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Yamareco

記録ID: 216050
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス前衛・熊伏山(静岡県平岡より)

1974年11月02日(土) 〜 1974年11月03日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.8km
登り
1,856m
下り
1,861m

コースタイム

11/2
平岡駅(11:00)〜指標に従い沢へ(11:40〜12:00)〜造林小屋手前(13:00〜13:10)〜熊滝の頭
(14:00〜14:10)〜山頂(16:10〜   )

11/3
山頂(8:00)〜熊滝の頭(8:40〜9:00)〜ケルン(9:20)〜林道取り付き(9:45〜10:00)〜平岡駅(10:30

天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車
飯田線・平岡駅下車〜平岡小学校〜ポンプ場から林道を行く
コース状況/
危険箇所等
雑誌「山と渓谷」の記事を参考に出かけてみました。

山頂に指標は無く三角点が目印です。
11/2 谷間から恵那山方面を
2012年08月17日 20:03撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
8/17 20:03
11/2 谷間から恵那山方面を
夕映えの南アルプスを山頂より
2012年08月17日 20:04撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 20:04
夕映えの南アルプスを山頂より
11/3 早朝の南アルプス連山
2012年08月17日 20:05撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 20:05
11/3 早朝の南アルプス連山
南アルプスの前衛峰
2012年08月17日 20:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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8/17 20:06
南アルプスの前衛峰

感想

  【 古い山行だがピークハントの記録として整理する。】

11月2日
最近冷え込みが厳しいが天気は良い。7:46発で名古屋を出、急行で飯田線を走ると一枚岩を
敷きつめたような宇連川の渓流を眺めながら、佐久間ダムを過ぎ平岡へ。下車は私一人。
駅前通りを飯田へ向かい郵便局を過ぎて右へ折れ線路を渡る。
右の坂道を民家を縫って行き、橋の所で左の広い坂道を行くと平岡小学校の裏手に。
次にお宮様の手前を右へ入りポンプ場の前を過ぎると林道に。右曲・左曲して高度を稼ぐと、
平岡ダムも見える。樹林帯に入り落ち葉を踏んで行くとトンネルに。入口で初めて熊伏山への指標を見る。
水溜りの多いトンネルを抜けると紅葉と沢に囲まれる。出口を右へ行くと橋が見えるが、
手前で林道から沢へ下りるように指標が。しばらく沢筋を遡って行くが、水のある内に昼食とする。
丸木の橋を対岸に登ると道は下流に向かっている。右上に枝道があるが見送る。
紅葉を眺めながらだらだら行くと、流れが変わり支流の上流に向かっている。現れたた吊橋を
ゆれれながら渡ると分岐となり、右の登りを上流へ行く。落ち葉を踏む音と沢音だけの静かな道だ。
河原から右岸へ移り高度を上げるとやがて沢へ降下するがコースが? ケルンを見つけ左岸へ
取り付くと急登になる。汗にまみれ樹林を進むと再び沢に出会う。沢を渡り枯葉で隠された道を
半信半疑で行くと造林小屋が有り、上に出ると開けて明るくなる。しかしここで道が三本になる。
地図によるともう一度沢を渡るので地形を望むと下に沢が来ている。
てっきりこのこの方向と思い、左側の道を降りて沢を越え対岸の急登を行くがコースにしては?
三俣まで戻ってコースを探ると赤テープが真ん中の道を教えている。
細いへつりの道を足元に注意して行くと沢に出会う。出合いを覗き込むと滝だ。
地図で確かめるとここが熊滝の頭となる。先に沢は無いのでここで水を補給して行く。
対岸にへばりついて取り付き、右岸をへつって進む。しばらくして山腹の枝を頼りの急登だ。
どうやら沢筋から山腹を直登して山頂へ向かうようだ。予想どうりの登りに喘ぐ。
樹林を縫うように胸突き八丁を行くが、左手に覗く稜線と比べると山頂は先だ。
喘ぎあえぎ登り、稜線と同じ高さに出ると幹に県境見出し線の印が有り、やっと稜線に出た。
しかし、わずかにゆるんだ程度で相変わらず急登だ。朽木に苔が生えている。
ゆっくりゆっくり高度を稼いで行くと広場に出る。どうも山頂らしいが指標がまだ右を示している。・
疑いながら右へ倒木を腹ばいになって抜け、枝を払って行くとどんどん下る感じだ。
そして現れた指標は青崩峠を指し、下って来た方向に熊伏山を指している。
やはり先ほどの広場が熊伏山山頂だ。戻ってよく見ると三角点らしき杭が有る。
イメージは違うが展望は素晴らしい。南アルプスの連峰が広がっている。
  時計を見るともう4時半だ。さほど広くないスペースにテントを張る。
夕食を終え今日のコースタイムを整理して、寝袋の上でくつろぐ。
空には満天の星と月が輝く。寒くならないうちに寝よう。しかし23時頃あまりの寒さに目覚めた後、
全てを着込んでも寒い。仕方が無いので、お茶を沸かしラジオと共に夜を明かす。

11月3日
3時ごろ寒さもゆるみやっと寝たみたいだ。5時半ごろ目が覚め外へ。霜が降り真っ白だ。
6時半ごろにテントを撤収し、朝陽を待つ。差し込んできた陽光の中の展望は・・・
北に主稜線を見せる中央アルプス・右へは南アルプスと前衛の山が広がっている。
のんびりした後下山は往路をひき返す。 熊滝の頭までは落石に注意して下る。
林道へ下ってくる頃は陽もすっかり強くなり、のんびりとした気分で歩く。
飯田線の車中はぽかぽかと暖かく目が覚めたら豊橋だ。



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