常念山脈ソロテン泊縦走！ 北燕岳〜霞沢岳 ↑中房 ↓上高地

2019年10月05日(土) 〜 2019年10月10日(木)

• GPS: 83:18
• 距離: 54.6km
• 登り: 4,494m
• 下り: 4,447m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 4:13
• 合計: 7:57

7:52 中房温泉登山口
8:16 8:16 第１ベンチ
8:39 8:39 第２ベンチ
9:01 9:15 第３ベンチ
9:36 9:45 富士見ベンチ
10:08 10:24 合戦小屋
10:38 10:41 合戦山(合戦沢ノ頭)
11:00 11:01 ベンチ
11:09 14:16 燕山荘
14:21 14:22 いるか岩
14:34 14:34 めがね岩
14:39 14:44 燕岳
14:57 15:08 北燕岳
15:17 15:22 燕岳
15:27 15:28 めがね岩
15:42 15:42 いるか岩
15:49 燕山荘

2日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:59
• 合計: 5:43

6:16 燕山荘
6:38 6:38 蛙岩
6:53 6:54 大下りの頭
7:56 7:56 小林喜作レリーフ
8:02 8:03 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
8:26 8:41 大天荘
8:50 8:58 大天井岳
9:04 9:38 大天荘
10:16 10:16 東天井岳
11:59 常念小屋

3日目

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:10

7:06 常念小屋
7:52 7:53 三股への分岐点
8:01 8:18 常念岳
9:44 9:51 2592ピーク
10:42 10:44 蝶槍
10:49 10:50 蝶ヶ岳三角点
10:54 10:55 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
11:16 蝶ヶ岳ヒュッテ

4日目

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:00

6:00 蝶ヶ岳ヒュッテ
7:00 ゴール地点

5日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:14

6:32 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:35 6:37 蝶ヶ岳
6:39 6:39 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:45 6:45 大滝山分岐
7:03 7:03 崩沢山
7:30 7:30 鍋冠山・小倉分岐
7:35 7:35 大滝山北峰
7:42 7:53 大滝山
9:22 9:25 大滝槍見台(古池山/岩魚留沢ノ頭)
10:03 10:05 明神見晴台
10:27 10:27 障子沢ノ頭
10:46 徳本峠(徳本峠小屋)

6日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 2:43
• 合計: 9:34

4:29 徳本峠(徳本峠小屋)
5:19 5:23 ジャンクションピーク
6:50 7:04 Ｋ１ピーク
7:13 7:15 K2
7:29 7:35 霞沢岳
7:48 7:48 K2
7:59 8:23 Ｋ１ピーク
9:36 9:36 ジャンクションピーク
10:14 10:52 徳本峠(徳本峠小屋)
11:52 11:52 徳本口(徳本峠分岐)
11:57 12:13 明神館
12:41 13:21 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
13:32 13:36 河童橋
13:37 13:39 無料トイレ
13:44 13:56 河童橋
13:57 13:58 無料トイレ
14:03 上高地バスターミナル

天候

5日 晴れ
6日 曇り
7日 曇り、強風
8日 爆風雨
9日 快晴！
10日 ど快晴！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

長野道　梓川saスマート下車　穂高無理駐車場へ
中房温泉登山口まではバス
穂高無料駐車場〜中房温泉　片道1700円

上高地から穂高駐車場
上高地BTから新島々まで、電車に乗り換え松本駅へ
片道2500円(新島々〜松本駅まで)
松本駅から穂高駅(大糸線) 片道330円

コース状況／危険箇所等

・中房登山口〜燕山荘、燕岳
難所、危険箇所なし
・燕山荘〜常念小屋
喜作レリーフ辺りに梯子があるくらいで、特に危険箇所なし。
気持ちが良い稜線歩きが楽しめる。晴れてればね
・常念小屋〜蝶ヶ岳ヒュッテ
常念岳からの下りが長い。またアップダウンが多い。体力あってもメンタル面で辛くなる。
・蝶ヶ岳ヒュッテ〜徳本峠
大滝山南峰までは眺望が楽しめる、歩き易い登山道だが、南峰を下ると徳本峠小屋まで樹林帯のの中となる。危険箇所ではないが、人が通らないのか、何箇所か歩き難い箇所がある。
また湿地帯が多い登山道な為、ゲイターやスパッツは必須！登山道にクマの足跡もあった！
・徳本峠小屋〜霞沢岳
傾斜がある登り下りのひたすら連続する。
特にK1への登りは最強の急登！
・徳本峠小屋〜上高地
傾斜のある下りとなるが難所、危険箇所はない。
1時間半程下るとなだらかな道となり、明神に出る。

その他周辺情報

森のリゾート小梨｜外来入浴
大人600円

写真

10/5 7:48

約一年振りの中房登山口！今回は車ではなく穂高駅無料駐車場からバスで来る

10/5 9:59

スタートが遅かったのと無駄なハイペースのせいでバテた

10/5 10:07

何とか合戦小屋に到着する

10/5 10:11

腹ごしらえ

10/5 10:31

合戦小屋の上部辺りは紅葉が見ごろだった

10/5 10:33

紅葉と槍

10/5 10:39

合戦沢ノ頭に到着する

10/5 10:39

燕山荘が近い！ってか紅葉がすごい！！

10/5 11:33

何とか良い場所を探して幕営する

10/5 11:34

一年振りに見た燕岳！

10/5 11:35

って事で燕山荘に到着

10/5 11:43

この日は日が沈む前に燕岳行くだけなので早々とムギーを頂く！

10/5 12:17

この日は一日中雲海が出てた

10/5 12:27

槍と翌日から歩く縦走路

10/5 12:28

お盆に歩いた鷲羽〜水晶

10/5 12:29

何気に燕も紅葉が見事だった！

10/5 12:33

燕山荘のテラス... こんなんあったの知らなんだ

10/5 12:34

テラスから見た燕と燕山荘・・・ っとここで軽く昼寝する

10/5 14:19

昼寝してスッキリしたので燕山頂を目指す事に！

10/5 14:22

イルカ岩

10/5 14:42

サクッと燕山頂

10/5 14:42

はい、記念のアレっす

10/5 14:43

山頂から見た表銀座の稜線

10/5 14:45

山頂から見た北燕

10/5 14:45

北燕と剱・立山

10/5 14:54

前回着て気に入ったので北燕にも立ち寄る事に

10/5 14:57

って事で北燕山頂 ここには山頂の標識は無い

10/5 14:58

山頂から見た餓鬼岳への稜線

10/5 14:59

山頂から見た燕岳

10/5 14:59

安曇野と松本の街

10/5 15:16

燕山荘と表銀座縦走路

10/5 15:27

めがね岩

10/5 15:54

薄いけどブロッケン

10/5 16:56

10/5 16:56

夕方の燕岳

10/5 18:11

夕暮れ

10/6 4:27

翌朝、既に燕山頂に向かうグループも居た

10/6 4:32

夜明け前の槍

10/6 5:55

御来光

10/6 6:17

荷物をまとめて大天井岳を目指す

10/6 6:22

待ちに待った表銀座縦走路！

10/6 6:30

燕岳を振り返る　この二日間はこの歩いているお二方には大変お世話になりました！

10/6 6:37

蛙岩・・・ なのかな？

10/6 6:47

途中の紅葉もキレイ

10/6 7:41

大天井岳の全貌

10/6 7:52

ここが雑誌やテレビで何度も見たハシゴ場かー！

10/6 7:53

これが雑誌やテレビで何度も見た喜作レリーフかー！

10/6 7:59

分岐 槍には行かないので大天荘を目指す

10/6 8:18

分岐からの登り

10/6 8:26

大天荘に到着する

10/6 8:31

ハラ減ったのでチキンラーメンを頂く！てかデカカップ麺売ってるって普通に凄い

10/6 8:44

ハラも満たされ山頂を目指す事に

10/6 8:52

空荷でサクッと大天井岳

10/6 8:55

はい、記念のアレっす

10/6 8:56

山頂からは・・・ なんも見えやしなんだです

10/6 9:43

燕山荘でお世話になったお二人と再会して少し談笑し、大天荘を後にする

10/6 9:44

難所も無く歩いていて気持ちが良い稜線

10/6 9:52

ホシガラス

10/6 11:01

常念に近付くに連れてガスも多くなり風も出てきた

10/6 11:34

テン場が見えた頃にはこのガスっぷり

10/6 11:36

って事で常念のテン場に到着する

10/6 11:56

風が強かったので、ハイマツに隠れれるとこに幕営する

10/6 11:59

常念小屋

10/6 12:07

受付を済ませて生ムギーをいただく！

10/6 14:37

テン場からの景色 槍〜北ホが望めれる

10/6 14:39

やっと槍が顔を出す

10/6 15:26

横通岳も顔を出し、

10/6 16:15

常念も顔を出した

10/6 17:03

夕暮れ

10/6 17:07

この日も座有無の方面は終日雲海だった

10/6 17:33

空が焼けてきた！

10/6 17:33

槍のアップ！

10/6 17:34

北ホ〜大キレットのアップ！

10/6 20:09

夜のテン場

10/7 3:52

翌朝、稜線にガスは無く満天の星空だったが風が強い

10/7 3:55

横通岳と天の川

10/7 4:03

常念とオリオン座

10/7 5:31

東の空が明るくなるが・・・ このガス邪魔だな

10/7 5:34

常念はほんのり赤い

10/7 5:35

横通岳もほんのり赤い

10/7 5:38

で、結局ガスが邪魔で御来光は見れなかった

10/7 5:43

御来光は見れなかったけどキレイな常念は見れたので良しとする

10/7 7:08

テント撤収して常念岳を目指す

10/7 7:43

ガスが谷を登ってきていた

10/7 7:53

三俣分岐

10/7 8:03

常念岳山頂に到着！

10/7 8:03

山頂の指示盤 昔あった宇宙ゴマみたいだ

10/7 8:04

はい、記念のアレです

10/7 8:06

眺望はこのありさまです

10/7 8:09

辛うじて進む稜線は見せてくれました

10/7 8:09

ヤリホは全く見れないので蝶を目指す

10/7 8:23

前常念

10/7 9:24

樹林帯を登り返したとこからの常念岳

10/7 9:44

2592ピークってとこ

10/7 9:49

ここも紅葉が見事！

10/7 10:06

鞍部のとこ

10/7 10:06

ここから蝶槍へ登り返す

10/7 10:41

蝶槍まで登り返した！

10/7 10:43

ここから先は歩いたことある稜線で、景色も見ず、風が強いって事で、急いで蝶が岳ヒュッテを目指す

10/7 10:48

蝶槍

10/7 11:15

蝶ヶ岳ヒュッテに到着！この日は強風で夜から更に荒れる予報だったので、小屋はにする。

10/8 7:15

翌朝、予報通りアレまくりの天気なので鉛白決定

10/8 13:17

ランチにおすすめのカルボナーラをいただいた

10/8 13:23

呑むくらいしかやることが無かった

10/8 20:51

その日の夜、風はあるものの、天気は回復してきた！

10/8 20:53

瞑想の丘から見た常念方面

10/8 20:55

安曇野の街もチラッと見えた

10/8 20:56

夜の蝶ヶ岳ヒュッテ

10/9 4:29

翌朝、天気は完全回復したみたいです！

10/9 4:32

ヤリホもバッチリ見れました！

10/9 4:36

この日が一番星空が凄かった！

10/9 4:39

夜と朝の境目

10/9 4:54

ヤリホの小屋の明かりがハッキリと判る

10/9 4:58

夜明けのヒュッテ

10/9 5:28

ご来光のコンディションは完璧！

10/9 5:33

穂高のアップ！

10/9 5:33

槍のアップ！

10/9 5:41

涸沢カールの紅葉

10/9 5:40

遠くに富士山と甲斐駒も見える

10/9 5:56

お日様登場！

10/9 5:57

モルゲンロート

10/9 5:57

蝶槍もモルゲンロート

10/9 6:01

蝶ヶ岳ヒュッテにも日が当たる

10/9 6:31

やっと徳本峠を目指す！二日間お世話になりました！

10/9 6:33

蝶のテン場 ここにテント張りたかったなー

10/9 6:35

蝶ヶ岳の山頂

10/9 6:35

記念のアレ

10/9 6:36

蝶の山頂から見たヤリホ

10/9 6:36

蝶ヶ岳ヒュッテと歩いてきた縦走路

10/9 6:36

目指す大滝山の奥に八ヶ岳〜冨士山〜南アルプスの北部が見える

10/9 6:37

左に乗鞍、右に焼岳

10/9 6:37

やっと最終目的地の霞沢岳が肉眼で見える

10/9 6:41

常念と雲海

10/9 6:44

三俣分岐 勿論大滝山を目指す！

10/9 7:04

池

10/9 7:06

朝は水溜りが凍ってた

10/9 7:07

池を渡る

10/9 7:19

蝶ヶ岳が遠くなる

10/9 7:21

これから進む縦走路

10/9 7:21

蝶ヶ岳ヒュッテと槍

10/9 7:31

鍋冠山分岐

10/9 7:33

大滝山北峰の山頂ちょっと手前

10/9 7:35

大滝山北峰に到着！ここはテン場らしい

10/9 7:36

既に営業が終わっている大滝山荘

10/9 7:38

小屋と池の間に登山道がある

10/9 7:41

大滝山南峰に到着！

10/9 7:42

南峰からの眺望！

10/9 7:42

八ヶ岳

10/9 7:42

冨士山と南アルプス

10/9 8:10

南峰を下ると徳本峠までは樹林帯の中を進む

10/9 9:21

槍見展望台に到着

10/9 9:22

展望台からの眺望！

10/9 9:23

前ホ〜北ホ〜ヤリが見える

10/9 9:23

前ホのアップ

10/9 9:23

北ホのアップ

10/9 9:24

ヤリのアップ

10/9 9:25

大天井のアップ

10/9 9:42

幻想的だが何か怖い

10/9 10:04

明神見晴らしから見た明神・・・っと言うよりも前ホ

10/9 10:05

歩いてきた縦走路

10/9 10:33

途中、クマの足跡がぁ・・・ しかも徳本峠に向かって歩いてるじゃんかぁ・・・ 普通におっかねー！

10/9 10:49

クマにビクビクしながら徳本峠小屋に到着する

10/9 11:06

テン場は小屋の直ぐ横

10/9 11:59

幕営を済ませてランチにする

10/9 12:29

テン場からは前ホ、奥ホ、ジャンが見える

10/9 12:30

奥ホとジャンのアップ

10/9 12:30

前ホ、明神のアップ

10/9 12:31

展望台がテン場から歩いて45秒のとこにあるらしいので行ってみる事に

10/9 12:31

展望岳から見た穂高

10/9 12:47

小屋まで戻ってくる

10/9 13:10

この小屋は有形文化財とのこと

10/9 13:10

中にはランプが沢山ぶら下がっていた

10/9 13:47

テン場からの眺望

10/10 4:30

翌朝、この日の工程は長いので、早目に出発する

10/10 5:19

ジャンクションピークに到着

10/10 5:35

乗鞍、御嶽山が近い

10/10 5:50

10/10 6:12

霞沢に日が当たる

10/10 6:19

霞沢までの登りは全て急登

10/10 6:19

太陽が顔を出す

10/10 6:29

K1ピークの全貌！ここの登りが今回の縦走で一番辛かった

10/10 6:58

ヒィーヒィー言いながらK1に到着！

10/10 6:59

K1からの眺望・・・ ただただ圧巻でした！！

10/10 7:01

K1から見たK2〜霞沢岳

10/10 7:01

眼下には帝国ホテルも見えた

10/10 7:12

K2ピーク 特に山頂の標識も無い

10/10 7:28

で、やっと霞沢岳山頂に到着！

10/10 7:28

霞沢岳山頂から見た穂高

10/10 7:29

霞沢岳山頂から見た焼岳

10/10 7:29

霞沢岳山頂から見た乗鞍岳 ここから先には登山道は無い

10/10 7:32

って事で・・・ 無事登頂！！

10/10 8:16

再びK1からの穂高 この景色は本当に素晴らしい！

10/10 8:18

奥ホと前ホ

10/10 8:19

歩いてきた縦走路

10/10 8:21

焼岳のアップ

10/10 10:04

テン場まで戻ってきた

10/10 10:07

予定より早く戻って来れたのでムギー飲んで少しマッタリする

10/10 10:53

テント撤収して上高地を目指す！

10/10 10:56

今回クマ鈴を忘れた事をつくづく悔やんだ

10/10 11:49

サルがいた！

10/10 11:50

しかも群れでいた！

10/10 11:52

見慣れた分岐まで戻ってきた

10/10 11:56

明神に到着！

10/10 12:09

ランチがてらカレーをただいた

10/10 12:18

明神岳

10/10 12:41

小梨平まで戻ってきた！ここで待ちに待った入浴タイムとなる(笑)

10/10 13:31

無事、上高地まで戻って来れました！

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M1 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

makoten

以前からやってみたかった燕岳〜霞沢岳までソロテンで縦走してきました！

初日、穂高無理駐車場から始発のバスに乗れたのがラッキーでした。その後の各バス停には登山者の大行列でしたが、全員始発に乗れませんでしたからね(苦笑)
そのお陰もあり燕山荘テン場には割と早目に到着したので、良い場所に幕営出来ました！あっ、この日の燕山荘はどえらい人達が宿泊していたらしいです(苦笑)

2日目、燕山荘からは初めて歩く縦走路なのでワクワクしていたのですが、ガスが多く眺望はダメでした… 大天井からの眺望は期待してたんですけどねぇ(苦笑)
なのでサクッと常念テン場まで進み、幕営を済ませてムギーを楽しむ。常念のテン場からは槍〜北穂が見渡せて、時折ガスがなくなり姿を表すとオォー！っと一人騒いでた(笑)
この日のテン場は7張りだけだった。

3日目、日が昇るまでは天気も視界も良好で、ヤリ北ホの稜線越しにガッツリの星空を堪能できたのですが、だんだんと風と共にガスに覆われてしまう。
テント撤収し歩き始めた時には、常念はガスの中だった。山頂で15分程待ったがガスは晴れず、強風で寒くなってきたので、サクッと蝶ヶ岳ヒュッテを目指すことに。
常念から長い坂を下り、樹林帯に入ると風の影響はなく暑かった。
樹林帯の鞍部から見た蝶槍の登り返しは心折られたが、ヒィーヒィー言いながら何とか蝶槍に到着する。
蝶槍からは再び強風と格闘し、何とか蝶ヶ岳ヒュッテに到着する！
この日の天気予報は午後から雨予報だったので、幕営は断念する。
つか、あの強風での幕営はリスク高すぎ(笑)
結局、悪天候は翌日まで続き、4日目も小屋泊することとなった。
小屋の方達には大変お世話になりました。久々に宿泊させたいただきましたが、やっぱりここは良い小屋でしたよ！(笑)

5日目、この日は風は強いものの抜群の天気！素晴らしいご来光やヤリホの姿、歩いて来た縦走路を堪能出来ました！
蝶ヶ岳から徳本までも初めて歩くのでワクワクしていたのですが、眺望が良かったのは大滝山南峰まででした。
南峰から徳本峠までは、ひたすら樹林帯の中。唯一の眺望が楽しめる箇所は槍見展望台だけで、あの場所にあの展望櫓を建てたのは凄い！と一人感心したましたよ(笑)
あっ、この日は徳本峠小屋に着くまで誰とも会いませんでしたが、クマの足跡があり相当ビビリました(苦笑)
前日が大雨だったので、足跡がくっきり残ってるって、当日の朝のものでしょうね…
何とかビビリながら徳本峠小屋に到着し、幕営を済ませる。12時前に到着し、この日の工程は終わりなので、ムギー飲みながら相当マッタリしましたよ！
有形文化財のあの小屋を見れて感動しました！
この日は平日なのに、小屋は満員だったとか。
新島々から何組も登って来られていたのに驚きだった。16kmのロングルートですからね…
その内の1パーティはそのまま上高地まで下って行かれました(笑)

6日目は霞沢までコースタイムで往復7時間、テント撤収して上高地まで下山する予定だったので、テン場を4時半に出発する。
真っ暗の中を歩くのは普通に怖い。何てったって前日なクマの足跡見ちゃいましたからね(汗)夜明けまではビクビクしながら歩いてましたが、急登の連続で体力も奪われて、知らない内にクマの存在が頭から消えました(笑)
急登の連続でしたが、特に辛かったのが霞沢岳手前のK1への登り！
あれはハンパなく辛かった…
ラスボスクラスの急登でしたよ(大汗)
ですが急登を登り切り、K1山頂からの眺望は、ただただ圧巻でした！！
穂高を展望するならココしかない！ってくらい、素晴らしい眺望でしたよ！
はい、完全に心奪われました(笑)
正直、霞沢よりK1の方が眺望は抜群です！
K1の眺望を堪能し、歩く事30分弱で霞沢山頂に到着する。
霞沢岳から先には登山道がなく、このピークが常念山脈の最終地点となる。
霞沢からは穂高は勿論のこと、乗鞍や御嶽の眺望が特に素晴らしかった！
この縦走を歩ききった充実感で嬉しさ満載でしたが、次に叶える欲望はお風呂！
流石に6日間風呂無しだったので、急いで下山、テント撤収、小梨平へ向かう！！
小梨平のお風呂は温泉では無いけど、全身洗えるのはただただ嬉しい！
心身共にスッキリして上高地を離れる。

今回の縦走も悪天候に遭遇はしましたが、とても楽しく充実感満載の大縦走となりました！