雁峰山塊(雁峰山(102)〜須長雁峰山〜片山雁峰山〜徳定雁峰山)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 948m
- 下り
- 943m
コースタイム
−10:23〜28雁峰山山頂−10:36林道出合−11:15〜18須長雁峰山山頂
−12:06片山雁峰山山頂−12:35〜40徳定雁峰山山頂−13:52県道21号線出合
−15:00駐車スペース
天候 | 曇り時々雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
交差点を左折して市道を北進。やがてこの道路は県道21号線になる。川田山田平 交差点を左折して国道151号線を北進。富永新知交差点を左折して県道438 号線(やがて県道21号線)を北進。須長地域に入ると左手に登山口の表示がある ので、その手前の道路の広い部分に車を止める。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありませんでした。 <登山口〜雁峰山> 踏み跡、要所要所での指標はしっかりとあるが、人があまり入っていないようで 全体的に荒れている。登山口から20分ほど登ったところでは、斜面が崩壊して いて、登山道が完全に塞がれていた。堀状の登山道には枯れ枝などが多く落下して いて、非常に歩き難い。最後の登りから山頂までもしっかりとした踏み跡がある。 山頂には、壊れた山頂表示、と三角点がある。 <雁峰山〜須長雁峰山> 山頂から西に延びる峰を進むが、こちらにもはっきりとした踏み跡がある。しば らく進むと林道に出合うので、ここを右に曲がって林道を進む。舗装された林道も あるが、ほとんどは荒れた林道。分岐も多くあるので、地図とコンパスは必須。 やがてちょっとした分岐があり、これを登って行くと中継電波搭があり、ここの 688mピークが須長雁峰山。展望がありそうだが、ガスっていて何も見えず。 <須長雁峰山〜片山雁峰山> 片山雁峰山登山口まではずっと林道歩き。途中、舗装された林道に出て、少し 進んだところで右に鋭角に曲がるところがある。その先にある644mピークが 片山雁峰山だが、登り口がわからず、かなり行ったり来たりする。最後はしょうが なく、元来た分岐正面の踏み跡らしき急な斜面を直登する。その先も、わずかな 踏み跡を頼りに登って行くが、人が入っていないようで草木が伸び放題。ピーク らしきポイントを目指して藪漕ぎで山頂へ。 <片山雁峰山〜徳定雁峰山> 一旦林道に戻り、分岐の右方向へ進む。やがて、右手にはっきりとした踏み跡が あるので、そこを登って行くと徳定雁峰山に到着する。ここも展望はなし。 <徳定雁峰山〜県道21号線> そのまま南西に延びる踏み跡がしっかりとした尾根を下って行くと小屋が見え、 その林道を左へ進む。途中、分岐があり、ここを左へ進む。この林道、地図では 途中で道がなくなっているが、その手前で左手に下る踏み跡があるので、そちらへ 下る。林道に出合って左に行くと、石仏様があり、その先の木の枝に赤テープが 付いていて、その木の枝をくぐっていくと踏み跡があるので、それに沿って進む。 途中からは、堀状の登山道となるが、こちらはもっと人が入っていないようで、 荒れ放題。長靴なので、あまり気にせずに突き進むことができたが、普通の登山靴 だったら、絶対に歩きたくないルートだ。やがて切り開かれた場所に出合う。ここ は、木材の切り出し場らしく、丸太状に切り添えられた木が多く置いてあった。 あとは、道なりに下って行くと県道21号線に出合うので、ここを北進し、道なり に県道21号線を進むと登山口方面へ。 下山後の温泉は、帰り道の途中にあるいつもの「本宮の湯(600円)」へ。本宮山 駐車場にはそこそこの台数の車が止まっていたが、入浴者は思ったほど多くなく、 のんびりと浸かることができました。 |
写真
感想
愛知の130山中102座目。
今回も天気図とにらめっこし、回復が早そうな愛知県東部の山へ。今回歩いた山
は、長篠の戦いで鳥居強右衛門勝商という武将がノロシを上げた山として有名だ
そうで、よく登りに行く本宮山から北東に派生する支尾根に位置している。天気が
良ければ、眼下に古戦場の設楽原を一望できる山だ。
この日は、たまたま『ツールド新城』という自転車のロードレースが開催されて
いたようで、登山口に向かうまでの道でかなり通行規制が入っていた。登山口は
すぐに見つかったが、駐車スペース捜しに苦労し、結局道路沿いの広くなった場所
に止めて歩き出す。今回も、昨日の雨の影響で登山道がぬかるんでいるのが予測
されたので、スパイク付長靴で歩き出す。歩き出してすぐに雨が降り出し、傘を
さして登って行く。踏み跡はしっかりとあるが、堀状の登山道はあまり人が歩いて
いないようで、かなり荒れている。途中、斜面が崩れていて登山道を完全にふさい
でいる所があり、ここは木々を乗り越えて突き進む。これも、長靴だからできた
行動で、普通の登山靴だったらすぐに引き返していたと思う。雁峰山山頂へは
すんなりと到着し、次の須長雁峰山もすんなりと登頂する。しかし、片山雁峰山は
登山口がはっきりせず、右往左往し、結局感を頼りに藪漕ぎをしながら尾根を直登
する。最後の徳定雁峰山もすんなりと山頂を踏むことができたが、ここからの下り
は、『山行き紀行』さんの記録を参考にして下ったが、この時と比べて、かなり
登山道の荒廃が進んでいて、ここも長靴だからこそ歩くことができたコースだっ
た。県道に出てからの約5kmの舗装路歩き、逆にスパイクの影響で足の疲労が
早く出てしまった。スパイク付長靴での舗装路などの硬い道路の歩きは、避けた方
が良い。
軽く歩くつもりが、帰宅後にログを見ると20kmを越える歩行距離となっていた。
標高差がなかった分、先週に比べてずっと楽な山歩きだった。
今回の山行、SONYのNV-U37とユピテルのロガーASG-10の両方でログを取ったが、
ほとんど差はなかった。NV-U37は電池のもちが6時間ほどと悪いので、ロング
コースを歩く場合は、ASG-10との併用をうまく使いこなせば、ログは残せそうだ。
(ちなみに、先週の黒戸尾根はASG-10を使用し、15時間は持ちそうなのがわかった
が、こちらは時々誤ってボタンを押してしまうことがあり、下山後にはログが取れ
てなかったことが過去に何度もあったので、こまめな確認が必要だ。)
コメント
この記録に関連する登山ルート
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面白く見させて貰いました。これは道迷いおこしそうですね(笑)。でもスリルも味わえそうでいい山行ですね。
いつも、盛大な拍手、ありがとうございます。
今回は、最初のうちに雨が降っていたので、極力荷物を出さないようにしていたので、
思い込みで歩いていた挙句の結果がこのような道を間違いまくってしまった訳で...
百名山にも、最終的な結果として達成したいとは思いますが、まだ山を始めて4年。
まだまだ学ぶことが多すぎます。地図読み訓練も、その一貫として定期的に実施しています。
特に、地元の低山は、地図にないルートが色々とあったりと、面白いですよ
本当にそう思います。百名山はメジャー過ぎてほとんど道迷いないですもんね。私も地元の山や山里を地図、コンパスなしで歩いたりしてる時のほうがたくさん迷います(笑)
地図や天候、登攀技術等学ぶことは山ほどありますね。コツコツ勉強していきますね。
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