上高地⇒長塀尾根⇒蝶ヶ岳⇒常念岳⇒一ノ沢
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,887m
- 下り
- 2,530m
コースタイム
5:50上高地BT⇒6:35明神館⇒7:25徳沢(コーヒータイム)7:45発⇒11:00〜12:30頃長塀峠で雷雨による避難と休憩⇒14:35蝶ヶ岳⇒14:40蝶ヶ岳ヒュッテ
≪2日目≫
7:50蝶ヶ岳ヒュッテ⇒8:10蝶槍分岐⇒8:30蝶槍⇒12:40常念岳12:55発⇒13:40常念小屋
≪3日目≫
6:20常念小屋⇒7:55大滝⇒8:40一ノ沢⇒10:25穂高ビューホテル
天候 | 6月1日(金)晴れ 時々 雹と雷雨 6月2日(土)曇り 時々 晴れ 6月3日(日)晴れ 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
≪復路≫穂高ビューホテル(タクシー)11:40発⇒穂高駅⇒松本駅(スーパーあずさ)⇒新宿駅15:33着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪上高地⇔徳沢⇔蝶ヶ岳≫ 上高地から徳沢までは問題なしっす。徳沢から長塀尾根に入りしばらく雪はありませんが、標高1,900mくらいになると徐々に雪が多くなってきます。ときどき踏み抜いたりしますがアイゼン無しで行けました。 長塀峠ではトレースが薄く何度か道に迷いましたのでマーキングをしっかり追いながら進みました。道迷いになる可能性が高いように感じたので注意が必要です。 長塀山から蝶ヶ岳までは、森林限界になるので道迷いは大丈夫でしょう。 ≪蝶ヶ岳ヒュッテ⇔常念岳≫ 蝶槍までの稜線状に雪はなく快適っす。蝶槍から一旦鞍部に降りて樹林帯に入ると雪が深くなります。ここでアイゼン装着しました(ともさんはストックからピッケルに)。縦走する登山者が少ないためかトレースが薄くわかりづらかったです。トレースが切れ傾斜のきつい斜面をともさんがトラバースしてるとき雪が崩れ滑落寸前でした(汗) ルートを強制的に修正しリスタート。道迷いしないよう慎重に進みました。 最低鞍部手前から常念岳山頂までは岩場となるためアイゼン外して標高差400mの軽い岩登りが連続します。 ≪常念岳⇔常念小屋≫ ところどころ雪あり。たまに踏み抜く箇所あり。アイゼンなしで行けました。ほとんどガレ場です。 ≪常念小屋⇔一ノ沢≫ 常念岳をピストンする人が多いせいかトレースばっちり。胸突八丁までは斜面も急で腐った雪も深かったけどアイゼンなしでガンガン行きました。あ、途中何度かシリセードしましたけど何か? 沢の雪も下から溶け始めてるため踏み抜いて川に落ちないよう注意して歩きました。ちなみにボクは一度落ち掛けました(爆) ≪一ノ沢⇔穂高ビューホテル≫ 一ノ沢から一般道を一時間強あるいて到着。ボクらは10時半に着きましたがお風呂は11時からでした(泣) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
またまた先週飲み過ぎで、メタボから更なるスーパーメタボになりつつある(いや、なってる)みさきパパっす。
今回は、ともさんと二人で6月1日(金)23:00新宿発 さわやか信州号で上高地入りし、二泊三日で表銀座を縦走した後6月3日(日)に中房温泉へ下山する山行計画。ちなみにボクのバックパック重量は20Kg、先月の涸沢よりは軽いはずなのに、実際に持ってみるとやはり重いっす!!
≪一日目≫
6月2日(土)さわやか信州号で5:40頃上高地入りし、徳沢経由長塀山を過ぎた辺りでいきなり大粒の雹があちきらに襲い掛かりました。急いで雨装備をしリスタートしようとしたところ今度は雷が鳴り始めあわてて樹林帯へ避難(泣)←マジ怖かったっす!!!
ボクらのいた場所は森林限界に近かったため、しばらく樹林帯に戻り潜んでました(泣) 雷はしばらく鳴り止まずここに停滞してても寒くなるので、ともさんと意を決し蝶ヶ岳に足を進めました、もちろんともさん先行で(爆)
なんとか無事蝶ヶ岳に到着。蝶ヶ岳ヒュッテのスタッフから安曇野市一帯に落雷注意報が出てることを聞きテン泊から小屋泊に変更。更に翌日以降も悪天候との予報らしく、その時点で縦走計画を大幅に縮小。
【変更前】上高地⇒徳沢⇒長塀山⇒蝶ヶ岳⇒常念岳(テン泊)⇒大天井岳⇒燕岳⇒燕山荘(テン泊)⇒合戦尾根⇒中房温泉
【変更後】上高地⇒徳沢⇒長塀山⇒蝶ヶ岳(小屋泊)⇒常念岳(テン泊)⇒一ノ沢⇒穂高ビューホテル(ここまで徒歩)
縦走計画を縮小し初日を小屋泊に変えたため時間的にかなりの余裕が(笑)即宴会となりました。
≪二日目≫
朝方まで降ったり止んだりのお天気も朝方には晴れ間も見え回復の兆し。蝶ヶ岳から蝶槍までの稜線歩きはとても気持ちよかったです。
蝶槍を越えて一旦鞍部の樹林帯に入ります。そこからは雪が深くなりアイゼン装着しました。登山ルートがわかりづらかったこともあり直登したためピッケルも使いました。
縦走する登山者が少ないためかトレースが薄くわかりづらかったです。トレースが切れ傾斜のきつい斜面をともさんがトラバースしてるとき、腐った雪が崩れ滑落寸前でした(汗) このときはマジで焦りました。GWの奥穂高岳で正しいピッケルの使い方をしっかり学んだらしいっす(笑)
最低鞍部から標高差400mを一気に登ります。ガレ場から大きな岩場へと変化していきます。70Lのバックパックが容赦なく体重に圧し掛かります。ヒーコラ言いながら日本百名山常念岳登頂。
岩場の山頂は狭いこともあり、記念撮影だけして常念小屋へ向かいます。常念小屋までは雪もあり踏み抜く箇所かなりありましたがアイゼンなしで行けました。
常念小屋で受付し、テント設営。その後、持って来た和牛やソーセージ、野菜等で宴会開始。17時頃から雨が降り始め、ボクのテント内で閉めのコーヒーを飲み18時に就寝(爆)
≪三日目≫
前日、18時に就寝したので0時くらいに目が覚めましたがそのまま二度寝、三度寝を繰り返し4時起床。夜にかなり雨が降ったらしくフライシートはびしょ濡れでした。
コーヒーとドーナツでお腹を軽く満たし一ノ沢に向けて下山開始。三日目なのにバックパックが軽くなったと思わなかったのはボクだけ?
アイゼンなしですっ飛ばして下山したので2時間20分で一ノ沢に到着。そこから温泉に入るため1時間15分程歩いて日帰り入浴できる穂高ビューホテルに向かいます。
穂高ビューホテルの日帰り温泉は、500円と良心的な値段でしたが温泉自体は可もなく不可もなくって感じでした。穂高ビューホテルっていうくらいだからここから穂高連峰見えるのかな〜なんて素朴な疑問が・・・結局見えませんでしたが(笑)
ここからタクシー呼んでいただき3,100円で穂高駅まで。松本駅からは、ビール買い込んでスーパーあずさでお疲れさん会突入。そのまま爆睡したまま新宿着、解散としました。
オツでした。
アップありがとです。
本文にもあるけど反省点の多い山行きでした。
計画の甘さ、トラバース見通しの甘さ、そして転倒。
かろうじて滑落は防ぎましたが一歩間違えば大怪我でした。
運が良かったです。
肩を打撲して痛かったのですが、だいぶ回復してきました。
次の山行楽しみにしています。
今度はきっちり計画しましょうね。
MISAKIPAPAさん こんにちは
このコース 夏に計画しているのでとても参考になりました
8月と様子は随分変わると思いますが、危険なところもありそうですね
穂高連峰が素敵ですね
夏が楽しみです
初めまして!!
コメ返信遅くなりすみませんです。
このコース、どっちかっていうと、一ノ沢や中房温泉側からスタートして上高地ゴールってパターンが多いようです。
8月は、完全に雪もとけて歩きやすくなると思います。岩が崩れて落ちてくるようなとこもないと思うのでヘルメットも不要かと。
ただ、蝶ヶ岳ヒュッテのスタッフさん曰く、徳沢から長塀尾根の登山道は道に迷って遭難する人がいるらしいです。
地図、コンパスは持参必須でしょうか。少し先ですがレポ楽しみにしてますよ。
遅くなりましたが、本当におつでしたw
最高ですね、山、山、山で!!!
次回は、北岳行きたいですね〜
北アルプスは、冬までにジャンダルムやロバ辺りをクリアしておきたいとこ。
それと、飯豊山かな。
今度は40Kmくらい縦走できたらいいな〜
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