会津駒ヶ岳【山頂標もうすぐ埋まります！お急ぎください】

2019年12月14日(土) [日帰り]

• GPS: 07:54
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,276m
• 下り: 1,260m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:55

6:54 スタート地点
6:58 6:58 村営グラウンド
7:26 7:28 会津駒ヶ岳滝沢登山口
8:08 8:08 ヘリポート跡
9:11 9:14 水場
11:30 11:39 駒の小屋
11:59 12:34 会津駒ヶ岳
12:43 12:49 駒の小屋
13:31 13:44 水場
14:03 14:03 ヘリポート跡
14:21 14:21 会津駒ヶ岳滝沢登山口
14:42 14:42 会津駒ヶ岳登山口
14:46 14:46 村営グラウンド
14:49 ゴール地点

天候

快晴
この時期としては暑過ぎるくらい。マイナスにはなっていないと思う。オーバーグローブ使用しませんでしたし、春みたいな格好でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場
▼道の駅尾瀬檜枝岐
・東北道 西那須野塩原ICより89km
・これからの時期、ノーマルタイヤでは走行不能です
・西那須野塩原ICを下りて、セブンイレブンが2件あります。あとは塩原温泉郷にファミマ（景観配慮の白黒ファミマ）があります。檜枝岐までの道中、ヤマザキがたくさんありますが、全て冬季休業or夜間閉店です
・以下のライブカメラは有用です
http://opsv1.a-road.info/camv2/camViewA.php?CID=8&M=
http://www.fukushima-road.net/minamiaizulive/

※登山口至近の駐車場としてはテニスコート前が使えます

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2019年12月14日現在）
※これからの時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください。事実、下山後15時頃から下界の檜枝岐村では雨が降り始めました。山頂は確実に吹雪でしょう
※厳冬期、この山でアイゼン・ピッケルは不要です。重りとなるだけです
▼道の駅尾瀬檜枝岐⇄水場
・雪は10〜20cm程度。アイゼン等は不要でした
▼水場⇄駒の小屋
・積雪が徐々にアップ。20〜50cmが続きます。水場の直前でたまらずスノーシュー装着
▼駒の小屋⇄会津駒ヶ岳
・風が強いため積雪はそれ程でもないが、これまでの疲労で脚が上がりませんでした
・山頂へは直登できます

◆登山ポスト
事前にコンパスで提出しました。
滝沢口階段前のポストは無くなっていました（冬季は取り外すのかな？）

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨駒の湯
・檜枝岐村の日帰り温泉施設。燧の湯が一番人気だが、コマに登ったらこちらに入られたい
・掛け流しではありませんが、それを感じさせないほど気持ちよく入浴できます。
・この時期、露天風呂は休止です
http://www.oze-info.jp/spa/#koma
♨燧の湯
・檜枝岐村で一番人気の日帰り温泉施設
・単純硫黄泉の掛け流し。冬季の露天風呂は昼から
・土日祝日は6時オープンと、車中泊者には大変嬉しい
http://www.oze-info.jp/spa/#koma

◆飲食店他
▼菊地酒店
・檜枝岐村からは離れますが、大谷にある酒店
・栃木の地酒の品揃え豊富でよく利用しています
https://www.oya-kanko.com/kikuchisaketen

写真

12/14 7:01

道の駅尾瀬檜枝岐に停めて、登山口まで歩きます
国道はこんな感じでした

12/14 7:08

冬道はまだ通れない状況
ピンクテープはそれを示しているのかな？

12/14 7:26

駐車場終点
ヘリポートへの直登ルートもまだ全然ダメな感じです

12/14 7:29

天国への階段

12/14 7:47

遅い夜明けです

12/14 7:48

晩秋みたいな陽気です

12/14 8:05

オオカメノキの冬芽

12/14 8:19

最近流行っているという巨大ラムネ
山の行動食に良いかも

12/14 8:27

雪だるまを作れるような雪質
この時期としては信じられない

12/14 9:02

水場手前でスノーシュー装着

12/14 9:11

水場分岐に到着

12/14 9:41

いつもの場所より
那須連山の展望が良い

12/14 10:00

エネルギー切れ
エクレアで補給
カスタードと生クリームのダブルが好きです

12/14 10:16

1ヶ月前に登った燧ヶ岳
もう手も足も出ないのでしょうね

12/14 10:34

大戸沢岳

12/14 10:45

燧ヶ岳とウサギトラック
歩幅1m！この脚力が羨ましい

12/14 10:55

2000m付近で先行者が撤退してしまったため、ここからはノートレース
ここまでツボ足で通したとのこと！驚愕です

12/14 10:57

スノーシューでも10〜30cmほど沈む

12/14 11:04

富士見林道と燧ヶ岳・至仏山

12/14 11:05

日光白根山

12/14 11:13

綺麗な雪面にトレースを付ける喜び？申し訳なさ？

12/14 11:17

駒の小屋が見えました
右が会津駒ヶ岳

12/14 11:18

平ヶ岳

12/14 11:20

平ヶ岳とウサギトラック

12/14 11:21

燧ヶ岳と至仏山

12/14 11:26

小屋直下の雪庇

12/14 11:30

駒の小屋
今年Tシャツを買ったことを思い出す

12/14 11:31

山頂までが、いつになく遠く感じる

12/14 11:41

ツボ足の方も戻ってこられ、先行を交代しながら頂上を目指します

12/14 11:51

振り返ると大好きな画
駒の小屋と燧ヶ岳

12/14 11:59

山頂直下
モンスター成長中です

12/14 12:00

そして、17回目のアイコマ山頂

12/14 12:02

山標埋没も近い

12/14 12:03

この山標は2m程あるので、改めて豪雪地帯であることを認識

12/14 12:05

モンスターと燧ヶ岳

12/14 12:08

平ヶ岳

12/14 12:08

中ノ岳・荒沢岳・奥に越後駒ヶ岳

12/14 12:08

12/14 12:09

中門岳
奥には守門岳と浅草岳

12/14 12:14

実に素晴らしい雪山山岳展望

12/14 12:18

駒の小屋珈琲とイタリアンプリン
山頂の至福の時間

12/14 12:34

大好きなこの光景も見納め
次はいつかな？

12/14 12:36

予報通り崩れそうです

12/14 12:59

スキーのトレースが羨ましい
ボーゲンしかできないけど

12/14 13:03

登りは地獄だったが、帰りはご覧の通り高速道路のようなトレースが

12/14 13:33

水場にてまたまた休憩

12/14 14:21

お疲れ様でした

12/14 14:49

道の駅尾瀬檜枝岐に戻りました

12/14 15:08

温泉は9km離れる窓明の湯へ
しかし臨時休業！

12/14 15:20

また檜枝岐村に戻り、本日は駒の湯にしました

12/14 15:58

誰もおらず
掛け流しではありませんが、とても気持ち良くていい湯です

12/14 16:12

そして、道の駅に戻ります
まさかの土砂降り
この時期に檜枝岐で雨なんて信じられません

12/14 17:01

本日の本
昨年不慮の死を遂げだ穂高岳山荘のハチさんの遺稿集
是非一度読むことをオススメします

12/14 19:41

雨は夜更過ぎに雪へと変わりました

12/14 21:09

これこそが、この時期の檜枝岐村
でも暴風雪で車も揺れるし怖いくらい

12/14 21:10

これが檜枝岐村のイルミネーションじゃ！

12/15 7:24

翌朝
思ったほど積もっていませんでした
道の駅で5cm程度
コマの山標は埋れたかなー

12/15 7:30

除雪の音で目覚めました
邪魔になるから早く移動しないと

12/15 8:25

燧の湯へ朝風呂に

12/15 7:49

30分程いましたが終始貸切

12/15 8:24

朝風呂は土日祝のみなのでお気を付けください
なお、この時期露天風呂は12時からです

12/15 8:33

ミニ尾瀬公園も1/4くらい綺麗に除雪されていました

12/15 8:42

ここで朝食
思えば昨日はお菓子しか食べていません

12/15 8:59

染み入る旨さです

12/15 9:04

食後のコーヒーは、小布施のマルテブレンド

12/15 8:55

七入方面も綺麗に除雪されていますが、厳冬期は通常ミニ尾瀬公園までの除雪となります
詳細は檜枝岐村役場まで

12/15 9:34

七入の駐車場まで来てみました
ここも僅かなスペースですが綺麗に除雪されていました
本当に頭が下がります

12/15 9:35

七入から先の尾瀬御池は冬季通行止めです

12/15 9:42

ミニ尾瀬公園
ノートレースにトレースを付けるのは人も車も大好きです

12/15 9:44

トレース付けまくり
ミニ尾瀬公園をぐるぐると周回、完全に不審者
でも誰もいないから大丈夫

12/15 9:47

六地蔵にお参りして帰りますか

12/15 10:16

駒止路経由で帰ります
憧れの尾白山

12/15 17:10

檜枝岐村産の蜂蜜を購入
道の駅きらら289にて

12/15 13:08

一度宇都宮ICで下りて、大谷にある菊地酒店へ
日本酒を調達

12/15 16:18

大好きな鳳凰美田とラベル買いしたナツコトブキ

12/15 15:11

いい雲

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

Kazu405

久々の？ソロ山行は会津駒ヶ岳へ。
アイコマというよりはむしろ、下山後の車中泊ソロ宴会がメインなのでありますが。。。

この時期としては異常なほどの高温（マイナスにならなかったと認識しています）のため、登り始めから滝のような汗が。
今年も超暖冬で悲しいなー、とか思いつつ高度を上げると、水場直前でスノーシューを必要とするほどの積雪に。
しかも高温のため雪が非常に重く、水場到着時で既にかなりの疲労感。

今回自分としては珍しく出発が遅かったため、1名先行者が。
この先行者の方、終始ツボ足で通しており、物凄い体力の持ち主であることが伺い知れます。
ところが2000m付近で、「撤退」と引き返してこられた。
「ツボ足では流石にそうですよねー、これまでありがとうございました。助かりました」と挨拶をし、ノートレースとなった雪面にトレースを付けていく。
本当にキツかった。
3年前の12/29に山頂まで1人で通したラッセルよりも全然キツかった。
駒の小屋でもう無理と休んでいると、3名の勇者があらわれた。
うち1人は何とあのツボ足の方！
「3人スノーシューの先行があれば行けるだろうと登り返してきた」と！恐るべし忍耐力・精神力・体力に感銘を受けました。

先行を交代しながら登り詰めた会津駒ヶ岳。
何度も登っている山であるにもかかわらず、これまでで一番キツかった行程ということもあり、そこから眺める展望は格別でした。

下山後はお決まりの、道の駅尾瀬檜枝岐での車中泊。
雪が下から降ってくるような地吹雪で翌朝の心配がありましたが、そんなことは忘れて、今回の山行に思いを馳せながら飲んだくれました。

コメント

FRESCHEZZA

なんと17回目ですか( ﾟДﾟ)
Kazuさん、こんばんは〜

愛しのアイコマ、既に山頂標識が埋まる積雪量なんですね
ついこの間まで紅葉を追いかけてたと思ったら、あっという間に雪山シーズン到来ですね

さすがの空缶の数におっさんもふつふつとファイトが湧いてきました
ラベル買い？
おっさんも買おうかしら

Kazu405

Re: なんと17回目ですか( ﾟДﾟ)
FRE様こんばんは〜

今年も暖冬でなかなか雪が降らない山が多いようですが、流石にここは豪雪地帯。
結構積もっていて安心しました
気温が高すぎてかなりキツかったですが

下山後に暴風雪の中で呑んだくれ
打ちつける雪のサウンドにビールがいつも以上に進みました

気に入ったラベルの一升瓶は部屋のインテリアにも良いですよー