北鎌、北ア縦走(上高地〜黒部ダム)

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月18日(水)

• GPS: 106:01
• 距離: 72.0km
• 登り: 5,784m
• 下り: 5,854m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:57
• 合計: 8:09

5:41 上高地バスターミナル
5:45 5:45 無料トイレ
6:22 6:27 明神館
6:31 6:31 徳本口(徳本峠分岐)
7:03 7:03 徳沢公衆トイレ
7:08 7:08 徳澤園
7:17 7:17 新村橋(パノラマ分岐)
7:51 8:06 横尾 (横尾山荘)
8:37 8:37 槍見河原
8:44 8:48 一ノ俣
8:54 8:54 二ノ俣
9:16 9:37 槍沢ロッヂ
9:56 9:56 赤沢岩小屋（ババ平）
10:45 10:50 槍沢大曲り
12:15 12:22 水俣乗越
13:50 北鎌沢出合

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 2:47
• 合計: 11:42

3:46 北鎌沢出合
5:55 6:18 北鎌のコル
9:10 10:24 独標2899m
14:08 15:18 槍ヶ岳
15:28 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:50

5:28 槍ヶ岳山荘
6:02 6:02 千丈乗越
8:10 8:10 樅沢岳
8:30 8:43 双六小屋
9:00 9:01 双六岳巻道分岐
9:02 9:03 双六岳中道分岐
10:23 10:23 三俣峠
10:50 11:24 三俣山荘
12:46 12:46 鷲羽岳
13:16 13:25 ワリモ岳
13:34 13:36 ワリモ北分岐
14:18 水晶小屋

4日目

• 山行: 8:19
• 休憩: 0:48
• 合計: 9:07

5:41 水晶小屋
6:13 6:27 水晶岳
7:05 7:11 温泉沢ノ頭
8:54 8:58 赤牛岳
11:49 12:12 奥黒部ヒュッテ(東沢出合)
14:40 14:41 下の黒ビンガ
14:48 宿泊地

5日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:28
• 合計: 9:15

6:27 宿泊地
10:25 10:39 平ノ渡場・仮設
10:47 10:47 平ノ渡場(黒部川対岸連絡船)
10:53 11:55 黒部湖 避難小屋
11:58 11:58 平ノ渡場(黒部川対岸連絡船)
12:04 12:15 平ノ渡場・仮設
15:17 15:18 ロッジくろよん
15:36 15:36 黒部湖駅
15:40 15:40 黒部ダム
15:42 ゴール地点

5:41 上高地バスターミナル
5:45 無料トイレ
5:46 河童橋
5:53 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
6:22 明神館
6:31 徳本口(徳本峠分岐)
7:02 徳沢ロッヂ
7:03 徳沢公衆トイレ
7:05 徳澤園
7:17 新村橋(パノラマ分岐)
7:58 横尾 (横尾山荘)
8:37 槍見河原
8:45 一ノ俣
8:54 二ノ俣
9:16 槍沢ロッヂ
9:56 赤沢岩小屋（ババ平）
10:50 槍沢大曲り
12:15 水俣乗越
3:45 北鎌沢出合
5:55 北鎌のコル
10:13 独標2899m
14:20 槍ヶ岳
15:30 槍ヶ岳山荘
6:02 千丈乗越
8:09 樅沢岳
8:29 双六小屋
9:00 双六岳巻道分岐
9:02 双六岳中道分岐
10:23 三俣峠
10:55 三俣山荘
12:46 鷲羽岳
13:16 ワリモ岳
13:34 ワリモ北分岐
5:41 水晶小屋
6:13 水晶岳
7:05 温泉沢ノ頭
8:54 赤牛岳
11:56 奥黒部ヒュッテ(東沢出合)
14:40 下の黒ビンガ
10:39 平ノ渡場・仮設
10:47 平ノ渡場(黒部川対岸連絡船)
10:53 黒部湖　避難小屋
12:24 平乃小屋
15:17 ロッジくろよん
15:40 黒部ダム

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

写真

9/14 5:42

上高地BT。
ここから始まりです。

9/14 5:46

河童橋。

9/14 6:57

今日は天気いいです♪

9/14 6:57

9/14 7:50

9/14 7:50

横尾に到着。

9/14 9:32

槍沢ロッヂに到着。

9/14 10:43

大曲。
ここから水俣乗越に上がります。

9/14 12:08

9/14 12:08

水俣乗越。
初日はとにかく足が重い。。
ちょこちょこ休憩しながらようやく登りきりました。
ここから北鎌沢へ下ります。
下り口からガレ場への下りはかなり悪いです。

9/14 12:56

9/14 12:57

ガレ場が長く続きます。

9/14 13:01

9/14 14:46

北鎌のコルの少し先で、ヘリによる救助活動が行われていました。

9/14 16:03

槍が少しだけ。。

9/14 16:44

北鎌沢出会はどこかのキャンプ場状態。
見える範囲で二十数張のテントが見えました。。

9/15 3:45

3時45分出発。

9/15 5:59

2時間15分かけて北鎌のコルへ登り上がりました。
表銀座の稜線が見えます。

9/15 6:28

9/15 6:35

次は独標を目指します。

9/15 6:55

9/15 7:07

思った以上に存在感がありますね。
今回は直登したいのですが、果たして・・

9/15 7:08

水俣乗越が見えます。
下りの傾斜が半端ないことが分かります。

9/15 7:08

9/15 7:31

岩稜帯を下って登って。。

9/15 7:31

もうひと登り。

9/15 7:56

取り付きまでもう少し。

9/15 8:15

独標取り付きに到着。

9/15 8:29

1P目。
出だしが難しいみたい。
スリングが掛けられてるけど、切れたり抜けたりすると谷底行きなので、トップは頼らずに登ります。

9/15 9:04

2P目。
ここから先は簡単だけど、登ってる感があります♪

9/15 9:15

9/15 9:28

9/15 9:30

3P目。

9/15 9:33

ラストピッチはノーザイルで行っちゃいました。

9/15 9:44

高度感が出てきました♪

9/15 10:04

独標の頂上に到着。
他にも数パーティいますね。

9/15 10:04

9/15 10:14

槍がよく見えます。

9/15 10:16

槍ポーズ♪

9/15 10:37

9/15 10:43

段々と近づいてきました。

9/15 10:43

まだまだアップダウンが続き。。

9/15 11:05

9/15 11:43

9/15 11:43

槍の手前に見えるのがP15っぽい。

9/15 11:58

この登りがきつそう。。

9/15 12:26

P15へ。

9/15 12:28

P15からは槍の姿がよく見えます。

9/15 13:14

このコルが北鎌平と思いきや。。

9/15 13:24

その上の段が北鎌平？？

9/15 13:28

9/15 13:40

やっぱり午後になるとガスが湧き上がってきます。

9/15 13:51

最後の登り。

9/15 14:05

9/15 14:13

チムニーを登ります。

9/15 14:25

山頂到着！！
北鎌から次々と人が上がってくるので、あまり有り難みはありません。。笑
一人で上がってきてしまったので仲間を待ちます。。

9/15 14:46

現れました♪

9/15 14:49

9/15 14:51

いろんなとこから現れます♪

9/15 14:51

9/15 14:52

一般道は小屋の前から列が。。
何と、2時間半〜3時間待ちだとか。。

9/15 15:27

肩の小屋に降りてきました。
登りの列が多すぎ。。

9/15 16:46

9/15 16:49

9/15 16:49

雲の動きがスゴい♪

9/15 16:51

槍ヶ岳山荘のテン場はいっぱいなので、殺生ヒュッテに下りる人が増えてきました。

9/15 17:57

日暮れ時の雲海が綺麗♪

9/15 17:57

9/15 17:58

稜線が浮かび上がってる♪

9/15 18:02

日が沈みます。。
いい1日でした♪

9/16 6:11

翌朝はガスの中出発。

9/16 6:48

千丈沢乗越で仲間と別れ、ここから先は一人で縦走です。

9/16 7:10

ホシガラス？

9/16 7:24

ガスが少し落ち着いてきました。

9/16 7:28

硫黄乗越。

9/16 7:38

樅沢岳へ続く登り。
普段であれば大したことない登りだけど。。

9/16 7:38

ここを越えると双六小屋。

9/16 8:11

樅沢岳山頂。

9/16 8:22

双六小屋が見えてきた。

9/16 8:25

9/16 8:31

双六小屋に到着。
ここで水を少し補給して先へ進みます。

9/16 8:32

あれは鷲羽かな？

9/16 8:32

9/16 9:00

今回は双六岳へは登らず、巻道経由で三俣山荘へ。

9/16 9:00

歩きやすそう♪

9/16 10:23

三俣峠へ到着。
山頂はパスしてそのまま下ります。

9/16 10:43

三俣山荘が見えてきました。

9/16 11:12

山荘前のテーブルでカップラーメンを食べ、次は今日のメイン、鷲羽岳です。
キツそう。。

9/16 11:59

ザレた斜面を一歩一歩登ります。f

9/16 11:59

天気は回復傾向かな？？

9/16 12:45

鷲羽岳到着。
ガスが再び覆ってきました。

9/16 12:58

9/16 13:16

ワリモ岳到着。

9/16 13:27

9/16 13:27

9/16 13:35

ワリモ北分岐。
ここから雲の平へ続くんですねぇ。
今日は水晶小屋へ向かいます。

9/16 14:16

水晶小屋への登り。
本日最後の登りなので気は楽です。

9/16 14:26

本日の宿泊地、水晶小屋へ到着。
残念ながらビールは売り切れでしたが、半分凍ったポカリで一日の疲れを癒しました♪

9/17 5:01

水晶小屋の夜明け。
明け方のこの時間帯は大好きです♪

9/17 5:08

水晶岳も見えてる。

9/17 5:17

今朝の天気は良いです♪

9/17 5:40

9/17 5:43

5時半に朝食後、すぐに出発。
水晶岳へ向かいます。

9/17 6:05

振り返ると、雲が山腹に沿って流れ込んでます。

9/17 6:14

水晶岳へ到着。

9/17 6:14

槍、穂高の稜線が浮かび上がってキレイ♪

9/17 6:16

9/17 6:16

これから歩く稜線。
両サイド山に囲まれた快適な歩きが楽しめそう♪

9/17 6:16

裏銀座の稜線。
水晶岳は北アの真ん中にあるので、360度の景色を堪能できます。
道のりは遠いですが、オススメの山です。

9/17 6:29

9/17 6:29

水晶岳を振り返る。

9/17 6:29

薬師岳方面。

9/17 7:00

高天原山荘が見えます。

9/17 7:05

温泉沢の頭。

9/17 7:05

ここから温泉に降りていけるみたいですね。

9/17 8:17

次は赤牛岳を目指します。

9/17 8:26

9/17 8:43

右手には裏銀座から後立山、左は薬師から立山に続く稜線が望めるこの道はとても快適なルートです。

9/17 8:50

赤牛岳に到着。
本日最後のピークです。

9/17 8:57

9/17 8:57

笠ヶ岳が見える。

9/17 9:12

ここからは読売新道を下っていきます。

9/17 9:25

黒部ダムが見えてきました。

9/17 9:41

先はまだ長そう。。

9/17 10:44

これは何のキノコだろ？？

9/17 11:20

9/17 12:12

奥黒部ヒュッテへ到着。
昨日飲めなかったビールをここで購入♪
今夜はビールだ♪

9/17 12:38

キャンプ場横から沢に降りて沢装備へ着替えます。
今日はここから上の廊下を目指します。
行けるところまで・・ということで。。

9/17 12:45

本流との合流点。
少し下流から渡渉しました。

9/17 13:22

広い河原ですね。

9/17 13:29

9/17 13:39

9/17 13:50

思った以上に流れが強く、渡渉が難しいです。

9/17 13:50

9/17 14:12

下の黒ビンガが見えてきました。

9/17 14:36

ここをどう突破しようかと悩み、最初は右岸からヘツってみましたが流れに戻されて失敗。
次はザックを置いて左岸から挑戦すると何とか成功。
一旦戻り、ザックを担いで再び左岸から抜けました。

9/17 14:36

右岸側。
抜け口の流れが強く、あちらからは抜けれませんでした。。

9/17 14:36

左岸側は流れが緩やか。

9/17 14:36

下の黒ビンガ。

9/17 14:40

再び左岸から右岸への渡渉が厳しく・・

9/17 14:41

色々と渡渉点を探りましたが、流れは早いし一部水深の深い場所があって危なそう。。
ここで厳しいと先へ進んでも戻れなくなる可能性もあるので、ここで引き返すことにしました。

9/17 14:59

少し戻るとテン場の跡が。ラッキー♪
今日はここで休みます。
小屋で買った2日ぶりのビール2本で一人贅沢な時間を過ごせました♪

9/18 6:34

雨がパラパラと降る中、朝6時過ぎ起床。
沢が増水する前に沢を降りねば。。

9/18 8:23

東沢谷出合まで戻ってきました。
ひと安心です。
今日は予定を変更して、そのまま黒部ダムまで向かい、一旦山を降りようと思います。

9/18 9:00

9/18 9:53

ダムが見えてきました。

9/18 10:27

平の渡場。
6分遅かった。。
次は2時間後なので、針ノ木谷の避難小屋で時間を潰します。

9/18 12:07

ようやく渡し船がやってきた♪

9/18 12:21

9/18 12:23

このまま黒部ダムへ行って欲しい。。

9/18 15:19

ロッジくろよんへ到着。
一旦姿を見てから辿り着くまでが長かったです。。
明日またここへ戻って泊まる予定ですが、今日は一旦街へ下ります。
余計な荷物（沢装備）や汚れ物を自宅へ送ったり、濡れたテントなどを乾かしたり、何よりも、少し街が恋しくなってきました。笑

9/18 15:30

もうすぐダム。

9/18 15:38

9/18 15:38

おぉ〜一般人を久しぶりに見た♪
早く街へ降りよう♪

撮影機器：

Xperia XZ3 SOV39 au SONY

感想

masa1121

【2019 北アルプスの旅 Part1】

◆9/14 上高地〜北鎌沢出合
初日とあって、水俣乗越への登りがキツかった。。
北鎌沢出合はテントで溢れ、北鎌尾根の人気度が伺えますが、一方、この日はコルの上方でヘリによる救助が行われていて、北鎌での救助者が増えているが気になります。　※この日の救助者は疲労による行動不能、翌日も一人救助されてました。

◆9/15 北鎌沢出合〜北鎌尾根〜槍ヶ岳山荘
ルートファインディングが必要な北鎌尾根ですが、稜線には無数の人の姿が。。
今日登れたからといって次も同じとはいかないでしょうね。
独標は直登しました。
同じ時間帯では自分たちだけが直登を選んでいましたが、これによってよりバリエーションらしさを味わえました。良かったです♪

◆9/16 槍ヶ岳山荘〜水晶小屋
この日から仲間と別れソロで行動です。
午前中はガスがかかりあまり良い景色は望めませんでしたが、徐々に回復。
水晶小屋では残念ながらビールが飲めませんでしたが、布団は一人一枚あったので、昨日寝れなかった分ぐっすりと眠ることができました。

◆9/17 水晶小屋〜下の黒ビンガ
赤牛岳までの稜線上は景色が最高でした。
読売新道の下りは濡れていてとても悪かったです。
上の廊下は下の黒ビンガまでしか行けませんでしたが、自分の実力では良い判断だったと思います。
ソロじゃ厳しいとこですね。。

◆9/18 下の黒ビンガ〜黒部ダム
奥黒部ヒュッテから平の渡場までの道は、思った以上にアップダウンが激しく、かなり疲れました。
出発／到着点の標高差だけでは分からないキツさがあります。
対岸へ渡ってからロッジくろよんまでのルートも前半はアップダウンが結構あります。
すれ違ったのは釣り人だけですが、よくこんな道を通ってまで釣りに行けるものだと感心させられました。

この日は一旦松本で休養し、明日19日に再び戻ってロッジくろよんに宿泊予定です。
なぜ街へ下りるのか？？
街が恋しくなったからです。笑
リフレッシュして再び入山し、20日からの下の廊下へ備えることにしました。

Part2へ続く。。