ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2020604
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【乗鞍岳】極上のご来光で迎えた4x回目の誕生日と2x回目の結婚記念日(^^♪(県境〜乗鞍岳〜位ヶ原山荘)

2019年09月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
6.2km
登り
393m
下り
748m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:43
休憩
1:29
合計
5:12
5:23
5:36
12
5:48
5:48
9
5:57
5:57
44
6:41
6:44
10
6:54
6:54
4
6:58
7:02
2
7:04
7:50
3
7:53
7:55
6
8:01
8:01
6
8:07
8:08
29
8:37
8:37
1
8:38
8:58
25
9:23
9:23
58
天候 快晴♪
上の方でも思いのほか暖かく、県境から山頂まではインナー+長袖シャツ+レインウェア。
下山時はインナー+長袖シャツ(時折腕まくり)だけ。
夜明け前の県境尾根で、半袖1枚で「寒くない!」と言い張っていた人も身近にいますが、さすがにそれはアテにしない方がいいかと・・・
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
■行き
埼玉県民なので、関越〜上信越経由で松本ICへ。
松本ICから国道158号、県道84号経由、50分程度で乗鞍高原観光センターバス停へ。
県道で多少、デコボコしたところはありますが、終始2車線で走りやすい道。
ちょうど日付が変わったタイミングで到着、3分の1くらい埋まっていたかと。

04:10発のご来光バスに乗車、バスは5台、3台目に乗車。
県境にちょうど05:00くらいの到着。
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/

ご来光バスは9/16で終了。
4年前に来たときには、9/27にご来光バスに乗ったので、ずいぶんと早い時期に終わってしまうようになった模様。

■帰り
位ヶ原山荘から乗車。
実際にバスが出たのは10:22。時刻表は出ていませんので、目安として。
二人並んで座ることはできず、くらいの混雑具合。

乗鞍観光センターの駐車場は満車も満車。
我々の下山時にも、これから上に登っていく人がバス待ちの列を作っていました。

乗鞍高原観光センターからは、行きと同じ道をたどって。
コース状況/
危険箇所等
■県境〜乗鞍岳
・県境は人いっぱい。富士見岳でご来光待ちでしたが、大混雑でした。
・肩の小屋までは整備された平坦路。
・肩の小屋から山頂までは普通の登山路。よく整備されており歩きやすい道ですが、いくら一番簡単に登れる3,000m峰とはいえ、やはり北アルプス。岩場を歩くことになるので、足元の注意は必要。ビーチサンダルの人もいましたが・・・(後述)
・山頂についたタイミングではちょっとの混雑。後から登った方のレコを拝見すると、かなりの大渋滞だったようで・・・

■肩の小屋〜位ヶ原山荘
・肩の小屋から先は一気に人が減ります。
・肩の小屋口から5分ほど降りたところで、大きさからクマのものかと思われる真新しい糞を発見(写真あり)。Twitterで、山頂近くでの目撃の情報を見ましたので、山頂付近をウロウロしているのではないかと。近くに行く方はお気をつけください。クマ鈴は必須かと思います。
・肩の小屋口から先は沢沿いの道も多く、歩きづらいです。ここは登山者の領域でしょう。
・紅葉はまだまだでした。ちょっと枯れた葉っぱが出てきている程度でした。この調子だと、月末の週末がちょうどよいころですかね(あくまで個人的見解)。
その他周辺情報 ■そば処 合掌
乗鞍高原観光センターから車で10分くらい降りたところにある蕎麦屋さん。
二人ともてんぷらそばを注文。
そばもおいしかったですし、野菜のてんぷらもまたおいしかったです。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gasshou/
県境でバスを降りると、うす暗い中に浮かぶ満月がお出迎え。
2019年09月15日 05:19撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 5:19
県境でバスを降りると、うす暗い中に浮かぶ満月がお出迎え。
日の出を待つ人でいっぱい。にしても見事な雲海。日の出に期待大!
2019年09月15日 05:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 5:21
日の出を待つ人でいっぱい。にしても見事な雲海。日の出に期待大!
富士見岳で日の出を待つことにして、登っている間に振り返ると見事な滝雲。
2019年09月15日 05:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 5:37
富士見岳で日の出を待つことにして、登っている間に振り返ると見事な滝雲。
キタ━(゜∀゜)━!
2019年09月15日 05:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 5:40
キタ━(゜∀゜)━!
いつ見ても、何度見ても、ご来光は素晴らしい♪
2019年09月15日 05:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 5:40
いつ見ても、何度見ても、ご来光は素晴らしい♪
大雲海に浮かび上がる太陽。
2019年09月15日 05:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 5:41
大雲海に浮かび上がる太陽。
奥穂、槍方面も素晴らしい景色。
2019年09月15日 05:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 5:42
奥穂、槍方面も素晴らしい景色。
4x年目の誕生日と2x回目の結婚記念日、これまでに感謝し、これからの多幸を祈念。
2019年09月15日 05:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 5:44
4x年目の誕生日と2x回目の結婚記念日、これまでに感謝し、これからの多幸を祈念。
さて、混まないうちに先に進みます。摩利支天方面(行ってませんが)。
2019年09月15日 05:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 5:45
さて、混まないうちに先に進みます。摩利支天方面(行ってませんが)。
これだけのご来光に恵まれることも、なかなかありません。
2019年09月15日 05:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 5:47
これだけのご来光に恵まれることも、なかなかありません。
モルゲン富士見岳。
2019年09月15日 05:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 5:54
モルゲン富士見岳。
摩利支天分岐に着くころにはすっかり太陽が登り切っていました。
2019年09月15日 05:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 5:56
摩利支天分岐に着くころにはすっかり太陽が登り切っていました。
肩の小屋までは平坦な道。
2019年09月15日 06:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 6:00
肩の小屋までは平坦な道。
剣が峰方面。すっきり晴れて、景色が楽しみ♪
2019年09月15日 06:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 6:00
剣が峰方面。すっきり晴れて、景色が楽しみ♪
肩の小屋。行きはスルー。
2019年09月15日 06:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 6:05
肩の小屋。行きはスルー。
この時間になってくるとかなり暑くなってきており、すでに長袖シャツ1枚の嫁さん。
2019年09月15日 06:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 6:11
この時間になってくるとかなり暑くなってきており、すでに長袖シャツ1枚の嫁さん。
太陽が高く登ってくるとともに、雲海も少しずつ取れてきました。
2019年09月15日 06:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 6:43
太陽が高く登ってくるとともに、雲海も少しずつ取れてきました。
振り返って槍・穂。
2019年09月15日 06:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 6:43
振り返って槍・穂。
朝日岳分岐からの権現池。
2019年09月15日 07:01撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:01
朝日岳分岐からの権現池。
山頂まではちょっと急登。
2019年09月15日 07:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:08
山頂まではちょっと急登。
山頂登頂!
この時点では待ちなしで山頂標識を撮影しましたが、後から来た人は大変だったようで・・・
2019年09月15日 07:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 7:25
山頂登頂!
この時点では待ちなしで山頂標識を撮影しましたが、後から来た人は大変だったようで・・・
山頂からの御嶽山。山頂からは360度の絶景(^^♪
2019年09月15日 07:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:25
山頂からの御嶽山。山頂からは360度の絶景(^^♪
南アルプス方面。北岳の奥に、富士山らしき山も見えていました。
2019年09月15日 07:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 7:45
南アルプス方面。北岳の奥に、富士山らしき山も見えていました。
中央アルプス方面。
2019年09月15日 07:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:45
中央アルプス方面。
南アルプス、中央アルプス全景。
2019年09月15日 07:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:45
南アルプス、中央アルプス全景。
すっかり雲が取れた槍穂方面。
2019年09月15日 07:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:46
すっかり雲が取れた槍穂方面。
北アルプスは遠く白馬岳まで。
2019年09月15日 07:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 7:46
北アルプスは遠く白馬岳まで。
八ヶ岳方面。
2019年09月15日 07:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 7:48
八ヶ岳方面。
ちょっと遅めの朝食をとりながら、ノンビリと素晴らしい景色を堪能。と、一気に人が多くなってきたので、混まないうちに下山開始。
2019年09月15日 08:01撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 8:01
ちょっと遅めの朝食をとりながら、ノンビリと素晴らしい景色を堪能。と、一気に人が多くなってきたので、混まないうちに下山開始。
西には白山。
2019年09月15日 08:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 8:09
西には白山。
振り返ると山頂までの道はかなり人が多くなっていました。おそらく、通常バスの第一陣の方々だったのでしょう。
2019年09月15日 08:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 8:11
振り返ると山頂までの道はかなり人が多くなっていました。おそらく、通常バスの第一陣の方々だったのでしょう。
肩の小屋近くまで下りてきましたが、人が途切れることがありません。
2019年09月15日 08:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 8:42
肩の小屋近くまで下りてきましたが、人が途切れることがありません。
肩の小屋でノンビリとコーヒーを飲みながら上を見上げると、山頂に向かう道は巡礼状態(笑
2019年09月15日 08:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
9/15 8:53
肩の小屋でノンビリとコーヒーを飲みながら上を見上げると、山頂に向かう道は巡礼状態(笑
肩の小屋からの下山途中、チングルマの綿毛。
2019年09月15日 09:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 9:14
肩の小屋からの下山途中、チングルマの綿毛。
「大雪渓」のはずですが、今年はかなり小さいですね。やはり冬に雪が少なかった影響でしょうか。
2019年09月15日 09:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 9:26
「大雪渓」のはずですが、今年はかなり小さいですね。やはり冬に雪が少なかった影響でしょうか。
さすがにコバイケイソウは終わっていました。
2019年09月15日 09:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 9:27
さすがにコバイケイソウは終わっていました。
エコーラインはサイクリストだらけ。ここを登ってくるってすごいですね。
2019年09月15日 09:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 9:30
エコーラインはサイクリストだらけ。ここを登ってくるってすごいですね。
エコーラインを渡って、少し右に行ったところにある登山路入り口。狭くてわかりづらいところにあります。
2019年09月15日 09:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 9:37
エコーラインを渡って、少し右に行ったところにある登山路入り口。狭くてわかりづらいところにあります。
写真だと大きさがわかりづらいのですが、かなり大きい(少なくとも人サイズよりは大きい)糞を発見。野生動物でこの大きさだと、クマくらいしか思い当たりません。
2019年09月15日 09:39撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 9:39
写真だと大きさがわかりづらいのですが、かなり大きい(少なくとも人サイズよりは大きい)糞を発見。野生動物でこの大きさだと、クマくらいしか思い当たりません。
紅葉が進んでいればきれいなところですが、まだまだまったくでした。ちょびっと、期待していたのですが(笑
2019年09月15日 09:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 9:45
紅葉が進んでいればきれいなところですが、まだまだまったくでした。ちょびっと、期待していたのですが(笑
振り返って山頂方面。相変わらずのいい天気。ここから先は樹林帯。
2019年09月15日 09:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
9/15 9:46
振り返って山頂方面。相変わらずのいい天気。ここから先は樹林帯。
ナナカマド。多少、色づいている葉もありますが、まあ、それでもこの程度。
2019年09月15日 09:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 9:47
ナナカマド。多少、色づいている葉もありますが、まあ、それでもこの程度。
いったん、エコーラインに出ます。相変わらずサイクリストがいっぱい。
2019年09月15日 09:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 9:53
いったん、エコーラインに出ます。相変わらずサイクリストがいっぱい。
沢沿いの道が続きます。
2019年09月15日 09:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 9:56
沢沿いの道が続きます。
あと2週間後には紅葉のピークを迎えるであろう斜面。緑の斜面も、これはこれできれいではあります。
2019年09月15日 10:06撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 10:06
あと2週間後には紅葉のピークを迎えるであろう斜面。緑の斜面も、これはこれできれいではあります。
遠く肩の小屋が見えてきました。この時点でバスまでの時間がなく、位ヶ原山荘で早めの昼食を取りながらの時間つぶしプランに傾いていました。
2019年09月15日 10:15撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 10:15
遠く肩の小屋が見えてきました。この時点でバスまでの時間がなく、位ヶ原山荘で早めの昼食を取りながらの時間つぶしプランに傾いていました。
林道まで出てきました!と思ったら、上からバスが・・・
慌てて走って山荘に向かいます。
2019年09月15日 10:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
9/15 10:32
林道まで出てきました!と思ったら、上からバスが・・・
慌てて走って山荘に向かいます。
バスに途中で追い越され、「待ってますよ」と声をかけていただき、ギリセーフ。
2019年09月15日 10:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
9/15 10:33
バスに途中で追い越され、「待ってますよ」と声をかけていただき、ギリセーフ。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(26L) ザックカバー 朝ご飯 非常食 サーモス(お湯) レインウェア フリース 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル

感想

我が家は夫婦ともに9月15日生まれ、どうせならということで結婚記念日も9月15日で、盆暮れ正月がまとめてやってくるような家。
今年はちょうど子供も不在で、2x年目で初めて二人で迎える結婚記念日。
かねてより、山でのご来光を拝んだことのない嫁さんをご来光の山に連れて行きたいと思っており、晴れたら乗鞍岳でさっくりとバスでのご来光登山プラン。
前々日まではイマイチの天気予報。
出かけるのは諦めかけていたところ、前日のヤマテンでは急転、晴れ。
夜からの準備でバタバタと出かけることに。

乗鞍観光センターをバスが出るころは曇り空・・・
が、バスで登っているうちに雲を抜け、後方に広がる見事な雲海!
極上のご来光を拝むことができる期待感でいっぱい。
富士見岳の山頂で迎えたご来光は、節目の日に改めて前を向いて歩いていく気を起こさせてくれる、期待にたがわぬ見事なものでした。
山の上からのご来光は、いつ見ても、何度見ても良いものです。
山の上からのご来光は初めてのはずの嫁さんは、意外とフツーの反応でしたが(笑

ご来光を楽しんだ後には肩の小屋を経て山頂へと向かいます。
それほどキツイコースではありませんが、それでも3,000mの高峰。
空気が薄いこともあってか、普段から運動不足気味の嫁さんの体には厳しい条件だったようで、のんびりと山頂へ。

山頂はド快晴の下で、文字通りの360度の絶景(^^♪
北アは槍ヶ岳、奥穂高岳、焼岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、立山、剱岳、鹿島槍ヶ岳、白馬岳
南アは甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳
中央アは木曽駒ケ岳、空木岳、恵那山
八ヶ岳は赤岳、蓼科山
そのほかにも富士山、御嶽、白山
これだけの山々を目視で確認。なんとも贅沢な時間。
行動開始は早かったわりに遅めの朝食を取りながらのんびりしているうちに、下から登ってくる人がかなり増えてきます。
下山路が混まないうちに、ということで早めの時間に下山開始。

山頂からの下山中、すれ違う人の多いこと・・・
100人の単位ではなく、1,000人の単位だったんじゃないだろうか。
そんな中、ビーチサンダルで登っている方が。
「岩ゴロゴロなの知らずに来たのかなぁ、しょうがないなぁ」と思っていましたが、横で「山頂まで行けるよ、大丈夫」と言っている方が・・・
さすがに見かねて、「岩場も多いから止めた方がいい、登ることはできても下りは危ない」と声をかけましたが、あえなくスルー。。。
強制することはできませんが、さすがにビーサンのレベルになると周りは止めないといかん気が。
怪我無く降りてきているようであればよいのですが。

肩の小屋でコーヒーを飲みながら一服。
肩の小屋からは位ヶ原山荘方面に向かうと、肩の小屋から先は一気に人が少ない登山道。
その代わり、動物さんがいらっしゃるようで、ライチョウがバタバタとしているほか、肩の小屋口から少し下ったところには新しいクマさんの落し物が・・・
この日、Twitterで山頂付近のクマの動画がアップされていたので、このクマの落し物で間違いないかと思います。
紅葉が進んでいれば、紅葉の絨毯がきれいなところでもありますが、まだまだこれから(ちょっとだけ期待はしていた)。

歩きづらい沢道が多く、思ったより時間を要したため、計画より遅れが生じて乗りたかったバスは諦めていました。
位ヶ原山荘で早めの昼メシを食べながら、のんびりバスを待てばいいやあ、と思っていたところ、登山道から林道に出たところで、上からバスが来るのが見えます。
慌てて走って山荘へ。
バスに追い越されるときに運転手さんが、「待ってますから大丈夫ですよ」と声をかけてくれました。
とはいえ、のんびり歩いて待たせてしまうのも申し訳ないので、バス停まで走ってちょうど添乗員さんが降りてきたタイミングで到着。ギリギリセーフ。
最後に高所で走ったためか、単なる寝不足のためか、バスの中では頭痛・・・

短い時間ながら、ものすごく濃密な山行でした。


最後に、、、
肩の小屋から山頂に向かっている途中、男性が倒れているのが見えました。
すでに心臓マッサージ中で、救助連絡のために山荘に向かった方もいらっしゃいました。
自分も山岳救助隊に救助された経験があることからも、何かしら役に立てることがないか、タイミングを見てマッサージを変わろうかと考えているうちに、後方から手際から見て医療関係に従事しているのではと思われる方が救助に加わりました。
そうなってくると、心配で見ているだけで、役に立てることが何もなし。すごい無力感。
山荘から救助隊が登ってくるのが見えた後は、逆にいると救助のジャマになりかねないため、先に進むというのがその場での判断。
気になりながら登っていたところ、救急車が到着し、しばらくしてから降りていくのが見えていました。
山行の翌日、お孫さんのTwitterで残念ながら亡くなられたことを知りました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1374人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
剣ヶ峰往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら