早池峰山(岳集落から小田越経由で日帰り往復)
- GPS
- 07:44
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:42
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
岳集落手前の登山者用駐車場(シャトルバス乗り場)は冬期間は除雪しないので、そろそろ乗り入れるのが厳しそうな状態だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小田越まではひたすら冬季閉鎖の車道を歩くのみ。 今回も、前年と同じくヘッドのショートスキーを利用したが、小田越からの帰路はほとんどの部分は滑って来られるので、スキー利用が絶対に有利だと思う。 |
装備
備考 | 小田越コースは非常に風が強いので、服装は先週の岩手山と同じくトリプルフード(帽子+ネックゲイター、フード付きフリース、フード付きソフトシェルジャケット、ハードシェルジャケット)にした。 手袋は先週はブラックダイヤモンドのガイドだったが、今日はブラックダイヤモンドの中綿入りのミトンにした。 足回りは、アプローチはヘッドのショートスキーを使い、小田越から登山道に入ってからもしばらくそのまま進み、樹林帯を抜けて岩稜帯に取り付く1440m付近まで登ってから、アイゼンに履き替えて山頂を往復した。 今回は昨年樹林帯のラッセルで苦労した経験から、どの様な条件でも対応できるようにスノーシューズとワカンも持って行ったが、結局山スキーとアイゼンだけしか使用しなかった。 ピッケルも持って行ったが使用せず、アイゼン+ダブルストックで大丈夫だった。 |
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感想
約1年ぶりの冬の早池峰は、昨年と全く同じくショートスキー利用で岳から小田越コース往復になった。
今日は1日中パッとしない曇天だったが、冬には珍しく風が穏やかで、登頂に適した日だった。
例によって出発が遅いので、出発時には峰南荘前駐車場には車が3台停まっており、自分が出発する直前にもう1台が来た。
山の中で会ったのは3人だけで、うち2人は小田越の登山口近くで幕営した後山頂へ向かったようで、今回はそのトレースに非常に助けられた。
小田越登山口から樹林帯を抜けるまでのルートは、積雪量は昨年並みに少なかったが、トレースが有ったのに加え積雪が結構しっかり締まっており、昨年に比べるとはるかに歩き易かった。
スキーをデポし、アイゼンに履き替えて夏道沿いに登る際も、風が弱くトレースがかなり残っているのでとても助かった。ちょうど私がアイゼンに履き替えて登り始めた際、先行したお2人が上から降りて来てまたスノーシューズに履き替えている所に出くわした。
ハシゴ場の鉄製ハシゴはほぼ完全に雪に埋もれており、掘り出しながら慎重に通過した。
山頂に至るまでは弱風で快適だったが、下山にかかると段々と風が強くなり視界も上部から悪くなってきたので、追い立てられるように急いで下った。
スキーデポ地からは最初はシールを付けたままで下ったが、雪質も良く思ったよりヤブも気にならなかったので、間もなくシールを外して小田越登山口までほぼ登りのトレース通りに滑走した。
小田越からはお待ちかねのボブスレーコース…のはずだったが、登りのスキーのトレースがスノーシューズで踏み荒らされてガタガタになっており、滑りが悪くて結構大変だった。
登りの際、スノーシューズのトレースとスキーのトレースが2本きれいに並んでいたのだが、なんでわざわざスキートレースを上からスノーシューズで踏みつけて壊すのだろうか?
知識が無いので悪気が無くやった事かも知れないが、冬山に来るくらいの登山者ならばそれなりの経験は積んでいるはず。
最近登りのトレースを、上から尻セードで壊して降りて来る様な方もたまに見かけるが、他の登山者へも配慮し雪山の歩き方のマナーをちゃんと守って欲しいものだ。
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