山小屋2泊で塩見岳近辺の100高山全部いただきました。

2019年09月13日(金) 〜 2019年09月15日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 56.6km
• 登り: 4,848m
• 下り: 4,850m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥倉13日の早朝から第一駐車場が8割近く、15日に下山したときは第3駐車場まで使われていました。

その他周辺情報

ゼロ磁場の宿入野谷のお風呂がおすすめ

写真

9/13 6:01

1日目　鳥倉第一駐車場を600に出発

9/13 6:51

50分の林道歩きでやっと登山口

9/13 8:00

三伏峠まで10刻みの標識があります。

9/13 8:29

6/10と7/10の間に水場があります。ここは7/10付近。

9/13 9:07

この標識で元気が出る

9/13 9:10

峠に到着です

9/13 9:10

小屋前で一休み

9/13 9:18

ここで荷物を少しデポして小河内岳に向かいます

9/13 9:23

タカネマツムシソウの咲き乱れるお花畑

9/13 9:43

かなたに小河内岳2802mが

9/13 9:53

その手前に烏帽子岳

9/13 10:00

烏帽子岳2726mに着きました。本ツアー最初の100高山

9/13 10:00

塩見岳のドーム

9/13 10:11

烏帽子岳西側は崩落地帯

9/13 10:40

壊れた三角点のあるこのピークは前小河内岳2784m。100高山の100番目（鋸山2685m）より高いが小河内岳の属峰とみなされているのか100高山扱いにはなっていない。

9/13 11:11

分岐から約2時間で本日2つ目の100高山小河内岳に到着。一休みしたら引き返します。

9/13 11:12

小河内岳避難小屋と富士山

9/13 11:13

荒川三山のビューポイント

9/13 12:33

きれいなオレンジに紅葉しています

9/13 13:21

13時20分、立派な標柱のある三伏山に到着

9/13 14:31

14時30分、本谷山

9/13 16:33

16時30分、本日の宿泊地塩見小屋到着。行動時間10時間半。2016年に改築されたばかりということで、小屋はとても綺麗でした。（いろいろ制約も多かったけど）

9/14 4:37

翌日、3時起床、3時半出発。4時半に塩見岳登頂。日の出にはまだ早い。

9/14 4:41

ここから先は自分にとって処女地。

9/14 5:07

朝焼けが始まるころ、満月が塩見の肩に隠れようとしています

9/14 5:21

5時20分、ここで荷物を軽くして蝙蝠までピストンです

9/14 5:29

5時半に日の出

9/14 5:35

北俣岳の岩峰が結構難物でした

9/14 5:40

朝日に照らされる塩見岳

9/14 5:40

北俣岳からの蝙蝠岳。北俣岳は蝙蝠岳より高い（2920m）のに、やはり塩見岳の属峰扱いのためか100高山に名を連ねていない。

9/14 5:59

蝙蝠岳はたおやかで均整のとれた山だ

9/14 6:53

蝙蝠岳7時前に登頂です。100高山三っつ目。

9/14 6:54

蝙蝠岳より荒川三山

9/14 6:55

富士山

9/14 6:55

左より、仙丈、間ノ、農鳥

9/14 6:56

蝙蝠尾根は二軒小屋までまだまだ続いています。

9/14 6:57

白峰南嶺

9/14 6:58

塩見と蝙蝠尾根

9/14 8:41

ここは北俣岳と北俣岳分岐の間にある無名峰の上。分岐よりも高い位置なので、事実上この地点が蝙蝠尾根の最高地点。

9/14 8:41

これから向かう仙塩尾根

9/14 8:47

8時47分、分岐に戻る

9/14 9:20

塩見の急坂を下山

9/14 9:22

ここから先は緩やかな尾根道

9/14 10:09

西側は切れ落ちているのだが、東側はなんとも牧歌的な道

9/14 10:19

崩落地の向こうに北荒川岳の標識が見える

9/14 10:23

北荒川岳到着。100高山4っつ目。東海フォレスト製の大木の標柱はない。

9/14 10:23

塩見を振り返る

9/14 11:45

登山道から外れたところに合って探すのに苦労した新蛇抜山

9/14 13:12

こちらも登山道から少し逸れたところにある安倍荒倉岳2693m。これで100高山5つ目（100高山の99位ということで標識もしょぼい。景色も大したこと無い）。

9/14 14:03

14時に熊ノ平小屋到着。チェックインを済ませる。

9/14 13:54

小屋の前の水場。冷たくて美味しい。

9/14 14:26

14時丁度から荷物を軽くして三峰に登り始める。コースタイムは登り2H、下り1.5Hということで、17時40分の夕食までには何とか戻るつもり

9/14 14:36

農鳥ショートカットの分岐

9/14 15:06

間ノ岳まで延々と続く尾根のどれが三峰なのかわからなっかったが結局左のピークでした

9/14 15:32

登り1.5Hで到着できた。これで予定していた100高山6っ全て制覇。

9/14 15:37

農鳥方面

9/14 15:37

間ノ岳方面

9/14 15:38

雲海の上にいる。本日その後は17時に小屋着。行動時間は13時間半でした。

9/15 4:11

3日目の朝も2時半時起床、3時半出発。雲海の上の満月が綺麗だったので、長時間露光で撮影を試みた。

9/15 7:56

本日一番の急坂をのぼりきったところ。

9/15 8:01

北俣分岐の先のざれ場トラバースは少し緊張する

9/15 8:08

両側が切れ落ちているところ

9/15 8:40

東峰より西峰

9/15 8:44

行動食として持参したビスコの袋が塩見の頂上ではパンパンに膨らんでいます。

9/15 8:58

西峰より、小屋方面。このあたり、登ってきた人と勝ち合わせが多く、渋滞する。学生団体が大きな荷物を担いで登ってきていた。（考えるところがあるので別途日記に記します）

9/15 9:56

10時ごろ、塩見小屋通過

9/15 12:46

三伏小屋前のテントサイトは結構にぎわってました。

9/15 14:52

林道に下りてきました。

9/15 15:32

15時30分駐車場に帰着。三日目の行動時間はきっかり12時間でした。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

natoshi

塩見岳近辺に登り残した100高山が6つあった。即ち烏帽子岳、小河内岳、蝙蝠岳、北荒川岳、安倍荒倉岳、三峰岳だ。主に仙塩尾根〜蝙蝠尾根にかけての一帯で、どこから入域するにしろ、日帰りはまず無理だし、塩見岳に登ることを避けて通ることは許されない地域だ。いくつかのレコを参考に、2日連続行動時間12時間越えを覚悟すれば、山小屋2泊で何とかいけそうだということが見えてきた。ポイントは、鳥倉から入山した後、その日のうちに小河内岳を落とし、塩見小屋まで移動すること、2日目には早起きして蝙蝠岳ピストンの後、熊の平小屋に14時までにチェックインし、その日のうちに三峰をピストンで登ってしまうことである。結果は天気に恵まれたこともあり、上出来だった。夜行登山による日の出前の塩見岳登頂や夕暮れ迫る三峰岳から眺める雲海は、これまでに無い経験と感動を与えてくれた。