剱岳(早月尾根ピストン)
- GPS
- 11:54
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,406m
- 下り
- 2,408m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは併設のキャンプ場トイレが利用できます(無料)。水場はありますが煮沸しないと飲用できません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
屈指の難コース、急登であることに間違いなく相応の体力は必要です(早月小屋に着いたもののバテて進むことも戻ることもできなくなって休んでいる方がいらっしゃいました)。ただしコースはよく整備されており、小屋から上部の岩稜帯もクサリ、足場等充分に設置されています。混雑時は擦れ違いに声を掛け合っての譲り違いが必要です。 ※本コースでの最大のポイントは「水」だと思われます。途中に水場は1ヶ所もなく、早月小屋では有料で販売されているそうですが(未確認)、基本的に雨水利用とのこと。スタート時に往復分+予備分を含め十分な水を背負っていくことが重要です。 |
その他周辺情報 | 馬場島荘での入浴はHPでは「正午から16時・500円」と記載されていますが、現地では「13時から15時・シャワーのみ・300円」でした(15時に間に合わず利用できませんでした)。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ヘルメット
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感想
憧れだった山「剱岳」に早月尾根から登ってきました。
多くのレコで甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と比較される本コース、標高差2,200m、CTからもおおよそのイメージをつくり、午前3時に出発。登山口の看板を過ぎた瞬間から階段状の急登です。ヘッドランプの明かりを頼りに進むと、標高1,600mあたりで空が明るくなってきました。黒戸山のように大きく下る個所もなく、「とにかく登り続ける」を続けるとやがて丸山に。目指す剱岳の大きな姿を正面に臨みます。
小屋からしばらく登ると岩稜帯に。急峻な岩場が連続しますがクサリや足場などしっかり備えられており、危険だと感じる場所はありませんでした。雪渓が残る渓谷を眼下に、さらに高度を上げていくと立山の峰々が拡がってきます。大きな岩場を進んで山頂の祠へ。さすがお盆休みの最終日、山頂は大賑わいでした。立山方面から登って来られた方々も含め、みな晴天と眺望に笑顔です。
北アルプスの峰々が普段思っているのと逆並びなのが「完全に裏側に来た」のを実感しました。登ってくる途中にペースが合って声を掛け合いながらご一緒したソロ男性さんと写真を撮り合い、「お気をつけて」と声をかけて下山しました。
黒戸尾根との比較は難しいですが、個人的な印象では・・・
【登山口〜早月小屋】
登りは登りやすい(階段状の登り、ペースが乱れない)
下りは下りにくい(木の根、石が多い)
※黒戸尾根の下りはいざとなれば走ることもできる笹原およびその下部のカラマツ林ですが、早月尾根は最後まで木の根と石の連続でした(それでも走っていくトレランさんたちもいっぱいいますが^^;)。CTに比して登りはある程度短縮できましたが、下りは予定以上に時間がかかりました。
【早月小屋〜頂上】
岩場好きの私としては本コースはとても楽しかったです。また色とりどりの花々にも癒されました。岩稜の迫力、眺望・・・剱岳の魅力が凝縮されたエリアです。
噂通りのタフなコース、存分に堪能させてもらいました。
yoisaさん、こんばんは。
自分がワクワクしながら登った時の記憶を重ね合わせながらレコ楽しく拝見しました。
沢山の高山植物、好天の中の眺望を楽しみながらの余裕の登頂、お見事です!
山頂でのお写真、とても素敵な笑顔です。
これからも素敵なレコ楽しみにしています。
追伸
ヤマレコユーザーの先輩は誤りです。
改めてプロフィール拝見しましたが、どうやら私の方が数か月後輩ですぞ!
Q_Bさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
小窓尾根のシルエットを見た瞬間、「わぁ、本当にトトロだ!」と思わず微笑んでしまいました。いつか登りたいと思っていた憧れの山、天候にも恵まれて堪能してきました。Q_Bさんは黒部ダムを挟んだ対岸(?)で楽しく稜線歩きをされていたのですね!
人生の先輩、そして山や自然への造詣の深さと感性には学ぶこといっぱいです。
どうぞこれからも「先輩」としてその歩を追わせてください(^^)
yoisaさん早月尾根お疲れさまでしたー♪ とても良い天気でしたね! それにしても1-2週間で随分と咲いてる花が変わったんだなぁとyoisaさんのお写真拝見してビックリしました。もうすっかり秋の花が目立ってますね。チングルマも果穂になっちゃってる。。。
yoisaさんはさすがのご健脚、ヒョイっと往復されてましたが、私は最初の階段でペースダウンしてしまって随分とヘロヘロになりつつ苦しみながら登った記憶がまだ生々しいので、レコで早月尾根の辛さを存分に堪能させて頂きました!(^^) 今度行くときはyoisaさんのようにサクッと行ってきたいと思います。
harubo33さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
黄色い花に代わって紫や青の花が増えてくると「秋」を感じますね。今回の山行でもマツムシソウやリンドウを目にして、季節の移り変わりを感じました。
私は0mからでなく、741mからでしたので(笑)日帰りできました。決して「サクっと」ではありませんでしたが、名うての健脚コースを堪能してきました。
「試練と憧れ」まさにそんな山ですよね!
yoisaさん
早月尾根ピストン!相変わらずハードコースですね。
この時、前の日に奥大日岳、この日に立山に登ってました。
私が見てた劔岳にyoisaさんがいたんですね!
kuraichi88さん、こんにちは。コメントありがとうございます(^^)
マジっすか??立山にいたんですか???
お互いの居住地は東京と長野なのに、よくよく気が合いますね
kuraichi88さんが立ってると知ってたら「勇者の剣」立山に向けて振ったのに(笑)
きっとこれからも「お近く」ありますね!
今後ともよろしくお願いします
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