北岳登って北岳山荘へ
- GPS
- 17:01
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,194m
- 下り
- 2,181m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:42
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 10時間と7時間 標高範囲 1500m〜3100m 気温 芦安7度 北岳山荘―1度 山で会った人 50人 展望 2,200mから ハイマツ 2600mから 紅葉 1500m最盛 積雪の様子 2900mからバリバリ 日帰り温泉 旧白根の笑恵 地元の爺さんばっかり スマホカウント 2日で32000歩 満足度 70% |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO280
北岳登って北岳山荘
北沢峠への林道が崩壊して、広河原までバスが本年最後。ならば北岳へ。南アは夜明け前から交通機関が動くから積極的だ。暗いうちに芦安でて、日の出の6時頃に広河原でスタート。9人乗りが何台も出たから、50人くらいが登りだす。紅葉はこの辺りまで。知った道から登っていくが、二俣へも崩壊で通行止め。いきたかったのにガッカリして、御池へ。実は後から知ったが、御池から二俣にはいけるそうで、さらに八本歯もいいらしいが、極度に凍っているとも後から聞く。
御池は日が当たって暖かくてのんびりして、湖畔にテント張って、ここから北岳往復がもしかして今どきは最良のプランだったかも。すでに疲れて昼寝モード。
気を取り直して草滑りゆっくり登りだす。小太郎尾根の少し手前2600m過ぎに、目的のハイマツくんが出てきた。その先小太郎合流から雪で、皆アイゼン着装。
ほどなく肩の小屋だが、すでにクローズ。ここがやっていればよかったのに、風が出てきた。頂上目指す。天気がいいから安心だが、急登だなあ、いつも。そこにダメ外人二人が、アイゼンなしに登って、御勝手に。
頂上で「グッドジョブ」なんて叫んで「それって日本語でどういうの」と、この彼女はカナダ人なのにフランス語しゃべって、白馬でイントラしているというから、「やったね」だと教える。食事つき小屋泊はここから向こうへ300mも下った北岳山荘の最終営業だけだから、気が引けたが下ることにする。ずっと先の下の方に小さく見えるのがそれで、あんなとこまでと拒否感。でも仕方がない。途中でようやく間ノ岳がデカく、条件が良ければそこへもと頭をかすめたが体力伴わずに断念。結局スタートから10時間近くもかかって、16時に小屋。どうにかトホホ。食堂で熱燗など飲みながら、大いに疲れた。後に飯、熟睡。
夜中にガタガタ強風だがぐっすり。翌朝は強風まだ続いて、これじゃただ戻るのみ。ということは何しに山荘まで下ったかと思うが、目的地が山荘だったとおもえば、かつては北岳稜線小屋といったが、1980年頃に変わったらしい。変わってからは初めてだ。
朝は雪もバリバリで、たまに耐風姿勢取るような強風で、しかしみんなも元気に戻るよなあ〜戻れなければ帰れない。夏を過ぎると、行きはよいよい帰りは恐いということがよくあって。北岳までの登りも雪着くと案外辛いもんだ。
どうにかゆっくり再度登頂して、再度またゆっくりと下る。どうにか肩の小屋にくると、晴れて穏やか、ああ安心した。後はちんたら戻るだけになった。
広河原辺りも先の水害にやられて、ここから北沢への崩壊は数年回復しないらしいし、広河原も林道まで水かさ10m増して、土手にも大穴が開いていた。でも北岳は泰然としたまま。
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