初 南アルプス 甲斐駒ヶ岳 色々キツかった・・・
- GPS
- 08:30
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
登山バスはきっとやばい、ということで2:30集合、5:00着は予定通りだったが、まさかここまでとは・・・。運行開始5:30より早くからバス フル稼働でも、バス待ち1時間半弱、北沢峠に着いたのは本来予定6:25から1時間おくれの7:30。
すぐに仙水峠ルートへ。のどかだ・・・先程まで山のようにいた人はどこ?長衛小屋によって山バッチ買わないと。甲斐駒は山の上に売店、トイレなどない、山らしい山だ。
ゆるゆると登っていく。森は水を貯えて苔が多い。赤岳を目指す南沢のように癒される。沢の水も透明度が高く、見ていて気持ち良い。
森を抜けると突然大きめの岩がゴロゴロとありびっくりする。その脇を少し登ると振り返って仙丈ヶ岳。さらに行くと仙水峠の分岐。やっと甲斐駒が見える。
ここから森の中を急登。登っていくと右手、木の間から富士山が見える。甲斐駒も近づいてくるが・・・知ってたけど、とっても白い…嫌な予感。
森の急登を登りきって駒津峠。分岐で広場。甲斐駒もよく見える。あれを直登するのは結構きついなあ・・・。一緒にきた先輩グループ4名は30分ほど先行しているようだったため、急登・岩場登りが好きなので自然とペースがあがってしまう自分は、MYグループ3人より先行することにした。巻き道の分岐にも気付かず、写真を撮る余裕もなく、ひたすら1人で登る。途中、前に人がいないことに気が付く。あれ、ルートどこ?? うーん、これいけそう、道無き どデカい岩をよじ登る。これ滑って落ちたら死ぬよなと思いながらも止まらず登ると…やっぱり、あるようね〜普通の道(^^;
そんなことが3回あってヘロヘロ。一息入れただけで登ったが、いままで登った山で1番危なかったと思う。いやルートを外れ、危ない岩登りをしただけか?怖いレベルでは未だ宝剣岳の頂上裏、鎖渡りが一番だけど。しかし、後ろの3人は大丈夫か・・・。
11:30前に登頂。雲がすぐかかると聞いていた甲斐駒、今日の晴天に感謝、絶景360度。八ヶ岳はほんとにすぐそこ、北アルプス、白山、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、そして富士山。これはすごい…。白山からの絶景を、いまこちら側から見る。なんとも不思議な気分、とにかく最高。
一通り見て、先輩グループを探し、合流成功。MYグループ3人は30分くらい遅れる予測し、一緒に昼飯とした。今日もカプヌードルが3倍美味い。
先輩グループはバス最終16時を気にして12時半には下山開始。自分は仲間を待つ、とすぐにひとりが登頂、良かった無事で。ふたりも遅れて到着。今日は湯沸かしが自分のジェットボイルしかなかったので…順番にお湯を沸かしては注ぐ。飯食った自分はあまり湯で久しぶりのコーヒーブレイク。やっぱりこれくらい余裕ほしいなー。最近時間に余裕がない、暑すぎ、などを理由にコーヒーを飲めずにいたが、今日はちょうどいい。食後はみんなで写真を撮りまくって13時に下山開始。
存在を忘れていた巻き道を下る。滑るけど楽ちん。でも登るには疲れるだろう。直登で正解かな。というかあっちを降りるのいや(笑) 下る時は余裕も結構あるので紅葉も目に入る。なるほど混むわけか。
ふと気が付くと、運動不足のOくんが体力的に厳しいとのこと。やばい、バス16時最終だよ…。駒津峠からは尾根道を下るが、所々登り返しもあり、さらにOくんペースダウン。いつも膝が痛くなる自分とSくんは今日はなんともない。おそらく距離がいつもの半分くらいだから、だろう。うーん、間に合うのか?
双児山で最後の小休止。ここから北沢峠へのコースタイムは70分・・・15時過ぎに出発。道は比較的下りやすいがペースはあがらない。双児山〜北沢峠、残り1/4あたりで15:50、もうダメと判断。バス関係者にまだ仙流荘へ下りる登山者がいることを連絡しないとやばいと思い、ひとり一気に走り下りる・・・しんどい、まじしんどい、スマホ1回追っことすが無事。やったバスまだいると気がゆるんだらなんでもないところでコケて1回転(笑) 15:58、最終バスに間に合い、バスのおじさんに途中追い抜いた人8名とMYグループ3名がまだ来ると伝え、なんとか対応していただいた。16時に出るはずのバスは、比較的下の方を下っていた数名を乗せて16:15に発車。その後、うちのメンバーもひとり、またひとり。最後は体力切れのOくんも無事下山。16:30、MYグループ4名+ほか4名を乗せて最終+1のバス発車。バスのおじさん、運転手さん、ありがとうございましたm(_ _)m
仙流荘に着くと先輩グループはお風呂あがり(笑) 15:30のバスだったとのこと。バス停前で暫し談笑し、解散、お疲れさまでした。今度は白山行きましょうね。
振り返れば、朝1時間登山開始が遅れたことが全てだった。これがなければ15:30のバスに乗れただろう。前回の常念岳日帰りから考え、距離半分強なので時間的余裕はあると思っていた。今回は2つの想定外が思わぬドラマを・・・と言いたいところだが、体力不足は自分たちの問題なので気を付けないといけない。山の皆さんに迷惑かけるのは問題外、気をつけますm(_ _)m
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