仙丈、間ノ岳、北岳、間ノ岳、塩見、荒川三山、赤石
sasuraneko
- GPS
- 43:08
- 距離
- 71.8km
- 登り
- 7,083m
- 下り
- 8,024m
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14日 5:35両俣小屋−6:00両俣別れ−8:38三峰岳下−9:32間ノ岳−10:04中白根山−10:29北岳山荘（ココアを飲み荷物を置かせてもらう）−11:27北岳−12:11北岳山荘（カップラーメン食べる）−13:04北白根山−13:47間ノ岳−14:30三峰岳−15:50熊ノ平小屋（夕飯、朝食）
15日 5:26熊ノ平小屋−7:30北荒川岳−9:08塩見岳東峰−9:11塩見岳西峰−11:10本谷山−12:03三伏峠小屋（カレー食べ、雨待ち）−13:48烏帽子岳−15:06小河内岳避難小屋（朝夜カップラーメン、餅、菓子などを頂く）
16日 5:51小河内岳避難小屋−5:54小河内岳−7:28板屋岳−8:15高山裏避難小屋−9:59荒川前岳カール前（カロリーメイト）−11:04荒川前岳−11:08赤石岳分岐（荷物置く）−11:15荒川中岳−11:59荒川東岳−12:55荒川中岳−13:11赤石分岐（カロリーメイト）−14:00荒川小屋（夕飯）
17日 3:17荒川小屋−4:48小赤石岳−5:18赤石岳−9:55赤石岳登山口−10:00椹島
| 天候 | 大きく見て、雨のち晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
バス椹島−自家用車井川駅−大井川鉄道金谷駅 （自家用車は、送って頂きました） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
基本的には、頂上付近は急坂で岩が多く危険（北岳、三峰岳、塩見岳、荒川東岳等） 他に、雨が続いたため、道の真ん中に水溜りがある。（三伏峠付近が特に） 又、土がもろくなっているため、崖側を踏むと踏み抜いてしまうことがあります。実際、赤石降りで50cmくらい落ち、木で止まりました。 他には、尾根は強風で身体を持っていかれそうになるときがありました。（ただ、これは天候が悪かったためと思います。 |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
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感想
広島から、青春十八切符を使い、甲府に向かった。その時点では、後半のほうが天気が良さそうだったので、本来東海道本線を使うべきところを、関西本線を使ったため、雷トラブルによる、電車遅延で名古屋泊まりになる。
翌日は、急いで甲府についても登山が開始できないため、下諏訪大社によるが、足が新しいゴム草履だったので、靴擦れが出来た。甲府までは、晴れで夕方には富士山が見えた。
広河原では、どんよりした曇りで、北沢峠途中で雨が降り始める。北沢峠では、雨がやむが、歩き出してすぐ小雨が降り始め、合羽を着ると本降りに・・・。尾根に出ると右からの強風。もう帰ろうかと思ったが踏みとどまる。両俣小屋ではストーブがあり靴や、靴下、タオルを乾かせてもらう。朝気づくとNHKの人が取材できているみたいだった。
両俣小屋から、北岳直登コースをとる予定が、雨のため道が危ない状態になっているらしく断念。間ノ岳を周り、北岳を目指す。登り初めに大きな荷物を持った学生集団に道をゆずってもらい、「若いっていいな」と、つくづく思う。三峰岳手前で、急に視界が開け、間ノ岳、北岳、塩見岳、甲斐駒ケ岳が確認できたが、15分くらいで又視界が悪くなった。間ノ岳、北岳間は強風だったが、逆に楽しくなってきた。その後又間ノ岳に戻り、熊ノ平小屋に向かうが、意外と三峰岳の頂上付近が浮石だらけでてこずった。
熊ノ平で、ストーブのボンベが無いと困ってた人がいたので、自分は使いそうに無く、種類が同じだったのであげる。
熊ノ平小屋からも、雨のスタートだったが、風は弱くなってきた。北荒川岳付近にグループがいたが、あれもNHK関係っぽかった。
塩見岳の頂上付近は、急坂で息が切れる。休み休みのぼり何とか頂上に上り、すぐに下り始めたが、結構な急な岩場だった。岩場の途中でおじさんに、「三伏峠までには抜かれるから、応援してあげて」と言われ何のことかと思って詳しく聞くと、トレールランニングの選手が後ろから追いかけていることが分かった。そこでNHKの取材が何なのか初めて分かった。後ろを気にし、へとへとになって歩くが三伏峠まで抜かれることは無かった。三伏峠では、ガスをあげた人が、水が無いと言っていたので、どうせここで水を汲みに行く予定だったので一本あげた。少しでも前に進んでおきたかったのと、明日の朝は晴れる予感がして、眺めが良さそうだった小河内岳避難小屋に向かうことにした。烏帽子岳の登りは烏帽子と言うだけ有って急坂を滑りながら上がる。途中で、おばさんが一人で、でっかい荷物を持って前から現れたので、選手のことを聞いたが、見ていないらしかった。そして何とか避難小屋に着くが客は一人だけだった。
ここの小屋には水が無いという情報だったが、一人に1リットルあげているらしかった。小屋は仲良く夫婦でやっているらしく、この山行は雨のためさんざんだったが、久々にほっと一息できた。夜中に目が覚め外のトイレに出ると、満天の星空で、流れ星が何個か確認できた。一人だけで見るにはもったいない。それと今から行く荒川三山や富士山の影が確認できた。ここは、静かに過ごしたい人には最高の場所です。
朝は、久々の晴れで、日の出をしばし楽しむ。初めが降りなのが疲れた足にはうれしい。何よりも景色が良いのが疲れを忘れさせてくれる。高山裏避難小屋のキャンプ場に水があるのを聞いていたが、景色を見ていて忘れてしまった。ただ、普段は出てないと言われていた、一つ上の水場で水を補給できた。その後は、しばらく水場が無かったので道のそばの水場はありがたい。雨のおかげである。しばらく進むと、荒川岳のカール下に着く。さすがに栄養補給して、合羽を初めて脱ぎ、日焼け止めを塗り、頂上を目指す。道は、つづら折りになっており、直登よりはラクだがきつい上りが続く。ようやくカールを抜けると若干の岩場を抜け、荒川前岳に。赤石分岐に荷物を置いて進む（山には悪い人はいないとは思いますが、お勧めできません）中岳までは比較的簡単に行けるが、東岳（悪沢岳）は、さすがに岩場で、きつい。頂上をタッチしたら、猿を眺めながら分岐まで戻り、一休み。続いて降る途中で、取材チームを抜き、降りていると扉がある。なんかの保護のためと思いあけるが少ししか開かない。むりやり抜けて扉を閉めようとすると、上から「閉めないで」と言う声がしたのであけておく、そのまま降りていると、自分と同じように「通れない」と言う声が聞こえる。「これが○○さんが、通れないと言っていたところだ」なんて言っていた。塀がおそらく斜めになっていたのであろうと思え、修復できたようで通過出来たようです。荒川小屋に着いて、さらに上を目指そうと思い水場に行くが、やはり坂があり帰りの登りで足が動かないと確信し、今日は登るのは無理とあきらめ、ここで泊まることにした。
泊まる手続きをして、濡れたものを干していると、選手がやってきたようだったので、大会関係者に走っているときならと許可をもらって写真を撮らせてもらった。正面もあったけど後ろからのを載せておきます。宿の隣で寝る方がちょうど、朝早く出て、車で降りるときいたので、ずうずうしくも二つ年上の方に乗せてもらうことにした。
翌日は、朝三時起きで、赤石岳を目指すが、登りは足が思うように動かない。車に乗せてもらうのに本当に申し訳ない。
しばらく歩くと、山の中腹に明かりが見える。そういえば、夜中にごそごそしている人がいると思ったが、彼らだったのだろう。
今夜も天気がよく、登りながら流れ星を数個見た。辺りが白やみ始めると、雲海が登った辺りから見え、遠くには雷雲が見え、オレンジ色の光がときおりでていた。小赤石岳にたどり着く頃には、日の登る方向が赤く染まり始め、日の出が近くなってきた。赤石岳頂上手前で、いよいよその時が来て、カメラに納める。富士山も入った。昨日よりは、雷雲が際立つ。
頂上にたどり着いてからの降りは、慎重にかつ急ぐ。岩場は特に慎重に降りるが、森林部は緊張感が薄れ、道の崖側の端を踏んでしまったところが雨の影響もあり崩れ、崖側に落ちてしまったが木に引っかかり、事なきを得る。すぐに体制を戻し降り始めたが、五分後くらいのところで携帯を落としたことに気づく。下の赤石小屋で待ってもらうことにして、探しに戻るが、どこか分からない。崩れた箇所が何箇所かあり、場所を特定できない。記憶を整理するため、絶対に違うというところまで登って降りながら思い出すことにした。奇跡的に場所を特定できて、しかも奇跡的に発見することが出来た。急いで、赤石小屋に降りるが30分のロス、初めのバスには間に合わない致命的な時間ロスである。
先行してもらい、下るが「くだりは苦手」なんていわれていたのに、後ろを着いていくのがやっとである。たまに給水休憩をもらったが、ひいひい言いながら降りていると、前のバスに充分間に合いそうで、おつりが出てきたので、少しペースをおとしてもらう。着いてみると、バスの到着の30分前だった。
バスは手続きが必要で、番号札をもらう。時間になり、バスに乗り込むと隣の人が昨日のスタッフの方と気づいた。ということは、夜中まで選手を待って、そのまま山に登って自分たちを先行していたのが彼らだったのでしょう。
バスを降り、車に乗せていただき、途中、白樺荘というところで風呂に入った。電車に乗るのに四日風呂に入ってないのは、気がひけるのでありがたかった。体重は、山行前と変わらなかった。さらにくだり、大井川鉄道の井川駅に送っていただく。いくらか心づけをと思いましたが、「他の方が困っていたら助けてあげて」と言われ、バトンを受け継ぐことにした。井川駅では、一時間時間が有ったので、駅に隣接する食事どころで定食をいただく。山奥と言うこともあり、若干高めの値段だけど美味しかった。大井川鉄道に乗るとすぐに雨が降り出す。又、名古屋の駅前に泊まり、翌日の朝から青春十八切符で九時間かけ、早い時間に広島に戻ることが出来た。
農鳥岳と聖岳に行けなかったのは、心残りだけど、天候を考えると自分にしては、まずまずの山行だった。
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腰痛でゆっくり見れなかったけど回復したので再度
楽しませていただいてまーす。
たった5日間ですごい
後半はお天気も良くてきれいな景色も堪能できてるし
５０�僂里箸海蹐魄貊孱毅娃蹐噺�間違えてヒーって悲鳴がでましたよ。
すぐそんなわけ無いわって思ったけど。
とにかく無事帰れて良かった。
又来年が楽しみですね。
何とか無事に帰ってこれました。とりあえず、五日間故障無く歩けたことが嬉しいです。毎日後半は、バテバテだったんですけどね（笑）
ホントに、後半晴れて良かったです。
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