奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳 雷鳥が霧の中出現
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,546m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 13:39
天候 | 晴れ(霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・新穂高から奥穂高登山口までは林道歩き ・奥穂高登山口から重太郎橋までは、それほど整備されてないが問題なし ・岩切道は、一部不安定な処有り。通行は注意 ・滝の脇は、急峻な林の中の道 ・荷継小屋跡から白出のコルまではガレ場、下部は歩き難い ・穂高岳山荘から少しの間は、梯子有り ・穂高岳からジャンダルムは全般危険個所、特に馬の背とロバの耳に注意必要 ・コブ尾根の頭から畳岩の頭へと急斜面を降りると天狗のコルに出る ・天狗岩への登りは急な岩場で、天狗岳からの降りは、逆層スラブなので鎖が頼みになる。 ・小ピークを幾つか超え間ノ岳に至る。間ノ岳からはルンゼ状の下降 ・間ノ岳からいくつかのピークを越え西穂高岳に至る ・西穂からはスピードを上げ下山 |
その他周辺情報 | せせらぎの湯 510円 |
写真
感想
連休なので駐車できるか不安でしたが、新穂高の無料駐車場にすんなり止められました。
前日、安房峠で奥穂がスッキリ確認できたので、天気も期待できました。
<奥穂高岳の登り>
満点の星空の中、2時前に出発し暗い内に白出沢に入れればと歩きましたが、荷継沢で迷い、当ルートの難しさが垣間見れた。
白出沢を登り始めると笠ヶ岳方面も明るくなり、西の空にも朝焼けが見られました。
笠ヶ岳のモルゲンが見られそうなので、時折振り返りながら歩き難いガレ場を登ります。すると、笠ヶ岳左側の遠くに白山のモルゲンが先に見られました。
その後、笠ヶ岳の山頂付近がほんのり赤く染まったので写真に収めモルゲンをゲット
徐々に朝日に照らされる笠ヶ岳を見ながら朝食を食べます。
白出沢の長い昇りで暑くなるかと思いきや、涼しい風が上から吹き下してくるので、真夏でも早い時刻は登り易い。
穂高岳山荘の石垣が見えのでもう少しと思いつつ、しかし、なかなか辿り着かない
ようやく辿り着いた穂高岳山荘の裏手からは、笠ヶ岳が綺麗にみえます
山荘の前で小休止し、ヘルメットを被り山頂を目指し出発
小屋泊まり組は既に出発したのか、登山道は空いてます
小屋脇の岩場を登り切ると槍が見え始めます
登りながら、‘‘待ってろよ〜‘‘と言う思いでジャンダルムを横から眺め、時折振り返り槍を見ます
程なく辿り着いた奥穂高岳山頂からの眺めは最高です。
今回で4度目ですが、今日は見晴らしも良く、北は白馬岳もはっきり見え後立山、立山劔もよく見えます。
南に目を向けると、ジャンダルムの先に西穂の先っちょがチョンと見え、焼岳、乗鞍御嶽と見渡せます
勿論、北アの中心部も鷲羽水晶を中心に緑豊な景観、緑と黄緑のパッチワークに影が深緑を演出してくれてます
北アは、どの山もそれぞれの特徴があり魅力的です。
写真、動画を撮り少し休んでジャンダルムに出発です。
<ジャンダルムへ>
まずは、緊張を強いられる馬の背からで、馬の背の不安定な上部を歩いている時にあった人が、「滑落者が出たらしいので引き返してきた」との事
気持ち不安になりましたが、進みます
やはり馬の背はちぃ〜と怖い
まずは、落ち着いて一歩一歩と降りている途中、何やらせわし気な人達が‥‥
捜索隊の関係者の方たちです
慣れた様子で馬の背を降りて、抜き去っていきました
ここから見るジャンダルムは迫力満点で写真に収めます
ロバの耳の通過の参考にと思い、その後捜索隊の後を少しついて行きましたが、浮石を落としそうな為、かなり距離を置いて歩いていたら見失いました。
ロバの耳の核心部で少し戸惑いました
核心部はホールドをきちんと確認してから取付かないと、余分な迷いや体力を使います
体力に余裕があった場合は、ジャンダルムの東壁を直登しようと思ったが、ヘリコプターが捜索している手前、西側に回り込み一般ルートで登りました
ジャンダルムの頂上からの眺めもまた最高です
頂上には2名のみで展望を充分堪能できます
ジャンダルムの良いところは、ゆっくりできる事とこの展望ですね
写真を撮って頂き、昼食を取っていると西穂方面から5〜6人が登って来ます
色々話を聞いてみると宮崎から来られた方もいました
50分ほどゆっくり景色を堪能し下り始まます
<西穂高岳へ>
少し余裕が有るので景色を見ながらの下山ですが、急な岩尾根の下りなので注意しております
天狗のコルまで1時間ほど下り
後の為に、岳沢から天狗のコルのルートを覗いてみると、ガレカレです
ルートに戻り、天狗のコルからはいきなりの垂直な鎖場
天狗の頭から見る奥穂方面は巨大な岩山で圧倒されます
ここから西穂までは岩稜歩きのアップダウンの始まりです
下りは良いが登りはこれまで二千数百m登っているので辛い
鎖場は腕力で登る感じ
道端や岩の間のキキョウやイワツメグサに癒されます
少しずつ霧に覆われてきました
西穂高岳山頂では霧の中です
これから奥穂に行こうか迷っている人に出会いました
時間的に無理なことを告げ先に降ります
<ロープウェイ山頂駅へ>
途中、登山道に雷鳥が‥‥
若い雄のようです
ガスが出ると雷鳥も現れやすいですね
羽をバタバタさせて砂を出していたので、登山道で砂浴びをしていたようです
独標からはストックを使い、一気に山頂駅まで
水分を3.5L持って行き少し足りないかと思いましたが、0.8Lほど残った。これは白出沢が涼しかったことによります。
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