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Yamareco

記録ID: 1994289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山-スリリングな岩場&生い茂る草木との格闘(木賊山周回コース)

2019年08月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:01
距離
15.1km
登り
1,605m
下り
1,605m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:17
休憩
0:44
合計
9:01
6:22
5
6:27
6:28
14
6:56
6:56
13
7:09
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82
8:31
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49
9:20
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15
10:23
10:24
50
11:14
11:15
79
12:34
12:52
8
13:00
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50
13:50
13:51
70
15:01
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3
15:17
15:17
6
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷駐車場/道の駅みとみ
コース状況/
危険箇所等
○西沢渓谷〜鶏冠谷出合
ここは観光ルートなので特に危険なし。

○鶏冠谷出合〜鶏冠山
・鶏冠谷出合を過ぎてすぐに渡渉地点があります。水位はくるぶし程度ですが、増水時は注意が必要です。
・渡渉を越えたらひたすら急登続きです。体力がないと引き返すことも大変なのでコンディションは万全の態勢で。
・第二岩峰コル〜第三岩峰コル間は急峻な岩場/鎖場が続きます。

○鶏冠山〜木賊山
・乱雑に生い茂った草木/小さい蜘蛛の巣/不明瞭な道がひたすら行く手を阻んできます。ジャングル探検のような道です。
・折れた枝に気を付けること。(写真参照)
その他周辺情報 温泉/はやぶさ温泉 循環しないタイプの源泉かけ流しの贅沢な温泉です。大人600円。お気に入り温泉です。
西沢渓谷手前の道の駅みとみがスタート地点です。
この先登っていく尾根がよく見えます。
アップダウンが多くてきつそうです!
2019年08月25日 06:24撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 6:24
西沢渓谷手前の道の駅みとみがスタート地点です。
この先登っていく尾根がよく見えます。
アップダウンが多くてきつそうです!
西沢渓谷の入り口にはセンスのいい手書きマップがあります。
2019年08月25日 06:44撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/25 6:44
西沢渓谷の入り口にはセンスのいい手書きマップがあります。
鶏冠山の山頂までの急峻な尾根です。
遠くからでもむき出しの岩が見えていてワクワクします。
2019年08月25日 06:58撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/25 6:58
鶏冠山の山頂までの急峻な尾根です。
遠くからでもむき出しの岩が見えていてワクワクします。
西沢渓谷の名物スポット、二俣つり橋です。
2019年08月25日 06:57撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 6:57
西沢渓谷の名物スポット、二俣つり橋です。
二俣つり橋を渡るとすぐに鶏冠山登山道への分岐があります。
2019年08月25日 06:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 6:59
二俣つり橋を渡るとすぐに鶏冠山登山道への分岐があります。
渡渉地点です。
靴だと完全に浸かってしまう深さがあるため、裸足になって渡りました。
2019年08月25日 07:10撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/25 7:10
渡渉地点です。
靴だと完全に浸かってしまう深さがあるため、裸足になって渡りました。
へつりを通ります。
下は小さな滝のようになっていて急流です。
2019年08月25日 07:12撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/25 7:12
へつりを通ります。
下は小さな滝のようになっていて急流です。
ひたすら南アルプスらしい急登が続きます。
2019年08月25日 08:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
8/25 8:04
ひたすら南アルプスらしい急登が続きます。
1.5Lのソルティーライチを持ってきました。
おいしく熱中症対策!
2019年08月25日 08:04撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 8:04
1.5Lのソルティーライチを持ってきました。
おいしく熱中症対策!
100名山のように多くの人が登らないようで、
道が分かりづらいところもしばしば。
2019年08月25日 08:11撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/25 8:11
100名山のように多くの人が登らないようで、
道が分かりづらいところもしばしば。
垂直に近いのぼりも何か所かあります。
他の山に比べてかなり体力が必要です。
2019年08月25日 08:13撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 8:13
垂直に近いのぼりも何か所かあります。
他の山に比べてかなり体力が必要です。
日に当たってノアザミの葉っぱが硬く育っているため、
チクチク刺さっていたいです。
2019年08月25日 08:28撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 8:28
日に当たってノアザミの葉っぱが硬く育っているため、
チクチク刺さっていたいです。
第一岩峰のコルに到着。
ところどころ心温まるメッセージがあります。
2019年08月25日 08:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 8:37
第一岩峰のコルに到着。
ところどころ心温まるメッセージがあります。
真上に登ってそのまま草木のトンネルの中に潜る冒険チックな場所。
2019年08月25日 08:41撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/25 8:41
真上に登ってそのまま草木のトンネルの中に潜る冒険チックな場所。
巨大な木の森。
2019年08月25日 08:46撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 8:46
巨大な木の森。
国師ヶ岳と金峰山。ギザギザの瑞牆山まで見えます。
2019年08月25日 08:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/25 8:59
国師ヶ岳と金峰山。ギザギザの瑞牆山まで見えます。
岩場エリアにやってきました。
2019年08月25日 09:00撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 9:00
岩場エリアにやってきました。
手に汗握る崖登りです。
2019年08月25日 09:05撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 9:05
手に汗握る崖登りです。
鋭くとがった尾根、手や足を滑らしたらひとたまりもありません。
とんでもない山です。
2019年08月25日 09:13撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 9:13
鋭くとがった尾根、手や足を滑らしたらひとたまりもありません。
とんでもない山です。
山頂までは細かいアップダウンを繰り返します。
さすが鶏冠の名前がついてるだけあります。
2019年08月25日 09:33撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 9:33
山頂までは細かいアップダウンを繰り返します。
さすが鶏冠の名前がついてるだけあります。
鶏冠山第三岩峰ピーク到着です。
まるで山頂のような表示に騙されました(笑)
鶏冠ポーズで記念撮影。
2019年08月25日 09:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
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8/25 9:36
鶏冠山第三岩峰ピーク到着です。
まるで山頂のような表示に騙されました(笑)
鶏冠ポーズで記念撮影。
イワギキョウ。
2019年08月25日 09:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 9:43
イワギキョウ。
今度こそ本物の山頂!2115mです。
2019年08月25日 10:25撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 10:25
今度こそ本物の山頂!2115mです。
木賊山までは非常にハードな道の連続でした。
蜘蛛の巣、尖った木の枝、藪漕ぎが永遠に続きます。
まるで障害物競走。
2019年08月25日 10:42撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 10:42
木賊山までは非常にハードな道の連続でした。
蜘蛛の巣、尖った木の枝、藪漕ぎが永遠に続きます。
まるで障害物競走。
写真のように折れた木の枝に気を付けないと怪我をします。
というかいくら気をつけても怪我を避けられないので、
長そで・長ズボン・手袋のような皮膚を覆える服装を推奨します。
2019年08月25日 10:42撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 10:42
写真のように折れた木の枝に気を付けないと怪我をします。
というかいくら気をつけても怪我を避けられないので、
長そで・長ズボン・手袋のような皮膚を覆える服装を推奨します。
ジャングルの探検をしているみたいです。
2019年08月25日 10:56撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 10:56
ジャングルの探検をしているみたいです。
葉っぱが何かに寄生されているのでしょうか?
キノコ状の謎の突起がある葉っぱがしばしばあり疑問に思いました。
2019年08月25日 11:08撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 11:08
葉っぱが何かに寄生されているのでしょうか?
キノコ状の謎の突起がある葉っぱがしばしばあり疑問に思いました。
赤い岩場。やっぱり南アルプスみたいです。
2019年08月25日 11:15撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 11:15
赤い岩場。やっぱり南アルプスみたいです。
サンゴ礁のような草。
2019年08月25日 11:17撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 11:17
サンゴ礁のような草。
道が不明瞭なので、できる限り赤テープを見落とさないように細心の注意を払います。
赤テープがないところは心の目で道を探します。
2019年08月25日 11:29撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 11:29
道が不明瞭なので、できる限り赤テープを見落とさないように細心の注意を払います。
赤テープがないところは心の目で道を探します。
木賊山到着です。ここまでが本当に大変でした。
とりあえずお昼休憩!
2019年08月25日 12:34撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/25 12:34
木賊山到着です。ここまでが本当に大変でした。
とりあえずお昼休憩!
下りは甲武信ヶ岳の登山道なので、行に比べて非常に安心です。
2019年08月25日 13:52撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 13:52
下りは甲武信ヶ岳の登山道なので、行に比べて非常に安心です。
徳ちゃん新道ではなく、近丸新道で下山。
白い石が登山道だけに散らばっています。
この石はいったい何者なのかすごく気になりました。
2019年08月25日 14:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 14:03
徳ちゃん新道ではなく、近丸新道で下山。
白い石が登山道だけに散らばっています。
この石はいったい何者なのかすごく気になりました。
渡渉があります。ここは岩の上をぴょんぴょん行ければ靴をぬらさずに済みます。
2019年08月25日 14:34撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 14:34
渡渉があります。ここは岩の上をぴょんぴょん行ければ靴をぬらさずに済みます。
廃線路もあって面白い道です。
2019年08月25日 14:42撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 14:42
廃線路もあって面白い道です。
無事に西沢渓谷まで戻ってこれました。
へとへとです。
2019年08月25日 15:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/25 15:03
無事に西沢渓谷まで戻ってこれました。
へとへとです。

装備

個人装備
Tシャツ インナー長袖(厚手) 半パン タイツ 靴下 グローブ(薄手) ウインドブレーカー 着替え(Tシャツ) 着替え(下着) ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料2.3L ヘッドランプ 保険証 スマホ 時計 タオル サングラス 帽子 カメラ バーナー&コッヘル

感想

今回の鶏冠山は、甲武信ヶ岳に登った時にとても気になっていました。
しかし、山と高原地図や山梨県の山の本などの地図を見ても、今回のルートの詳細については載っていませんでした。
実際に登ってみると、渡渉、ハードな登り、岩場/鎖場、藪漕ぎなどなど、山の障害物競走のようなバリエーションに富んだルートでとてもわくわくしました。
山梨100名山ではあるものの、あまり人気がなく周りの甲武信ヶ岳や乾徳山などの有名な山に埋もれてしまっている鶏冠山ですが、
個人的には周りのどの山よりも面白く、この隠れた名峰はもっと評価されるべきだと思いました。

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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