北沢峠から早川尾根、広河原へ ☆アサヨ峰はパノラマ360度☆
- GPS
- 06:00
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,040m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
4時10分頃に到着も既に乗り場には長蛇の列。 始発は5:30だが定刻よりやや早めに始発バスの運行開始。 バスは10台が運行しており、10台目に乗れない場合北沢峠から戻ってきたバスを待つことになる。 自分はかろうじて10台目に乗れたので、北沢峠には6:10頃到着。 激混みの休日などはこの先時刻表などあまり意味をなさない運行が続くと思われる。 10台のバスが満員の乗客を仙流荘から北沢峠までピストンフル稼働で運び続ける。 なお、広大な駐車場は自分が到着した時点でまだ余裕が見られた。 下山口は広河原峠入口で、そこからバス発着場のある広河原までは徒歩約1.2km、広河原から北沢峠間は南アルプス市営バス。 休日のこの日は最終15:00発、1本前は12:30発と間隔が大きい。 北沢峠までの所要時間は25分。 北沢峠から仙流荘に向かうバスは先述のとおり時刻表と関係なく次々と乗客を詰め込んでは出発するので、発着場で列に並んで順番を待つ。 列に並んで2台目のバスに乗車できたので、激混みではあるが乗車待ちのストレスはさほど感じない。 乗車券は窓口でなく、発着場の職員が直接販売している。 仙流荘からバスに乗るのなら事前に往復で購入するのが無難。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所は無いが、栗沢山、アサヨ峰、ミヨシノ頭山頂付近の岩稜帯は岩場歩きなりの注意は必要。 アサヨ峰から先は藪が登山道に迫っているので、藪漕ぎほどではないが足下が見えにくい個所がある。 脇からでた木の枝に腕や足をとられそうな箇所注意。 広河原峠からの下りは長い急坂でスリップに注意。 |
その他周辺情報 | バス発着場の近くにある仙流荘で日帰り入浴可能。@500円 内湯の他、露天風呂、サウナ有り。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
敬老の日三連休、残念ながら時間が空いているのは中日(9月15日)のみ。
日本アルプス各地は好天の予報、おそらく何処も相当な人出で、しかも中日ともなると駐車場の確保が大変だろうなどと考えるとやや憂鬱になる。
しかし、せっかくのチャンスを無駄にするのももったいない。
そんな中で目指したのが、気になっていた早川尾根縦走でした。
登山開始は北沢峠から。
長衛小屋の少し先、沢を渡って仙水峠に向かうルートを右に枝分かれすると栗沢山へのルートになる。
多くの方は仙水峠目指すので登山者数は激減するが、静かな山歩きできそうで嬉しい。
樹林帯の中、樹木の根が張った登山道は一定の傾斜で順調に高度を上げて行いきます。
4年前に山歩きを始めたばかりの頃に友人たちと歩いた道で懐かしい。
標高が上がると樹間越しの仙丈ケ岳や北岳、甲斐駒ヶ岳、森林限界を抜ければ360度のパノラマが待っています。
最初のピークは栗沢山、宇多田ヒカルの「南アルプス天然水」ロケ地でかなり有名になったそうですが、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳といったこの山域で人気の山に比べるとやはり登山者は少なめです。
惜しい気もするけど、山を静かに楽しむにはこの状態は好ましい気がする。
続いてアサヨ峰、グレートトラバースで田中陽希さんが「百名山に囲まれた素晴らしい山」とおっしゃっていたのを見たけど、全くその通りですね。
続くピークはミヨシノ頭。
山頂標識もなく素通りしたけどここからの眺望も素晴らしい!
先にアサヨ峰の絶景見た後だけに強く気には留めなかった。
山頂付近で三脚にカメラ据えてカメラマン氏が絶景ひとり占めされていたのが印象に残った。
そこから先は稜線からややトラバース気味に樹林帯の中をどんどん下ります。時折見える眺望は相変わらず素晴らしいが、先に絶景ポイントを楽しんでしまったので、どこか消化試合の気分も。
帰りのバスは広河原から北沢峠行最終の15時に乗れればいいと思いつつ、できれば1本前の12:30に乗りたいという気持ちもあるし、どうしても足早になる。
樹林帯を進んでやがて早川尾根小屋に出ます。
少し手前で出会ったベテランの登山者さんとお話しさせていただきましたが、「早川尾根小屋ができた30年くらい前はとてもいい小屋だったけど,久しぶりに来たら避難小屋になっちゃってた。」と惜しんでおられたのが強く印象に残った。
帰ってからネットで調べてみると数年前に営業をやめて無人小屋になっているようです。
広河原峠からの下山道はなかなかの急坂でした。
峠から峠入口まで1.7kmくらい、ほぼ一定の傾斜が続くので足早に下ると結構膝に来ます。
逆コース歩くとすれば、歩きにくさは無い感じですが、登りごたえありそうな道でした。
今回激混みだったのはバス発着場から北沢峠、長衛小屋辺りまで、その後は連休中とは思えない静かな山歩きでした。
いずれ残った早川尾根も歩きたい、と強く思いながら楽しい山歩きは終了でした。
コメント
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早川尾根、自分は14日の午後通っていますが一日違いでしたね。
ミヨシノ頭のカメラマン氏、私が通過した時にもスタンバッていました。この時で三日目とおっしゃってましたので、四日目だったようです。そんな山の楽しみ方もアリなんだろうなぁ、と想いながらでした。
こんばんは、off_roader さん
コメントありがとうございます。
一日違いには違いないですが・・・・、レコ拝見してたまげてます。
凄い!凄い!羨ましい!
カメラマン氏4日目とは・・・こちらも凄い。
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