さすらいの長距離ハンターが行く 〜冬到来！甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰り〜

2019年12月01日(日) [日帰り]

• GPS: 14:01
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,745m
• 下り: 2,748m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:20
• 休憩: 1:39
• 合計: 13:59

1:07 尾白川渓谷駐車場
1:15 1:16 竹宇駒ヶ岳神社
2:42 2:43 笹の平分岐
3:45 3:45 刃渡り
3:59 4:00 刀利天狗
4:46 4:46 五合目小屋跡
4:50 5:04 屏風小屋跡
5:52 6:21 七丈小屋
8:10 8:10 八合目御来迎場
9:44 9:45 駒ヶ岳神社本宮
9:52 9:52 甲斐駒ヶ岳
10:06 10:07 駒ヶ岳神社本宮
10:54 10:54 八合目御来迎場
11:29 12:14 七丈小屋
12:40 12:40 屏風小屋跡
12:45 12:45 五合目小屋跡
13:21 13:23 刀利天狗
13:30 13:30 刃渡り
14:11 14:17 笹の平分岐
15:04 15:04 竹宇駒ヶ岳神社
15:09 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷の駐車場を利用。

写真

12/1 6:00

ナイトハイクで七丈小屋に到着。
ここまではトレラン靴。ここでアルパインブーツに履き替えるものの、いつもより重いザックですでにヘロヘロ。
御来光も八合目で見るつもりだったんですよ〜。

12/1 6:01

でも甲斐駒では久しぶりの朝から快晴

12/1 6:35

八合目手前の森林限界越えたところで御来光🌄

12/1 7:11

八ヶ岳も快晴

12/1 7:30

空の青さが冬が来たことを実感させてくれます。

12/1 7:39

七丈小屋から1時間20分くらいかけて八合目。マジでヘロヘロ。
トレラン靴の軽さに気を良くして序盤ペースを上げたのが原因。
ちなみに今年の元日は七丈小屋から山頂まで1時間半でした。

12/1 8:23

ここからチェーンアイゼンを12爪に。ストックをピッケルに換装。
12爪は新調したワンタッチ。ブーツとのセッティングを自分でおこなったので、そのテストを兼ねて。

12/1 8:26

核心部のルンゼはまだ雪がほとんどない。軽アイゼンの方がかえって歩きやすい。
しかしテストは余計な負荷がかかりやすいミックス帯が良いのです。

12/1 8:51

ザ?黒戸尾根の風景ですかね😀

12/1 8:58

南アルプスのオールスターたちがどんどん顔を出します。
ヘロヘロで休み休みなんですが写真を撮るのも億劫なくらいでした💦

12/1 9:21

9合目ジョーズ岩付近。完全に足が止まり敗退を決意。
座り込んでいるところへガイド登山で下りてきた花谷さんと再会。
再会の握手を交わしひとしきり弱音を吐いたものの登頂された皆さんの笑顔を見て勇気、というかメラメラと燃えてくるものがありました。
諦めずに山頂へ行こう！

12/1 9:34

この絶好の天気に山頂獲らないなんて、もったいないわな〜😀
もうひと踏ん張り！

12/1 9:43

この付近で南西方向からの猛烈な風が吹いてましたが、9合目に弱音は捨ててきたので突撃あるのみ！

12/1 9:47

着きました😀14回の山行で山頂に立つのは17回目。しかも独り占め。
いつものように祠に手を合わせて感謝感謝。

12/1 9:49

初冬の甲斐駒ヶ岳山頂です！空気が澄んで最高！諦めないでよかった😀

12/1 9:50

ザックを下ろしてグルッと撮影。
まずは中央アルプスと御嶽山。

12/1 9:51

女王、仙丈ヶ岳。

12/1 9:51

北岳＆間ノ岳

12/1 9:51

雲による素晴らしい演出。

12/1 9:51

悪沢岳と塩見岳。中央奥にちょこんと赤石岳。

12/1 9:52

地蔵岳から早川尾根。この時間、富士山隠れた。

12/1 9:53

乗鞍岳

12/1 9:53

笠ヶ岳、槍穂高連峰、水晶岳、一番右が常念岳。

12/1 9:53

後立山連峰、鹿島槍ヶ岳から白馬岳。

12/1 9:53

立山＆剱岳

12/1 9:55

今年は行けなかった鋸岳、そして日向八丁尾根。

12/1 10:03

北は八ヶ岳はもちろん浅間山＆四阿山、奥白根山、日光連山が見えました。
眺望満喫したので七丈小屋でコーヒーでも飲もう😀

12/1 10:20

富士山消えた。

12/1 11:18

レンズ雲が。天候悪くなる予兆。

12/1 12:11

七丈小屋でコーヒーをいただきました?
花谷さんはお客様とすでに下山してましたがスタッフの方と歓談して休憩させていただきました。
ここからは再びトレラン靴。下山はスイスイ。

12/1 12:37

台風被害にあった箇所はこのように仮復旧。
奥多摩あたりならこれで十分ですが、積雪期は皆さんアイゼンでここを歩くので丸太はグサグサになってしまいます。
梯子に使われているものと同じ材質のものに替えるでしょうね。

12/1 12:40

五合目からの山頂方面。
また来ますね😀
刃渡り手前で花谷さんのパーティに追いつき登頂の報告と再会を約束してお先に下山しました。

12/1 13:22

この日の富士山はくっきりと大きくて、白さが美しかったです🗻

12/1 13:22

小川山、瑞牆山、金峰山、国師ケ岳。

12/1 13:22

左奥が大菩薩嶺から小金沢連嶺、右が三ツ峠山から御坂山地。

12/1 13:23

なかなかシンドイ一日でしたが絶好天に恵まれて思い出深い山行でした😀

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

感想

hastler1208

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根に初めてチャレンジして4年。通算14回目の黒戸尾根。

今回は12月に入ったばかりでまだ積雪も小屋から上、ということもあり新たな試みとして小屋までトレラン靴、小屋から上はアルパインブーツに。
左右合わせて1.7kgのブーツをザックに入れて、さらに軽アイゼンと12爪、保温ボトル2本、ストックなどなどを担いでのスタートでしたが、登りはペースを抑えてストックを使って体力を温存すべきでした。
敗退寸前まで追い込まれながらも這々の体でなんとか登頂は果たせたものの、登りは反省することいっぱい。
下山はトレラン靴のメリットを最大限に活かしてスイスイでしたので降雪エリアまでのアプローチが長いルートでは有効であることの確認は出来ました。
それにしても10回以上通ってもまだまだ大きな壁として立ちはだかる黒戸尾根、あらためて侮れない印象を強くした山行になりました。

ありがとうございました！