荒船山スノトレ(内山峠in/out)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 733m
- 下り
- 719m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1/2現在、北斜面は凍った雪の上に新雪が積もり、かなりの長きに渡り、雪道が続くため、駐車場からチェーンスパイクを装着することをお勧めします。早朝は雪が途切れても、土も氷り気味なため、チェンスパを一度も外さず、山頂(経塚山)まで行けました。 山頂(経塚山)直下のみ、そこそこの急登ですが、ここの「下り」は絶対にチェンスパか軽アイゼンをつけたほうが安全です。ツルツル滑る箇所数多。でも・・・、すれ違った人のうち半分はチェンスパ、残り半分はツボ足でした。ツボ足組が下りで転倒・滑落しないことを願うのみ。。。 |
その他周辺情報 | 「日本秘湯を守る会」下仁田温泉・清流荘(800円)にて。 ※内山峠までの道中にあった「荒船の湯」は2019年9月で閉店したようです |
写真
感想
昨年末、再放送をしていた田中陽希さんの2015年の挑戦、グレートトラバース2(二百名山)。それを見てて初めて知った山、荒船山。TVで放映された軍艦ぽい山容に一目惚れし、是非一度行きたいと思ったのは昨12月。前日(1/2)、神奈川・大山を下山した後、翌日(1/3)も関東一帯は好天なので、どこか連登したいなーと思い、新年早々、初心貫徹ということで、ソロで行ってきました。
朝6時に、和光市駅前でレンタカーを借り、高速を使って8時過ぎに登山口となる内山峠へ。ノーマルタイヤで、内山峠まで上がれるか心配で、もしダメなら相沢登山口から登る覚悟で行きましたが、1/3時点では問題なく上がれました。それにしても、高速道路の下仁田ICが近づくに連れ、荒船山と妙義山の特徴的な山容がガンガン目に入ってきて、とっても刺激的。下仁田IC下りて、内山峠へ向かう途中、青空の下、軍艦(荒船山)の全容がきれいに撮れ、モチベーションあげあげ。しかも、内山峠目前から、車道がすでに霧氷祭で、ついつい車を停めて撮影タイムでした♪
かれこれ、8時半前に、内山峠登山口から入山。このルートは北から南下するため、道中「北面」が多く、「雪が溶けて氷化した後、また新雪が乗って」的な道が多く、滑りやすく結構危険。登り基調なので、最初はツボ足で進みましたが、早々に危険を感じ、チェーンスパイクに。その後、南面を通る時は夏道なんですが、早朝は土も氷り気味で、チェンスパのまま効率よく進んでいきます。
コースタイム60分とあった鋏岩まで半分の30分で到着。道中、霧氷や浅間山をガシガシ撮影していたので、我ながらいいペースです。その後も、所々で雪が途切れますが、チェンスパしたまま一気に艫岩まで。
艫岩に着いた時、誰もいなかったので、ドローン(Tello)で断崖絶壁の上を飛ばし、空撮しようとしましたが、風が強く、ロストが怖いのですぐに断念しました。噂に違わぬ断崖絶壁でしたが、浅間山や妙義山(表・裏)、榛名山地はとってもクリアに見えました。反面、谷川連峰や赤城山地、北アルプスや八ヶ岳などは、この日はほぼ見えませんでした。残念。
さて、やっと軍艦に乗り込んだので、船尾(艫岩)から船上(山頂台地)を通って船首(経塚山)を目指します!本当に平らな雪原で、チェンスパ装着したまま、ガシガシ走って進みます。上空は雲ひとつない太陽が見え、暖かい!寒くないし、平らだし、とても雪山とは思えない快適度。雪山初心者にもお勧めの山です。
平らな山頂台地をザクザクと雪上を進むこと30分、最後だけわずかばかりの急登を登ると荒船山の山頂・経塚山!山頂は眺望もなく、撮影したら即下山開始。山頂直下は凍った雪道なので、チェンスパがあると安心・安全です。再びチェンスパをつけたまま走り、艫岩へ。やはり強風のため、ドローン空撮は断念。
下山は、チェンスパ外すタイミングが難しいですね。行きは凍っていた土道も、帰りは普通に泥々で、チェンスパを外しますが、定期的に北面の凍結した下り雪道がやってくる。でも結局・・・、一度チェンスパを外して以降は、ツボ足でそろーりそろーり進み、一度も再装着しませんでした。本当は付けたり外したりしたほうが、結果、雪道を安全に、しかも「早く」通過できたかなー、と思いました。中々、泥々になったチェンスパって管理が大変で、頻繁な付け外しは気乗りしないもんですが・・・。
今回の荒船山は、前夜、レンタカーを手配し、急転直下行くことにしましたが、ノーマルタイヤで無事に内山峠までアクセスでき、早朝は霧氷街道が神秘的で、艫岩〜経塚山間のいわゆる軍艦船上は、青空の下、真っ白な雪原が広がり、パラダイスでした。この特徴的な山容は、鋭鋒・槍ヶ岳、台形・立山に負けず劣らず、印象に残る名峰だと思いました。是非皆さんも、一度己の目で、軍艦を眺め、そして操縦席(経塚山)に立ってほしいです!
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