秋田駒ヶ岳

2019年10月02日(水) [日帰り]

• GPS: 03:16
• 距離: 5.8km
• 登り: 413m
• 下り: 397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:57

6:45 駒ヶ岳八合目小屋
7:28 7:34 焼森分岐
7:37 7:37 焼森
7:51 7:56 横岳
8:00 8:00 横岳分岐
8:10 8:10 阿弥陀池避難小屋
9:05 9:11 秋田駒ヶ岳
9:24 9:29 阿弥陀池避難小屋
9:36 9:36 阿弥陀池
10:09 10:09 片倉岳
10:37 10:37 旧日窒硫黄鉱山跡
10:44 駒ヶ岳八合目小屋

天候

すこぶる晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八合目駐車場に6時到着時点で10台ほど

下山時には平日にもかかわらず枠外駐車や、狭い道路での路駐が数台ありまして、出るのに大変迷惑しました…

コース状況／危険箇所等

大人気の新道に比べて、焼森コースは不人気な様子で、狭く荒れた道になっております
今回は7時間超の帰宅路と翌日の早番を考慮して、ぐるっと周遊しただけですが、全体的に非常に整備されている印象

焼森コースの一部に胸元辺りまで飛び出た笹藪漕ぎがあり、その最中に獣から威嚇するかのような鳴き声を出されまして、またしても磐梯山の悪夢が蘇りましたが、下山後売店のおばあちゃんに鳴き声を真似して尋ねたら、それカモシカだよ、と言われました🤣

その他周辺情報

水沢温泉、乳頭温泉、田沢湖

下山後は前泊した水沢温泉郷の宿に戻り、宿泊者は無料のひとっ風呂を浴びました
ありがたや〜

写真

10/2 6:18

おはようございまっす！☀️
お気に入りの宿に前泊し、6時に出発
八合目駐車場を目指し車を走らせましたが、想像以上に狭くガッタガタ

しかしながら、うねる道の視界が開けた先のこの山容に、ドキがムネムネ😍

10/2 6:23

八合目駐車場にとうちゃこ
平日なので規制もなく、10台もなかったかと

10/2 6:40

登山口前の洗い場
水量も豊富で広くて良いですね

10/2 6:41

入山者カウンターがありました

10/2 6:42

デスヨネ

まあ高速走ってると出て来る動物注意標識も、南から北上すると、それまでタヌキやシカ、猿くらいの絵だったのが、東北入った途端にクマの絵ばかりになりますからね

10/2 6:44

なんだか嫌な予感しかしない、狭い木道から始まる焼森コース

10/2 6:46

笹藪がね、石畳よりも嫌いなんですよ

10/2 6:50

なんだか頼りない、ヨレヨレのロープとかね

10/2 6:50

今にも壊れそうな木の梯子とかね

10/2 6:51

錆び錆びの鎖とかね

10/2 6:53

まるで水の通り道かのような、やたら掘り深く狭い道とかね

10/2 6:57

ゾワゾワしながら歩を進めるわけですよ

10/2 7:02

思わず「うそでしょ…」と呟いてしまった藪漕ぎ開始

10/2 7:02

泣きたい…というか、心では血の涙を流して漕ぎ進みます
なんか左斜面から、フンフン鼻を鳴らす獣の声がするし😭

10/2 7:03

これまた頼りない木の梯子…

10/2 7:06

でも登ってみたら、視界に金色の山肌が

10/2 7:07

と、思ったら急に下りるようです

10/2 7:10

え？渡渉場？地図にはそれらしき表記は何もないけど…

10/2 7:10

ペイントがどこにもないんで、合ってるのか不安でGPSとにらめっこしながら進みました

10/2 7:11

見かけたペイントはこれだけ

10/2 7:11

視界が開けて道が明瞭になり、少し安堵

10/2 7:13

頼りない木の梯子、其の三

10/2 7:18

この辺りになるともう、ワクワクのサクサク

10/2 7:24

あんなけしょっぱい道歩かせといて、こんな休憩場所があるなんて、想像つくかー！(笑)

10/2 7:21

森林限界越えての振り返り
駐車場の車が豆粒です

10/2 7:21

そして秋田駒ケ岳こと男女岳と阿弥陀池が望めるようになり、こころホワホワ🥰

10/2 7:25

休憩場所から先が、いきなりのザレ場

10/2 7:27

あっちは笹森山と湯森山かな

10/2 7:27

いちばん奥に岩手山が！いつか登りに行くど！

10/2 7:32

さっきまでの荒れ具合が嘘みたい🤥

10/2 7:35

巨大な💩

10/2 7:35

なわけねーべよ

10/2 7:38

焼森山頂は遮るものが、なーんにもないのでクリーンビュー

10/2 7:38

景色を堪能したのち、すぐそこな横岳へレッツラゴー

10/2 7:50

1583高地、とかろうじて読めます
まるで戦地のような名称ですね

10/2 7:51

あっという間に横岳とうちゃこ〜

10/2 7:50

ここでようやく人間さま三人と出会い、ひと心地着きました

今日一日かけて周遊するという地元のご夫婦と、気温13℃の中、ファイントラックのスキンメッシュ、しかもノースリーブ一丁なソロおじさん！健康優良児か！(笑)
(そしておじさんをこの先、スキンメッシュニキと呼称させていただきます)

10/2 7:50

ここから先がムーミン谷に向かうコースだそうです
新道から来たと言うご夫婦さんとスキンメッシュニキは、ムーミン谷に向かって行かれました

10/2 7:56

おお、あれに見よ
男岳に阿弥陀池、そして男女岳こと秋田駒ケ岳である

10/2 7:56

ムーミン谷への未練を残しつつ、とりあえず阿弥陀池へ向かいます

10/2 7:57

ご夫婦とスキンメッシュニキがムーミン谷へ向かって、稜線を歩く姿が見えます
エーン、拙者もそっちに行きたかったでござる〜😭

10/2 7:58

なんか途中にあったけど、まったく読めません

10/2 8:00

ムーミン谷への未練から、何度も何度も覗き見てしまいます

10/2 8:00

明日仕事、休んじゃおうかなあ…🤪

10/2 8:01

なんて思いながら分岐に到着
今度はここでしばし、男岳に行くか行かぬかで迷いました

10/2 8:03

7時間の帰路を考えると、寄り道してる暇はないので、当初の予定通り阿弥陀池へ下りつつ男女岳へ向かいます

10/2 8:07

避難小屋が見えて来ました
スキンメッシュニキが「避難小屋泊まれるから泊まったら？そんで全部周ったらいいよ」と笑ってましたが、ふと仮病欠勤ビバークを思いつき、いっそそうしてしまおうかなぁ、などと思いつつ

10/2 8:09

急なシフト変更などで同僚に迷惑をかけたくもないし、善良な社畜なのでやっぱり真っ直ぐ帰ります

10/2 8:10

いま行く

10/2 8:11

周遊コースがたくさんあるので、あちこちにその様子が伺えます
いろいろ周って歩いてみたくて、なんとも悩ましい山であるな🤔

10/2 8:13

いま行く(大事なことなので二回言う)

10/2 8:13

右端の影は地図と旧道をにらめっこしている若いソロ男性
旧道に興味あるものの、目の前に『旧道難路』と大きく書かれているのが気掛かりな様子で、かなり長いこと悩んでました

10/2 8:27

てか、かいだん、きらいだょ…

10/2 8:28

昨日の栗駒の石畳で痛めつけられた膝に、さらに鞭打つ感じ
栗駒より短いのが救いでした

ここで3人に抜かれましたが、うち2人はどう見ても自分より高齢でしたので、なんだか情けなくもあり

10/2 8:31

フヒー！
男女岳こと秋田駒ケ岳、とうちゃこ〜

10/2 8:31

錆びたガンダムのシールドが祀られています(違)

10/2 8:35

岩手山ンンン！
いつかきっと！
登りにゆく！

10/2 8:51

お腹空いたのでここで朝食
最後の日本めしシリーズ
変なカレーメシシリーズはよいから、日本めしシリーズ再販して欲しい

10/2 9:06

田沢湖もバッチリ見えます👍

10/2 9:13

さて、名残惜しいですが、帰らなければなりませぬ

10/2 9:19

なだらかで歩きやすいけど、膝に来る(笑)
そして雨の日はよく滑りそうなので、歩きたくないですね

10/2 9:25

ほほう、ここがスキンメッシュニキお薦めの避難小屋ですか
ちょっと覗いてみましょう

10/2 9:24

入るとすぐ左にあるトイレ

10/2 9:24

ムーミンのクオリティがやたら高い

10/2 9:24

予想外に綺麗でした
二階も気になったけど、尿意がマッドマックスなので、隣りにある建屋のトイレへダッシュ

10/2 9:34

トイレを済ませて阿弥陀池の小脇の木道歩き
やや風があるので、逆さ秋駒にはならず

ここでムーミン谷から周ってきた、横岳でお会いしたご夫婦と再会
これから男女岳に向かうそうです
もう帰るの？と言われましたが、花の時期にまた来ます！と告げると、またお会い出来ると良いわねと返され、ホッコリニッコリ😊

10/2 9:36

さてさて、新道を下りるとしますよ〜

10/2 9:40

木道をてくてく歩いてたら、男岳の稜線からオーイ！！と叫びながらこちらに手を振る男性が見えました
周囲に三人組のおじさんたちも居たので、そちらに振ってるのかと思ってスルーしたんだけど、三人組もスルーしてたので、あれもしかしたらスキンメッシュニキだったのでは…と、しばし歩いてから思ったり

10/2 9:41

おやおやおや、新道から見る男女岳ってこんなに丸くて優しい感じなんだ

10/2 9:42

焼森と違って、終始歩きやすい新道でした

10/2 9:46

視線を男女岳に戻すと、この絨毯

10/2 9:47

反対側には田沢湖が望めます
なるほど新道が人気なわけですよ

10/2 9:57

焼森側では横岳までの間に一箇所しかなかった休憩場所も、新道は幾つか点在しておりました
展望も良いので、長居してしまいそう

10/2 9:59

ここで朝食でも良かったかな〜
山頂の地べたでケツ痛めるより、ベンチのが良いし

10/2 10:07

振り返ればこの景色だし

10/2 10:08

登りのときとは比べものにならないほど、下山までの間にたくさんの登山者とすれ違いました
ガイドさんが先頭な団体様や家族連れ、仲良しおじさんズやおばさんズ、ソロな老若男女、夫婦や若いカップルなど、100人近く居たかと

10/2 10:10

ここにも神の絨毯が

10/2 10:14

振り返ってこの景色、よきよき〜😆

10/2 10:16

片倉岳展望台まで来ました

10/2 10:16

ここは道中でいちばん広い休憩場所ですね
てかスーツ姿の方がいますね…

10/2 10:17

まあスーツで槍に穂に大キレット縦走してた、服屋の社長も居ましたしね…

10/2 10:23

駐車場が見えてきましたー
なんか朝とは違って、すごい数の車が

10/2 10:28

車道もはっきり見えます
平日なので、渋滞した様子はなし

10/2 10:30

あらあらあら、笹森も素晴らしい

10/2 10:33

岩好きにはやや物足りない道中でしたが、花や紅葉を愛でるにはとても良い山道だと思います

10/2 10:35

お、硫黄鉱山跡が出てきました
えぐい景観ですね

10/2 10:37

硫黄鉱山跡を突っ切る形に走る、旧道コース入口

注意喚起の看板や貼り紙、地図への記載は破線だし注意書きもありましたが、通行止めはしてないんですね

10/2 10:37

そういえば、男女岳の手前で旧道コースと地図を眺めながら悩んでた若いソロあんちゃんは、あれからどうしたろうか

10/2 10:38

だ、そうです

10/2 10:42

クマは金属音が苦手らしいですね
熊鈴を、こんなもの効くわけないとやたら忌み嫌う人も居ますが、狭い登山道でこの音を聞くと、すれ違いスペースを確保したり、人が人を認識出来るメリットもあるので、なるべくみんな付けて欲しい程度にたわしは好きですけどね

クマに襲われる最大のシチュエーションは、山菜採りなどで藪の中をしゃがんでしまい、その姿をお互いが確認出来ずに遭遇してしまう出会い頭だそうなので

10/2 10:44

無事、ゲザーン
秋駒さん、八百万の神さま、道中お会いしたみなさん、ありがとうございました！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

たわし

三連休最終日は秋田駒ケ岳へ！
三連休中、ずっと晴れてましたが、山行中終始風も弱く、今日がいちばん天候に恵まれました！

秋駒と言えばムーミン谷の花畑が有名で、花の百名山でもありますので、春の花の時期はものすごい登山者で賑わうようですが、なんのなんの、紅葉🍁も素晴らしかったです。
そして平日にもかかわらず、下山中は栗駒に負けない人出に驚きました😵

現在、環境整備と保持のために入山料を検討してるとのこと。喜んで払うのでしっかり徴収してもらい、駐車場の拡大と道路整備を何とかしていただきたいかな…
平日であの枠外駐車や激狭い道路での路駐の多さには辟易😅

そして複数のピークが点在することもあってか、周遊コースの多彩さにすっかり魅了されまして、丸一日かけていろいろ周ると話す地元のご夫婦、二組にお会いしそれぞれにお話を聞いて、次回再訪時は絶対それやる！と心に誓い、下山。

今度は春に来ます！またね秋駒さん！
そして三日間、素晴らしく晴れてくれて、お天道様☀︎ありがとうございました！