左門岳 〜修行のような薮漕ぎ!?〜
- GPS
- 08:04
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 732m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渓流沿いに丸木橋を数カ所渡り返しながら進む。テーピングや標識はほとんど無い。草が生い茂っているためとにかくコースが分かりにくい。(年季の入った感じの)ロープ箇所や階段があるが階段は所々崩れている。 分岐点には「左門岳は左へ」との目立つ標識あり。 頂上直下の尾根は大人の身長も超えるササ林の斜面で、見通しは皆無。 |
写真
感想
実は暑くなる前にまだまだ涼しい低山へということで、当初は「能郷白山」に登ろうと決めていました。5時前に出発。もちろん、登山ルートは最短コースの温見峠ルートです。
大垣市を超え157号線へ。
後は「酷道」であろうと、とにかく進みさえすればいずれは温見峠につくと信じて車を走らせていったところ・・・
突然、災害復旧のため通行不能のバリケードが!?
ついでに、「危険!落ちたら死ぬ!!」というような意味の看板も・・・。
もう7時を回り、ここで帰るわけにはいかないと、山と渓谷社の「岐阜県の山」の本を必死に読み込み近くで登れそうな山を探しました。
で、今回きゅうきょ登ることになったのが「左門岳」というわけです。
かなりマイナーな山っぽいけどな〜と少々不安を残しつつ、登山口へ・・・
157号線を引き返し、樽見鉄道の終点樽見駅から国道418号線そして県道255号線に入りました。ここはなかなかしっかりした道で、最新の工法で造られたトンネルやきれいなベンチを並べた休憩所などもあります。
ただ、お猿があちこちで群れておりました・・・(汗)。
東大須ダムを越えると、かなりひなびた道路に入り、やがて登山口手前の川べりの駐車場に到着。
我々以外には、これから登ろうと体操をしている三十名ほどのグループが。その中の一人の男性が地図はありますかと声をかけたりしてくれました。この時はつい遠慮してしまったのですが・・・(後で思えばあの時もらっておけばよかった!!!)
登り始めは沢沿いを進んでいきます。
沢を右に左に渡っては登り、渡っては登り・・・
新緑が続きまあまあ気分良く進んでいきました。
ところが頂上に近づくにつれ急登となり、このあたりからほとんど整備されていないあちこち崩れた山道に変貌しました。
展望はほとんど無く、足場も悪く、目印もほとんど無し・・・
修行のような気分で進んでいくと、身長を超える木々が生い茂った道になりました。枝をかき分けかき分け、親子三人とも平泳ぎのかっこうです。どこに道があるかもよく分からない中、ほとんど「野生の勘」だけを頼りに進みました。これがいわゆる薮漕ぎでしょうか。
どこまで行っても薮、薮、薮・・・暑いし苦しい!!!
やっとの思いで山頂に到着!
ワイワイと騒ぐ声が聞こえてきました。さきほど遭遇したグループの方々です。だいぶ前に山頂につき昼食も取り終わり、さあ戻ろうというところでしょうか。後から到着した我々を、皆さん握手で迎えてくれました。
この山頂が、唖然・・・。
展望ほとんどゼロ(泣)。グループの方たちもいなくなり、親子三人だけとなった山頂。他に誰も登ってくる気配はナシ。虫だけが飛び交う中、なんだか物寂しい気分でカップ麺を食べ終え、帰ることにしました。
ここからがまた大変!
同じ道を引き返すだけなのに帰りは道が分からない!あ〜情けない。
帰りも他の登山者は皆無。
途中、ヘルメットとドラム缶を見かけて「???」と思っていたのですが、どうやら分岐の目印だったようです。
ともかく、写真のカメラのプレビューを見直しては行ったり来たりを繰り返し、やっとこさ登山口にたどりつきました。
あの時の安堵感といったら・・・!
「行き当たりばったり」の登山はだめだな〜と、肝に銘じた一日でした。
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