【日本百名山 No.22,23】金峰山・瑞牆山 富士見平小屋にテン泊
- GPS
- 28:34
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,948m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 8:06
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:58
天候 | 一日目晴れ 二日目曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風,豪雨の影響は取り除かれ登山はできます。ただ,特に瑞牆山には浮石がちらほらあり,落石事故が起きてもおかしくない状況でした。ヘルメット装着者は霊山とも非常に少なかったですが,積極的にかぶるべきだと思います。私も忘れてしまったので,深く反省。 |
その他周辺情報 | 増富温泉に立ち寄りました。行楽シーズンで,人多かったですが,いい湯でしたぜ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テント
シュラフ
トレッキングポール
GPS
|
---|---|
備考 | 着るものが非常に難しいこの季節。ソフトシェルだと出だしが暑い。トレールアクションパーカーだと稜線から上は寒い。こまめに脱ぎ気をすべきなんだろう。ものぐさな自分の反省点。 |
感想
金曜日,イノシシを轢きそうになったりしながら23時に駐車場に到着し車中泊。7時前,装備を整えてスタート。雑木林を歩いて登っていたらいきなり瑞牆山の山容が目に入り,思わず声が出てしまう。個人的に,日本で一番かっこいい山はここである。
スタートから40分ほどで富士見平小屋到着。今年最後のテントをどこに張るのか考えた末,この場所を選んだんだが,同じように考えていた人は多かったようで,テン場はかなりの盛況だった。地面は土なのでペグは刺さりやすく,かなりいい感じ。小屋もなかなかいい雰囲気。但し,トイレの絶対数が足らず,特に女性陣はずっと行列してる感じだったのでご留意ください。
テント設営を終え,まずは金峰山を目指す。平坦な雑木林を1時間ほど進み大岩に至ってから本格的登りの始まり。急登と平坦路を交互にこなし,長めの急登を過ぎたら富士山を望む絶景スポットに到着。ここからは稜線歩きで岩も出てきて気が抜けなかったが,常に右側に富士山,八ヶ岳も南アルプスも綺麗に見渡せ,飽きることはない。厳しい岩登りを終え,11時頃山頂到着。反対側から登ってきた人たちも多くいて,非常に賑わっていた。昼食のランチパックを食らい,来た道を下山。15時頃テン場に戻り,何をするでもなくゆっくりと過ごす。ペペロンチーノを食らいワインを少し飲んで20時頃就寝。放射冷却で夜はかなり冷えた。
二日目は5時半頃起床。カップヌードルリフィルを食し(次は湯を少なめにすること!),6時半,瑞牆山を目指して出発。こちらもしばらくは雑木林を進み,一度谷に向けて大きく高度を下げて,そこからが本格登山スタート。
登りオンリー,時としてガレ場や岩場の急登も出てくるなかなかのタフコース。何組かのパーティーと一緒にスタートしたが,途中で完全にばらけてしまった。筋肉痛の残る身体を酷使して8時過ぎ登頂。曇り空だが雲は高く,この日も富士,南ア,八ヶ岳と広く見渡すことができた。巨岩,果てしなく続く森,遠くにそびえる山々を見て,国土の広さ,厳しさを改めて痛感する。
下山は,登ってくる人とのすれ違いが大変で時間を要した。完全な登山装束の人が多いが,中にはスニーカーにワンショルダーバッグの人とか,完全に空身のグループなんかもいて,大丈夫だろうかと心配になる。それほど親しまれた山ということなんだろうが。
10時前にテン場に戻り,撤収作業を終えてあとは駐車場に戻るだけ,パッキングも適当でいいや,という油断が下り坂での転倒事故を招く。直接の原因が何だったのか未だにわからない。右足が滑ったのか引っかかったのかしてグリップを失いバランスを崩して尻もちをつき,バランスの悪いザックに身体を持っていかれ斜面を半回転。骨折も打撲もなく,少々の擦り傷で済んだのは不幸中の幸いであった。周りの方々に助けていただき,ご心配いただく。申し訳ない。特にテン泊装備時は,慢心してはいかんのである。助けていただいた方々,この場を借りて改めてお礼申し上げます。
その後は慎重に足を運び駐車場に辿り着いて登山終了。その後の高速道路渋滞が最後の核心部であったかな。
ともあれ,何とか奥秩父デビューを果たすことができた。京都からだとやはり遠いが,行ける距離であるということも分かったので,ほかの山々にも折を見て訪れてみたい。しかし,南ア,八ヶ岳,奥秩父と,いろんな山塊を抱えた北杜市,羨ましすぎ。ちょっと移住したくなったぜ。
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