令和2年の山始め、赤岳鉱泉泊まりから硫黄岳
- GPS
- 07:37
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
天候 | 初日/晴れ・2日目/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1,000円/日なので、2日間で2,000円でした。 |
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:-kg
|
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感想
昨年に続いて山始めは赤岳鉱泉泊まりです、
昨年は文三郎尾根〜赤岳〜地蔵尾根でしたので、今年は硫黄岳〜横岳〜地蔵尾根の周回の予定です。
minmingさんがクルマを出してくれたので、
美濃戸までクルマでアプローチです。
美濃戸口〜美濃戸の
林道歩きが短縮されるので、
初日の集合時間は少しゆっくりでした。
minmingさんのクルマはFFのスタッドレス装着車両です、金属チェーンも携行しているので、
美濃戸まで走れると見込んでいます。
去年の1月、天狗岳登山の際にはチェーンを装着して唐沢鉱泉まで走った実績が有るので、
恐らく大丈夫でしょう。
そして当日、美濃戸口でチェーンを装着して林道を進みます。
轍が深いので時折底を擦ってしまいますが、
何とか進んで行きます。
唐沢鉱泉までの道の方が走り易かったですね。あちらの道は圧雪路で通るクルマも少なかったので、登り坂を登れるかどうかだけが問題でしたが、美濃戸口〜美濃戸の林道は凍結路に雪が積もり、通るクルマも多いので轍が深い。
唐沢鉱泉までの道と登り坂の斜度は同じ位ですが、こちらの方が悪路です。
四駆のSUVとかなら車高も高くて安心かな?
それでもチェーンは携行した方が良さそうです。
そして美濃戸に到着、去年に比べて駐車場が混雑しています。
何とか空きを見つけてクルマを停め、
お昼を食べてから準備して行動開始です。
今日の行程は赤岳鉱泉まで、CT2時間ほどの道程なので余裕です。
荷物に余裕が有ったので小屋に着いたら飲むビールやつまみなど持参、
2日目の事を考えて酒以外は軽量化に努めました。
赤岳鉱泉までは12本爪アイゼンよりもチェーンスパイクが歩き易いので、
3人ともチェーンスパイク装着して歩きます。
途中の堰堤広場までは林道歩き、一般車両は通行できませんが、
山小屋関係者の車が通るので轍が出来ています。
堰堤広場から先は沢沿いの登山道、少しずつ標高を上げながら進みます。
途中、何度か沢を渡るところには立派な橋が架かっているので、
とても歩き易い道です。
美濃戸からおよそ2時間で赤岳鉱泉に到着、
一片の雲も無く晴れ渡った空にアイスキャンディの白が映えます。
早速、宿泊の受付をして部屋に荷物をまとめます。
そして自炊室でプチ新年会、
持ち寄ったお酒とおつまみで昼間っから飲んだくれw
17時頃には夕食、
ご飯おかわり自由だとついつい食べてしまうんですww
今年も昨年同様、メニューは焼き魚と海鮮鍋でした。
これはこれで美味しいんですが、
せっかくなので名物のステーキも頂いてみたかった。
日替わりで肉と魚が交互に出るとすると1/2って毎年魚なのかな?
来年は1/3に泊まってみようかな。
夕食の後、少し居眠りをしたらcrabさんが星空撮影してきたって聞いて、
自分もいそいそと小屋の外に出てみましたが、
ちょうど雲が出てきて撮れませんでした、ちぇ。
仕方ないので寝る事にしましたが、一度起きると直ぐに寝付けない、
大部屋の照明が消えないのでこれも一因かな。
ちなみに部屋の照明は23時半頃に消えました、もっと早く消灯でいいと思うんだけど。
翌朝、朝食は6時からですが早めに起きてお湯を沸かします。
5時頃から自炊室で湯沸かしをしましたが、
既に装備を整えて出発する人が多かったです。
アイスとかやる人なのかな?
そして6時に朝食、メニューはこれも昨年同様で焼き魚でした、
朝からたっぷりと食べて満腹です。
そして準備を終えて出発します。
昨日は青空が広がっていましたが、今日はどんより曇り空。
登っているうちに晴れることを願って出発です。
硫黄岳までの道程、稜線に出るまでは樹林帯歩きです。
霧氷が綺麗な樹林帯を登っていきます。
急傾斜ではつづら折りになるので登り易い快適な道でした。
そして高度が上がってくると雲の中に入ったようです、
稜線に出た辺りでガスって視界が悪くなってきました。
樹林帯ではほとんど感じなかった風もやや強く吹いていて寒いです。
各自、バラクラバやゴーグルなど装備して低温・強風に備えて進みます。
こんな天気でも登っている人はそれなりにいて、
そこそこトレースが見えていたので迷うことは有りませんでした。
硫黄岳の山頂まで、やや強い風に吹かれながらも無事に辿り着き、
写真を撮って下山開始です。
予定ではここから横岳〜地蔵尾根と周回の行程でしたが、
視界が悪いのとやや風が強いのでピストンで降りる事にしました。
樹林帯まで下りてきてほっと一息です、
ゴーグルなど外して下りていきます。
登りでも歩き易かった道ですから下りは言わずもがな。
あれ?もう着いたの?
って感じで赤岳鉱泉まで戻ってきました。
ここで外のテーブルでお昼ご飯を食べて、
北沢経由で美濃戸まで歩きます。
下りた途端に晴れたんじゃ悔しいなと思いましたが、
今日の八ヶ岳はそんな事もなく、上部は雲の中でした。
下界はいい天気、晴れて日が差しています。
美濃戸まで戻って無事下山、
ここから美濃戸口までの林道がある意味核心部(笑)
なるべく擦らないように慎重に進みました。
小淵沢の道の駅併設の温泉で冷えた体を温めて、
中央道の渋滞に巻き込まれましたが無事帰宅、
少し行程を短縮しましたが年の初めにいい山行でした。
ここから備忘録
クロージング
初日は0度からマイナス3度くらいかな
そんなに寒くなかったので
モンベルメリノウールEXPアンダーに
薄手長袖ハーフジップシャツ
その上にハードシェル
下半身は
モンベルメリノウールEXPアンダーにハードシェル
ピットジップ開けてちょうど良かったかな。
ヘッドウェアは薄いキャップにヘルメット
グローブは防寒テムレス
二日目
朝、小屋の玄関の寒暖計でマイナス7度
稜線に出た辺りはマイナス10度くらいか
稜線では風がやや強く10m/sから15m/s程度だったと思います
クロージング
モンベルメリノウールEXPアンダーに
もう一枚モンベルメリノウールMWアンダーを重ね着
薄手長袖ハーフジップシャツ
その上にハードシェル
下半身も重ね着
モンベルメリノウールEXPアンダーに
もう一枚モンベルメリノウールMWアンダーを重ね着
そしてハードシェル
ヘッドウェアは厚手の毛糸帽
グローブは稜線に出るまでは防寒テムレス
稜線に出てからソロイストフィンガーに換装してぬくぬくです。
稜線では薄手バラクラバにゴーグル装着、
邪魔なので眼鏡外して裸眼でゴーグルにしました。
一時間くらいはゴーグルの曇りも無く快調でした。
最後の方でやや曇ってきた、
ゴーグルは今後も色々と試してみようと思います。
飲み物は二日間とも保温ボトル500mlにホットコーヒー、
二日間とも300ml位飲んだ。
軽量化の為、トレッキングポールは持参せず、
ピッケルのみで問題無し。
翌日からすねに筋肉痛少し。
ガスの消費量
ウルトラガス154g
初日に焼鳥とウインナー焼いた
2日目の朝に湯沸し約2.5Lと
昼食時に再沸騰1L
想定より消費量が多かった。
すごいです!そして写真だけで想像するだけで怖いです。
一日目が、快晴でも二日目は真っ白なんて。僕が行くことはない世界なんで羨ましくもあります。それに凍った林道もきっと一生縁がないと思います(笑)
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
僕も山を始めて何年かは雪山なんて絶対行かないって思っていたんですけどね(笑)
kimikimi0810さんも、ひょっとすると何年か先には雪山登っているかも?
まあ、お互いに安全第一で山を楽しみましょう♪
山頂ガスガスは残念でしたね。
上はダメでも下界は晴れているのは雪山あるあるということでw
確か鉱泉の小屋に泊まるとアイスキャンディは無料で使えた記憶があるのですが
せっかくだから体験してみたら良かったのに。
アイスキャンディの利用は色々とハードル高いんですよ。
レンタル出来ない装備品も有るし、
ビレイ出来るメンバーも必要です。
これら諸問題を全て解決に導く提案が有ります、
来年一緒に行きませんか(笑)
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