北岳〜朝焼けと虹と

2019年07月20日(土) 〜 2019年07月22日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,718m
• 下り: 1,719m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

11:15 広河原インフォメーションセンター
11:15 白根御池小屋

2日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 2:05
• 合計: 6:00

5:45 白根御池小屋
7:50 7:50 小太郎尾根分岐
8:30 9:25 北岳肩の小屋
10:00 11:10 北岳山頂
11:45 北岳肩の小屋

3日目

• 山行: 3:30
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:40

5:40 北岳肩の小屋
7:20 7:30 大樺沢二俣
9:20 広河原インフォメーションセンター

天候

曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

1日目：特急あずさで甲府へ　甲府駅からバスで広河原へ
3日目：特急かいじで八王子、自宅のある横浜へ

コース状況／危険箇所等

下山時の大樺沢付近は、増水で川の水が登山道まで溢れている場合があります。また、岩も多く滑りやすいため注意が必要です。

写真

7/20 11:17

一日目、ゆっくり出発の11時過ぎ、雨の中を白根御池小屋に向かいます。

7/20 14:06

白根御池小屋に到着。まずは雨に濡れたウェアを乾かそうと、到着後、乾燥室に直行でした。

7/20 15:36

白根御池小屋は、ホスピタリティや清潔さなど、どれをとっても大変良く、私が今まで泊まった山小屋の中で一番居心地が良かったと思います。

7/20 17:01

白根御池小屋の夕食、おいしかったです。

7/21 5:46

2日目、白根御池上の雪渓の横を登ります。

7/21 6:29

急登が続く「草すべり」

7/21 6:34

樹林帯の中から北岳が見えてきました。

7/21 7:14

鳳凰三山が綺麗にみえます。オベリスクも見えてきました。

7/21 7:35

一面に咲くミヤマキンポウゲ

7/21 7:38

ハクサンイチゲもきれいです。

7/21 7:41

小太郎尾根分岐近くで、ドーンと富士山が見えてきました。

7/21 7:41

何と、槍・穂高も！

7/21 7:53

稜線を進みます。

7/21 7:53

「南アルプスの女王」とは言え、どっしりとした仙丈ヶ岳。

7/21 7:54

その左に甲斐駒

7/21 7:58

「肩の小屋」まであと少し。

7/21 8:18

「素晴らしい！」の一言です。

7/21 8:28

「北岳肩の小屋」に到着！

7/21 8:39

小屋の近くに、まだ「キタダケソウ」が咲いていました。可憐な花です。

7/21 8:55

時間に余裕があるので、小屋前でゆっくりとくつろぎました。やっぱり富士山は見飽きません。

7/21 9:33

さあ、北岳山頂に向かいます。

7/21 9:51

山頂まで、あと少し！

7/21 10:03

到着！

7/21 10:06

第2位の山頂から眺める第1位、雲の感じがいいですね。

7/21 10:10

間ノ岳に向かう「天空の稜線」、今回は眺めるだけです。

7/21 10:12

頂上での幸せな時間が流れます。

7/21 10:22

八ヶ岳のは雲がかかっていますが、小淵沢方面はよく見えます。

7/21 10:26

中央アルプスと駒ケ根方面

7/21 10:35

広河原と白根御池が見えます。

7/21 10:38

いや〜、富士山、北アルプス、中央アルプス、仙丈、甲斐駒、鳳凰三山、八ヶ岳...。オールスターの競演が楽しめた山頂でした。

7/21 12:36

「富士山とラーメン」、「肩の小屋」に戻ってゆったりとした午後を過ごしました。

7/21 16:53

「肩の小屋」の夕食

7/22 4:36

三日目、ご来光の時間が近づいてきました。

7/22 4:40

富士山も幻想的です。

7/22 4:41

朝焼けの雲、言葉を失います。

7/22 4:42

何と、反対側には大きな虹がかかりました。外に出ていた皆さんから歓声が上がりました。

7/22 4:43

何とも言えないご来光です。

7/22 6:09

気持ちのよい下山道

7/22 7:08

大樺沢の雪渓横を下ります。

7/22 7:25

大樺沢二俣では青空が見えました。

7/22 8:43

7/22 9:23

広河原に戻ってきました。心に残る山行でした。

7/22 11:39

締めは甲府駅前の「奥藤本店」で「鳥もつ煮」！

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

感想

kazu8760

今年初の本格的な山行は、まだ登っていなかった「北岳」です。当初は北岳山荘まで行って、八本歯のコル、左俣コースでの下山を考えていたのですが、アイゼン無しでは危険ということで、北岳に登った後、肩の小屋でゆっくりと過ごすことにしました。今年はまだ梅雨明けせず、はっきりとしない天候が続いていたので、眺望は半ば諦めて出かけたのですが、それが何の何の、高曇りとは言え、最高の眺望を楽しむことができました。富士山、仙丈、甲斐駒、鳳凰三山、八ヶ岳はもちろん、北・中央アルプスまではっきりと見ることができました。まさに名峰のオールスター競演です。あえてゆっくりと楽しむ行程にしたので、時間を気にせずに絶景を堪能しました。北岳の頂上貸切の時間もあって、とても贅沢な気分になりました。それに加えて、三日目の朝には、素晴らしい朝焼けと「虹」をダブルで見るという、めったに見られない場面がありました。これも3000mの稜線にある山小屋に泊まったからこそですね。とてもラッキーでした。とても素晴らしい、心に残る山行になりました。次回は「天空の稜線」を歩きたいと思います。