登山日和に飯豊山
- GPS
- 29:53
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,212m
- 下り
- 2,207m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:27
天候 | 2日間 晴(微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(無料)駐車場は砂利駐ですが広さは十分、40〜50台は駐車できるのでは(だいたいです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
100名山らしく登山道は仮払い等しっかり整備されています。地蔵岳へ向かう序盤、御田杉の手前辺りで部分的に土砂崩れ?で登山道が塞がっていますが、迂回路が設けられていてその先へ進めます。 地蔵岳から切合小屋まではアップダウンの連続。往路では気にならないものの復路では非常に心身に堪えました、地蔵岳までにニセピークが5個以上(おおよそです)ある感じなので(復路は)期待せずに黙々と進むのが吉でしょう。 (往路は)切合小屋手前の沢辺りまでいけば空気が一変、涼しくなるのでそこまでは我慢です。 ※なお切合小屋の水場は水がチョロチョロであまり出ていませんでした 3〜4日間の管理人下山期間中で、無人小屋だったからかもしれません 切合小屋以降は登り基調の絶景稜線、「飯豊はイイデ〜」を実感できる最高の登山道です。 本山小屋は水場がありませんが、水場まで10分ちょっと。2つある取水口のうち一方はまずまずの勢いで水が出ているので水で苦労することはないでしょう ※10月2日現在 本山小屋から飯豊山山頂まではコースタイムで20分、おだやかな絶景稜線です。 〈2箇所の鎖場急登〉 序盤のざんげ坂、終盤の御秘所の岩場ともに足場がしっかりしていて特に難所というほどでもなく(上り下りともに)ダブルストックを持ったまま通過できました。 ※私は下山でダブルストックを重宝するタイプ、片手は岩場・鎖・梯子等でもう片手は2本のストックを持って上り下りするスタイルに慣れています、万人に勧められるスタイルではないのでご了承ください |
写真
感想
10月1日、2日は2連休。
(何日か前まで台風の影響で予報が2転3転だった)天気予報も好天に変わったため少し前から気になっていた飯豊山に行ってきました。
この山域は、夏山期間中は管理人在中の山小屋は多いものの、全てが避難小屋形式。原則食料や寝床は持込。これまで布団、寝袋付の小屋泊専門でしたので新鮮な体験となりました。
※唯一2食普通に提供してくれる切合小屋も、偶然にも管理人下山期間(3〜4日間)で売店もやっていない完全避難小屋状況
(テント泊と比べて)テント以外は全て持込、自己調達という初めての経験となりました。
とはいっても、荷物的には少し前からストーブ(加熱器具)・食器などは持ち歩いていて寝袋とマットが増えた以外はこれまでの小屋泊と変わりなくて、1泊2日限定ならザック容量(48L)的にも丁度よい感じでした。
ただし、ゆとりある多めの荷物で安心するタイプの私としてはテント泊にはザックが容量不足。今後のザック(60〜70Lオーバーへ)の買換えは近いと思われます(^・^)
宿泊した本山小屋は、平日としてはまずまずの込み具合。久しぶりの3日連続の晴れ間と切合小屋が管理人下山中につき完全避難小屋だった影響で、10人程度泊まった感じでした(でも1Fがいっぱいなだけで2Fは使用せずにすんでいます)。近くにあるトイレは(簡易)水洗式できれいで立派。水場も近くで水量も十分。こじんまりとした(避難)小屋ですが管理人さんもいらっしゃって、心強く快適に過ごすことができました。
なお、使用した寝袋はモンベルのアルパインダウンハガー#3(夏の高山から冬の低山向け)で前日に下界の仮眠で使用したところ暑くて煩わしかったもの標高2100mの夜には丁度よい感じでした。真夏はきつそうですが(暑がりな私でも)春秋の高山や冬低山にはピッタリな感じでしょう。
飯豊連峰は、(山頂部は福島ですが)豪雪になる新潟・山形の県境ということもあり標高のわりにはアルペン的な感じが強くて、アルプスの天空稜線に全くひけをとらない素晴らしい稜線でした。
百高山や関東百名山訪問に疲れたり区切りが付いた時には、気分転換に再び(いや何度でも)訪れてみたい山域となりました。
今回は天候に恵まれてよい山行ができました、次回もいい天気でありますように!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する