【北アルプス】奥穂高岳
- GPS
- 20:00
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 1,999m
コースタイム
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 11:00
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 8:47
天候 | 晴れ 2日は快晴、3日は雲は少しあったが青空だった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
【帰り】上高地BT15:00〜22:30バスタ新宿 行き帰りともさわやか信州号の高速バスにした。帰りは、事故渋滞で2時間以上遅れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ザイテングラードあたりから雪がつき始め、上部では石を覆うくらいに雪が積もっていた。穂高岳山荘から上はアイゼンをつけた。 |
その他周辺情報 | 帰りに、上高地につくと12時だったので小梨平食堂でカレーを食べて、小梨の湯で入浴した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
テルモス
ライター
ガスストーブ
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ティッシュペーパー
保険証
スマホ
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
財布
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感想
台風の後、上高地へ行くのに中央道も鉄道も不通になり、行けないかと思ったが、中央道が開通しそのあと中央線の特急あずさも動くことになったが今回は往復さわやか信州号を予約した。バスは意外と満員だった。
【1日目】 未明の上高地バスターミナルに予定通りバスは着いた。支度をして出発する。ヘッドランプをつけて梓川の河畔を歩いていく。河童橋をすぎ小梨平の水の流れ沿いを歩く頃は薄明るくなってきたのでヘッデンを消す。順調に明神、徳澤をすぎ横尾につく。見上げると屏風の頭は雪が着いていないが、前穂は少し白く見える。横尾大橋を渡り涸沢に向かう。ここからが登山道になる。屏風岩を横に見ながら本谷沿いの水平道を行く。目の前に少し白くなった北穂が見える。本谷橋につく。いまの時期、本谷橋は仮設になっている本谷まで下り橋を渡る。登り返し涸沢出合まで登っていく。涸沢に入ると前方に前穂が見えてくる。やがて吊尾根から奥穂が見えるころにはモレーン上の涸沢ヒュッテが見えてくる。涸沢ヒュッテで休憩する。
今回は夜行であまり眠れなかったので眠気が差してくる。とりあえず穂高岳山荘まで登り、無理だったら涸沢岳に登るくらいにしようかと考える。まず涸沢小屋までと思い歩き始めるが、すぐパノラマコースに入った。山に登らなくても涸沢の真ん中を山を見ながら登ればいいかと思った。前穂北尾根から吊尾根、奥穂高岳、涸沢岳、涸沢槍、北穂と大きな山に囲まれているここを歩くだけでも来たかいがある。でも、今回はきつい。去年も同じところに同じ日に登っているが今年は息が上がっている。このところ山歩きしていないからかな。体重も去年より増えているし。
穂高岳山荘について受付をすませ部屋で荷物整理して時間を見るとまだ14時半くらい。登っているときより楽になったのでアイゼン、ピッケルを持って空身で外に出る。さあ、行ってみようとアイゼンをつけ登り始める。鎖場、梯子を登り最初の急斜面にでると、まだ雪が少ないので夏道どおりだった。今の時間登る人はいない。降りてくる人が多い。斜面は雪が覆っている。ゆっくり登っていくと、山頂が左奥に見える。この上の斜面も夏道で右の尾根にトラバースする。尾根の乗り越すとジャンダルムが黒い影となって見える。なかなかいい風景だ。祠と天望盤のある二つのピークのある山頂についた。しばらく360度の展望を楽しむ。ここに一人が登ってきていたので写真を撮ってもらう。あまり長いをしても暗くなってしまうので下りにかかる。以前16時半くらいまでいたら小屋の前では暗くなってしまったことがあった。この日は夜行バスだったので食事の後すぐ眠ってしまった。
【2日目】 朝隣の人たちが4時過ぎに起きて出ていくので目が覚めた。ちょっと早いと思ったが眠れないのでしばらくして起きた。一階のテーブルでお湯を沸かしカップ麺で朝食を済ませる。支度をして5時半くらいに小屋を出る。東の空に雲があるが空と山の間が赤くなってきている。今日は降りなのでアイゼンをつけて降る少し降りると太陽が昇ってきて丸く赤くなって光が強くなってくる。振り返ると奥穂高の斜面が赤くなっていた。ザイテンの雪と岩のミックスの岩場をゆっくり降っていく。ザイテンからはなれて斜面をトラバースするあたりで涸沢から登ってくる人たちとすれ違う。帰りもパノラマコースに入る。こちらのほうが登る人が少ないようだ。涸沢ヒュッテで休憩。アイゼン、ピッケルもしまう。ジャケットも暑いのでしまう。ここまで来るともう降りたような気になってしまう。涸沢沿いに本谷橋、横尾谷沿いに横尾と降り、横尾からは観光のひとが混じり始める。徳澤、明神とあるいて小梨平で食堂にはいる。去年ふろに先にはいったら食事可能時間ギリギリだったので今年は食事が先。カレーライスと缶チューハイで食事。風呂にはのんびり入り山の汗と疲れをながす。河童橋まで来るともう観光地で登山者のほうが少ない。バスターミナルで缶ビールを買って時間通りにバスに乗り新宿に向かう。このバスが事故渋滞25kmで2時間半くらい遅れた。
今回は何とか夜行1泊奥穂登山ができたが来年はどうかなと今から思う。もう少し体重を落とし体力をつけようと思ったところだ。
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