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Yamareco

記録ID: 2159789
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳 東尾根

2019年12月28日(土) 〜 2019年12月30日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
10.7km
登り
1,696m
下り
1,692m

コースタイム

1日目
山行
4:40
休憩
0:00
合計
4:40
9:50
250
スタート地点
14:00
14:00
30
14:30
1840m付近
2日目
山行
7:00
休憩
0:20
合計
7:20
6:40
30
1840m付近
7:10
7:10
60
8:10
8:10
60
9:10
9:10
50
10:00
10:00
100
11:40
12:00
50
12:50
12:50
20
13:10
13:10
30
13:40
13:40
20
14:00
1840m付近
3日目
山行
2:20
休憩
0:00
合計
2:20
7:40
20
1840m付近
10:00
ゴール地点
天候 28日曇り、29日快晴、30日雪
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿島槍山荘駐車場。
28日8時半についたときには、残り1つでギリギリセーフでした。。
コース状況/
危険箇所等
1400m付近までは雪が少なく枯れ葉と雪交じりで滑りました。
雪山は天候や雪の積雪量、ラッセルの有無や体力によって所要時間が変わります。コースタイムは、参考程度にしてください。
スタート。駐車場が満杯かと思って焦った。
2019年12月28日 09:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/28 9:50
スタート。駐車場が満杯かと思って焦った。
今日はこの辺で。P3まで行きたかったが、日が暮れた。。
2019年12月28日 15:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/28 15:08
今日はこの辺で。P3まで行きたかったが、日が暮れた。。
めちゃくちゃ寒い夜(テント内温度△9℃)からの朝でした。
日の出は最高。晴れの日の前日はとても気温が下がるらしい。
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めちゃくちゃ寒い夜(テント内温度△9℃)からの朝でした。
日の出は最高。晴れの日の前日はとても気温が下がるらしい。
P2からのナイフリッジ。
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P2からのナイフリッジ。
ラッセルしていただいた方の次にマーさんがラッセル。
2019年12月29日 10:03撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 10:03
ラッセルしていただいた方の次にマーさんがラッセル。
疲れて交代。私も参加したが30mくらいで交代。。みんな強い。
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疲れて交代。私も参加したが30mくらいで交代。。みんな強い。
あきらめかけた東尾根がみんなのラッセルのおかげで頂上に立つことができました。
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あきらめかけた東尾根がみんなのラッセルのおかげで頂上に立つことができました。
富士山と八ヶ岳。
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富士山と八ヶ岳。
剱岳。
2019年12月29日 11:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/29 11:38
剱岳。
登ってきた道のり。長い。。。
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登ってきた道のり。長い。。。
道のりは遠く見えても一歩一歩あるくと、いつかはたどり着く。
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道のりは遠く見えても一歩一歩あるくと、いつかはたどり着く。
ラッセルしたあと。
ラッセルしたあと。
休憩中。スポーツ羊羹を必死で食べる
1
休憩中。スポーツ羊羹を必死で食べる
撮影機器:

感想

雪山で初心者入門のレベルとは思えないほど、きつかった。
27日は積雪があり、28日に入山し、時間が遅かったせいか、駐車場が一杯だった。一番端になんとかおさめた。

P3でテントを張る予定であったが、日が暮れてきそうだったので、ジャンクションピークとP3の間のコルで幕営した。ここまでこれたことを感謝。三年前にラッセル大会をしたことを思い出す。大荷物を背負いながらの道を作るのはかなりの力が必要で、効率よく進めたことを。。

7時には寝たが、非常に寒くて何回も起きた。後から聞くと晴れの前日は非常に冷えると。(翌日の夜は快晴のおかげでテントはカラカラに乾き、水蒸気もつかなかった)

天気は予報通りだった。無風、快晴。雲なし。これから進むルートが見える。
しかし、長い。P1から続くまっすぐの稜線を歩きたい。という思いを胸に進む。アイゼンを履いていったが、踏み抜きが多く、P3を過ぎた付近からワカンを付けた。

先駆者は、前日の雪のせいで、ラッセルしながら進んでいる。それに甘える私たち。
前日に上っている途中で日帰り装備で下山してくる男性がいた。その人が、今日も来た。後から聞くと、前日は途中までラッセルしにきたという。深謝。

私たちは、11時くらいまで山頂にたどり着けなかったら戻ろうと決めて登っていた。10時半にP1に到着。これから憧れの水平の稜線歩き。急斜面を登り、ラッセルの後疲れて、だれも行くものがいない。その時点で残り30分。道がない中で、山頂迄の距離を30分で行けるわけがない。マーさんがラッセル開始。時間切れで下山するのなら、今までのラッセルしてきてくれた方への恩返しをしたい思いがあり、進んだ。しかしすぐに疲れて交代。。。。

制限時間まで登る予定だったので、ラッセル隊に続いてのぼる。そのうち、山頂から大学生のグループが下りてきた。救世主がおりてきたような気持だった。ラッセルが少しは楽になる。。
その時点で11時。マーさんに一生のお願いとして、山頂まで登らせてもらえないかを要求しようと心に決めていたが、マーさんは私に気にも留めず前に進んでいる。
だんだん、登頂できるイメージがわいてくる。涙ぐんできた。
その後、頂上付近の手前で左にトラバースして登頂した。

爺ヶ岳東尾根は、3回目のチャレンジ。今回は二人での試みであったが、みんなで登った山として印象深かった。ほかの登山者がいなかったら、登れなかったであろう。
一番初めにラッセルしなくても、その次に歩くだけで、踏み跡がつく。それも大事。頂上から冷池小屋に行くものやピストンするもの様々だったが、同じつらい思いをした仲間として勝手に一体感を感じた。

雪山は山登りの集大成と聞くが、まさにそれを感じた。帰りの藪下りは、沢登での藪漕ぎ経験が役立った。大人の遊びとしては、かなりスリリングな遊びをしており、親に迷惑をかけないようこれからも続けたいと思った。

反省点
・ラッセルするための体力がない。鍛えよう。
・赤布の付け方。帰り道に迷わないポイントにつける。帰り道からみて、迷いそうなポイント、見やすいところにつける。
・テント内の整理。2泊する時はできる限り荷物が広がらないように心がける。
・ワカン、アイゼン、その組み合わせなど、どれが一番最適な組み合わせなのかを予測して対応することが大事。今回は、雪がふかふかだったので、アイゼンは不要で、ワカンでいったら、もっとラッセルをできたのかと後悔した。(そもそも体力がなくなっていたことも原因です。。。)

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コメント

同じ日に登った者です。
天気に恵まれて、とても良い景色でしたね。
下山時は枯れ葉で転びまくりました。
2020/1/1 7:35
Re: 無題
toshi31 様
コメントありがとうございます。本当に良い景色でしたね。何度も立ち止まって見とれてしまうほどでした。
帰りの枯葉地獄には私も参りました。テムレスが茶色くなり、色が落ちません。汗
2020/1/2 10:50
プロフィール画像
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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