月山…山頂から志津温泉まで滑走
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
天候 | 快晴 −4℃ 稜線のみ強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
志津温泉で積雪は約50cm。姥ヶ岳周辺では1〜2mの積雪はありそう。スキー場から上の雪は風でパックされていて固め。ところどころにアイスも。車道やショートカットコースの雪は50cm〜1mで朝はパウダーでした。ショートカットコースは急で雪が踏み固められているので、滑落の危険や大量降雪時は雪崩の危険がありそうです。 |
写真
感想
今年も、本州は山スキーヤーにとっては深刻な雪不足。滑れる山は限られていて、長大なアプローチが必要な山がほとんど。那須岳も例年なら藪スキーが出来るくらい積雪がありますが、今年はほとんど雪がありません。
ならば、雪のある山に行くしかない。世界有数の豪雪の山、月山では標高730mの志津温泉から1980mの山頂まで50cm〜2mほどの積雪があり、山頂から終点まで滑走が可能でした。それでも例年の半分以下らしいので、月山の春スキーが心配です。
自分は12月の月山は行ったことが無く、今回が初チャレンジ。 1月、2月の厳冬期の月山は、雪が深くて天候も厳しく単独ではリスクが多すぎるので、行けるとしたら12月の前半のみ。12月16日は快晴で風も15mほど、雪も多くないのでまたとないチャンス。満を持してチャレンジと思ったら、朝の準備に手間取り出発が1時間以上遅れてしまいました。時間が少々心配でしたが、土日のトレースがあり、また上部では雪がパックされていたために、ラッセル無しの幸運にも恵まれ4時間半で山頂へ。
春とは違い真っ白な月山は神々しく、来てよかったとしみじみ実感。上部はカリカリで安全に降りるだけでしたが、1800m付近からはパックされた雪ながらエッジがよく効き、滑走を満喫できました。スキー場リフトトップから車道では、敢えて藪斜面に。1月前半までは藪スキーが続く感じなので、雪質の良いこの日は絶好の訓練日。山スキーでは、危険回避の技術や知識がかっこよく快適に滑るより大切だと考えています。
また、月山の車道はそこそこ斜度があり、圧雪されていれば板がよく走るのでとても助かりました。手漕ぎ:自動=1:9くらいだったと思います。ターンを楽しめる車道区間もあり、安全に下るのであれば車道滑りもありですね。
飯豊、朝日、鳥海山なども豪雪の山ですが、月山に比べると冬季はアプローチが格段に大変。月山も冬季は楽ではありませんが、それでも自分の脚力で日帰り出来るので有難いです。那須から250kmの距離に月山があることも有難く、今後もたびたび通わせてもらう積りです。
月山大好きです。が、4月しか知りません。
写真で楽しませていただきました。
いつか行きたい!
ご訪問&コメントありがとうございます。
自分も春の月山しか知りませんでしたが、やはり冬の月山は春とは表情が違いました。
11月下中から12月初旬の月山ならチャンスがあるかもです。
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