ける範囲でと考えていました。
あくまでも上記は自己責任の判断です。詳細は自治体等にお問い合わせいただいた方がよろしいかと。
登山口には、登らずに観光で?駐車場まで様子を見に来ている方々もいらっしゃいました。
もちろん警戒への注意も必要ですが、バカ尾根は急登の岩場ですので悪天候や強風時は十分ご注意の上、お出かけください。
お気をつけて。
ari3850さん、丁寧なお返事ありがとうございます。
完全規制区間を突破していくことは絶対にできませんので、規制がない高岳までのルートなら登れそうですね。あとは風向き次第のようですので、よく天気予報見て臨みたいと思います。なお、子供には振られてしまったので、単独になってしまいました涙。
こんにちは。
お陰さまで無事、高岳に登ることができました。登山中、ボンボン噴火していましたが風の関係で無事登れました。ありがとうございました。
ご連絡ありがとうございました。
無事に高岳まで登れたようで良かったです。天候が味方してくれたのですね!
ありがとうございます!
その後、とりつかれたかのように山登ってます。鳥海山、月山、甲武信ヶ岳と、私も同じところを秋に登っています!行くところが似てますね!ぜひ、どこかでお会いした際にはよろしくお願いいたします🙇
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