剱岳(立山室堂〜剣山荘泊)

2019年09月26日(木) 〜 2019年09月27日(金)

• GPS: 28:17
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,730m
• 下り: 1,731m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:15

9:20 立山室堂
9:55 9:55 雷鳥沢ヒュッテ
10:00 10:10 浄土橋
10:30 10:30 新室堂乗越
11:35 11:35 剱御前小舎
12:35 剣山荘

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:25

5:15 剣山荘
5:40 5:40 一服剱
6:30 6:30 前剱
6:45 6:45 前劔の門
7:10 7:10 平蔵の頭
7:25 7:40 カニの横バイ
7:50 8:00 剱岳
8:15 8:25 カニの横バイ
8:30 8:30 平蔵の頭
8:50 8:50 前劔の門
9:00 9:05 前剱
9:45 9:45 一服剱
10:00 10:40 剣山荘
11:10 11:10 剱沢キャンプ場
12:00 12:00 剱御前小舎
12:50 12:55 浄土橋
13:05 13:05 雷鳥沢ヒュッテ
13:40 立山室堂

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

in/out 長野自動車道安曇野インターチェンジ〜扇沢 55分。

in
0730扇沢(関電トンネル電気バス)黒部ダム0745
0810黒部湖(黒部ケーブルカー)黒部平0815
0830黒部平(立山ロープウェイ)大観峰0835
0845大観峰(立山トンネルトロリーバス)室堂0855

out
1345室堂(立山トンネルトロリーバス)大観峰1355
1400大観峰(立山ロープウェイ)黒部平1405
1420黒部平(黒部ケーブルカー)黒部湖1425
1505黒部ダム(関電トンネル電気バス)扇沢1520

写真

室堂ターミナルから出発。

みくりが池、富士ノ折立と真砂岳。

立山(富士ノ折立、大汝山、雄山)。

地獄谷。

これから登る別山乗越。

浄土沢を渡る橋。

浄土沢。

新室堂乗越に向かう木道。

奥大日岳。

剱御前小舎、別山乗越に向かいます。

剱御前小舎。別山乗越。

剱岳。別山乗越から。ようやく見えました。

剣山荘に到着。

おにぎり(持ってきました)、スーパードライ500ml800円、レンタルヘルメット500円。

別山。

剣山荘の夕食。17時から。

翌朝5時、薄暗い中を出発します。

一服剱のクサリ場(2番)。

日の出。

前剱を越えたクサリ場(5番)。

カニのたてばい(9番)。通過に15分ほどかかりました。

剱岳の山頂に到着。

富山湾。

後立山連峰。

カニのよこばい(10番)。下りの難所ですが、ここは待ち時間なし。

平蔵のコル。携帯トイレブース。

前剱の門の最後の番号のクサリ場(13番)。ただし、この先も4番〜1番を通ります。

別山と剱御前。

前剱の大岩(3番)。

前剱。長いガレ場の下りが続いています。

剣山荘に戻り、食堂で朝食弁当をいただきました。

帰りは剱沢ルートへ。

剱沢を渡ります。雪渓はあとわずか。

剱沢キャンプ場。今シーズンの営業は終了していて、テントは自由に設営してほしいとのこと。

剱岳。見納めです。

別山と剱御前への分岐。

後立山連峰。

別山乗越の剱御前小舎が見えていますが、足が重いです。

立山室堂の全景。別山乗越から。

真砂岳。

雷鳥坂の紅葉。

雷鳥沢を目指して下ります。

雷鳥坂と別山乗越。浄土沢から。

血の池。

立山室堂からトロリーバス。扇沢まで戻りました。

大町温泉薬師の湯。700円。

感想

CEI

■アプローチ
扇沢に6時30分に到着すると、市営第2駐車場が空いてました。
駅まで10分ほど歩きますが、無料なのでありがたいです。

扇沢駅のチケット売り場、乗車口はすごい行列でした。
7時30分の始発の電気バスから、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで、立山室堂には8時55分に到着しました。

■立山室堂
初日は歩く時間が短いので、室堂ターミナルに隣接している立山自然保護センターを30分ほど見学。
外は快晴で、立山三山を見渡せる素晴らしい景色が広がります。

みくりが池から雷鳥沢キャンプ場へ階段を下ります。
りんどう池あたりは、地獄谷から流れる火山性ガスが強く、咳き込みました。ハンカチ必須です。

■別山乗越
雷鳥沢キャンプ場の中央を横切って、浄土沢を橋で渡ります。
橋を渡って右に行くと真砂岳へ、左に行くとすぐに雷鳥坂と新室堂乗越の分岐があります。
どちらのルートも下から良く見えて、展望が良さそうな新室堂乗越に向かいます。
木道を歩いて、尾根に取りついていきます。
新室堂乗越からは、奥大日岳がきれいに見えました。
尾根はだんだん急になっていき、別山乗越・剱御前小舎に到着。

■剣山荘
別山乗越からはようやく剱岳が見えました。
剱沢を挟んで左右のルートがありますが、少しだけ距離が短い左ルートを選び、剱御前の中腹をトラバース。
涸れた沢を渡るところがガレガレで、歩きにくかったです。

12時35分、剣山荘に到着。感じが良い接客でした。
1泊2食で10,500円。5時30分からの朝食は弁当にしてもらいました。
温水シャワーあり。水も無料。コンセントもありました。
スーパードライの500ml缶が800円。350ml缶は600円。
リュックは廊下に置いて、部屋には持ち込まないスタイル。
かいこ棚が並ぶ部屋の布団番号を指定されます。

ゆっくりとビールをいただきながら、午後を過ごします。
隣の布団は空いていて、快適に眠れました。

■剱岳
4時45分に起床。身支度して、5時15分に出発します。
剣山荘に荷物を置いて少し身軽になって、ヘッドライトでスタート。
すぐ夜明けとなり、他の方とほどよい距離感を保って歩きます。

一服剱からクサリ場(1番から13番まで)が始まります。
1番2番は簡単ですが、前剱に向かう長い登り(3番4番)から難しくなります。
前剱の先、鉄橋を渡って右に岩壁をトラバースするクサリ場(5番6番)では、岩に身体を近づけすぎて、足元が見えませんでした。
だんだん岩場に慣れて、平蔵の頭(7番)はスムーズに歩けるように。

カニのたてばい(9番)は、間隔を空けて上がるので、所要15分ほど。
途中で右に方向転換するところが難しく、慎重に登りました。

■山頂
山頂は素晴らしい展望でした。
後立山、薬師、槍、富山湾。遠くに富士山も見えました。
まだガスもなく、どこまでもクリアな景色を堪能できました。

帰りはカニのよこばい(10番)から。
1歩目は左足からでも進めますが、右足から下ろすべき。
身体をクサリから離すと、足場が見えるので怖くありませんでした。

平蔵の頭(12番)、前剱(帰りは巻き道で難易度低い)とクサリ場を戻ります。
前剱の先の下り(3番)は、長く厳しいガレ場。
一服剱を越えて、剣山荘に戻ります。

■剱沢
剣山荘で朝食弁当をいただき、荷物を回収します。
往路とは異なる剱沢キャンプ場を経由しました。
登りは緩やかですが、足が疲れていて時間がかかります。
別山乗越の剱御前小舎が見えても、なかなか近づきません。

別山乗越で剱岳を見納め。
往路と別ルートの雷鳥坂を下ります。
尾根を左右に渡りながら、涸れた沢を歩きます。
歩きは単調ですが、立山をずっと眺めることができます。

雷鳥沢キャンプ場から長い階段をこなして、立山室堂に戻りました。
13時45分のトロリーバスに乗って、扇沢には15時20分に到着。
大町温泉薬師の湯(700円)に立ち寄って帰りました。

■まとめ
剱岳のクサリ場は、よく整備されていました。
難しいことは難しいですが、慎重に歩いてなんとかなりました。
天候に恵まれて、岩が乾いていたことも良かったです。

1日目の行程は3時間15分。うち休憩10分。12,000歩。
2日目の行程は8時間25分。うち休憩1時間25分。21,000歩でした。