八ヶ岳縦走(小淵沢駅→北横岳RW)
- GPS
- 33:10
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 3,532m
- 下り
- 2,737m
コースタイム
- 山行
- 10:58
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 12:34
天候 | 1日目 快晴 西風強い 2日目 晴れ時々曇り 西風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京→小淵沢 中央線特急 帰り 北横岳RW→茅野駅 アルピコ交通のバス 1日数便 茅野駅→新宿 中央線特急 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はあるが気にならない程度。 私は軽アイゼンとピッケルを持参したが、この日は気温が高く全工程ツボ足。 登山道で会った人は10人弱。 |
その他周辺情報 | 宿泊 八ヶ岳ポニーユースホステル 4200円 ★★★☆☆ 小淵沢駅付近。ユースホステルは初めてだったが、ほとんど民家なのね。確実に相部屋なので、入山前泊には適していないな。この日の宿泊客は私のみ。 本沢温泉 個室 7300円 ★★★★☆ 日本一標高の高い露天風呂がある宿。なお、露天風呂は館からは歩いて5ー10分で、寒い時期の入浴は気合が必要。内風呂も有り、とても気持ちが良い。ただし館内全体が寒い。この日の宿泊客は10人強か。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
0日目
今日は東京出張。お盆以降に歯応えのある山行をしていないので、公共交通機関で長めに歩ける山に行きたい。また、お盆の阿曽原温泉で味わった、山中温泉の気持ち良さが忘れられずにいる。どっちの欲求も満たせる山域は、八ヶ岳しかない。前々から気になっていた本沢温泉に泊まって縦断してやろう。
仕事が終わってすぐに特急に乗り、小淵沢へ向かった。日本海側の爆弾低気圧による積雪は大丈夫だろうか。まあ、行けるところまで行けばいいか。駅周辺に飲食店はほぼ無く、セブンのカツ丼を食べて、近くのユースホステルで21時半には寝た。
1日目 21.7km +2650m -1520m
3時起床、3時40分発。綺麗な星空を眺めつつ、ロード8kmくらい。途中、ヘッドランプが壊れ絶望する(後に電池の蓋が閉まり切ってなかっただけと判明)。気落ちしたまま、稜線に上がる。
低気圧による積雪はほぼ無かったようだ。巻けるピークは全て巻いて進む。キレット小屋あたりから疲れてきて、計画よりも遅れ始めた。赤岳への登りは特に難所は無かったにも関わらず、めちゃキツかった。高い山は2ヶ月ぶりだから、高山病気味だったのだろうか。横岳は1年半前に来た時はアイスバーンで怖い思いをしたが、今回は特に何事も無く突破。硫黄岳辺りは西風が直撃し、かなり寒い。この時点で予定よりも大幅に遅れており、明日の蓼科牧場発最終バスに乗るのは無理だと悟った。
本沢温泉に着くと、体が熱っぽく怠い。ドライカレーも喉を通らない。マズいぞ。去年も一昨年も冬山シーズンインの山行後には発熱してる。温泉に入って早く寝るしかない。温泉は寒さも相待って、筆舌に尽くしがたい気持ち良さだった。本当に気持ちが良くて、意識が吹っ飛びそうになった。19時過ぎには就寝。
2日目 15.2km +1050m -1400m
4時起床、体調は回復した。この山小屋は5時過ぎまで電気が通らず、かなり寒い。自炊室に居れる気がしないので、自室でパンを食べて出発。もう満足したので蓼科山は諦め、北横岳RWのバスに乗って帰ろう。双子山、蓼科山近辺は歩いたことあるしな。
登りの筋肉は昨日で死んだので、マジでペースが上がらない。喘ぎながらガスガスの東天狗まで登ると、ちょうどガスが晴れて北八ヶ岳が眼前に広がり、俄然テンションが上がる。下りの筋肉は元気で、良いペースが出せた。峠の度に休憩し、疲れているので巻けるピークは全て巻いて進む。途中に良さげな山小屋が何個もあり、空いている時期に泊まりたいと思った。RWは点検運休期間なので、徒歩で下山。道は整備されてて、50分ほどで下りれた。13時のバスに間に合い、9時間かけて自宅へ帰還。
本当にいい山旅だった。今後も週末出張の度にウォークスルー山行を計画したい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する