穂高連邦周回〜デッカい虹まで見れました!!〜
- GPS
- 34:27
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,247m
- 下り
- 2,235m
コースタイム
05:28 上高地BT
↓
05:49 岳沢登山口
↓
06:18 風穴
↓
07:35 岳沢小屋
↓
08:38 カモシカの立場
↓
09:08 岳沢パノラマ
↓
10:02 紀美子平
↓
10:37 前穂高山頂、小休憩
↓
11:46 紀美子平
↓
12:03 最低コルの分岐
↓
12:55 南稜の頭
↓
13:04 奥穂高岳山頂
↓
14:03 穂高岳山荘
<2日目@8月22日>
06:38 穂高岳山荘
↓
06:56 涸沢岳山頂
↓
08:42 北穂分岐
↓
08:51 北穂高岳山頂、小休憩
↓
09:29 北穂高小屋
↓
11:06 涸沢小屋
↓
11:15 涸沢ヒュッテ、小休憩
↓
12:31 本谷橋
↓
13:15 横尾
↓
14:05 徳沢
↓
14:46 明神
↓
15:22 上高地、小休憩
↓
15:55 上高地BT
天候 | 21日:晴れのち曇り、通り雨あり 22日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス:往復料金2000円、タクシー乗合誘われたが、以前失敗してるのでパス |
コース状況/ 危険箇所等 |
宿泊:穂高岳山荘に素泊まり1泊6000円 帰りの温泉:梓湖畔の湯(700円) |
写真
感想
1泊2日で穂高周回ルートに行ってきました。行く前には槍ヶ岳で落雷事故で
亡くなられた方もいたようなので、ちょっと不安を煽る感じもしましたが、
天気もよさそうなので決行しました。
前日がゴルフで、終了次第松本のビジネスホテルへ移動して睡眠。時間的に
早く出発したかったので沢渡の始発バスに間に合うよう、朝3時半にホテル
出発。無事に朝4時40分のバスに乗れました。
上高地BTに到着し、身支度を済ませて5時半出発。岳沢経由での奥穂高登頂
のスタートです。岳沢小屋までは一般的な登山ルート。途中に風穴で涼めたり
できます。
岳沢から前穂まではなかなか手ごわい登りルートでした。振り返ると乗鞍方面
がきれいです。そして快晴に恵まれたおかげで、昨年登頂した西穂方面が青空
をバックにくっきり見えたのが感激でした。岳沢パノラマと書かれた石付近の
眺めはとてもよかったです。
紀美子平に到着すると、ザックがたくさんデポされてました。ガイドブック
通り、体を軽くして前穂に向かう人が多いようです。皆さんの意向に反して
私はザックを担いで前穂山頂を目指しました。山頂までのルートは白い丸印を
目指して登って行けば問題ありません。
山頂に到着するとガイドブック通りの360度大パノラマでした!!少し雲は
湧き始めていましたが、青空をバックに眺めを満喫できました。山頂には
明神岳から登ってきた夫婦と話ができました。岳沢からの通常は通らないルート
から登ってきたそうです。ご主人の方がだいぶクライム経験豊富なようで普通の
登山道では物足りないとのことでした。
山頂の眺めを満喫したら吊尾根にて奥穂高山頂を目指しました。山頂から
下っていくと途中で白い丸印が消えた・・・。おかしいな〜と周囲を
キョロキョロしてると上から降りてきた人が道を間違えてたことを教えて
もらえました。先を急いだあまりの失態と反省しています。
道を教えて頂いた方は、話を聞くと同じ様に奥穂へ向かうとのことでした。
道間違いもありましたので一緒に山頂へ向かって行くことに。しかし、私の
ペースの方が若干早かった用で登りで途中は少し離れていってしまいました。
奥穂到着時は残念ながらガスの中でしたが、日本第3位の標高山頂へ辿り
つけた充実感に浸りました。山頂にいると西穂から単独の3名と会いました。
ガイドブックに相当の難所と書かれているルートを歩き終わった方へ早速と
感想を伺ってみるとジャンダルムからの下りがかなりヤバかったですと言って
ました。3名の内の一人の方は50〜60代に見えましたのでそこそこ気力と
耐力がある人なら制覇できるのか〜と勝手に思ってしまいました。
山頂から小屋まではガレ場下り。途中でライチョウが砂遊びして戯れてました。
残念ながら今回もメスのライチョウさんでした。やっぱりライチョウが見れると
北アルプスに来たっていう印象を持ちます。小屋までは急斜面部もあるので、
すれ違いには注意が必要です。
小屋に到着して素泊まり宿泊申し込み。前穂から一緒に歩いた方も同じく素泊まり
でしたから、自炊場で話をしながら食事しました。ただ、夕方の小屋には夕飯の
いい香りがプンプン。飢えてた私には少し罰ゲーム気分でしたが、明日は途中で
トイレに寄れそうな逃げ場もなさそうなので我慢するしかありませんでした。
食事後は名古屋から単独で来られていた方と20:00過ぎまでトーク。布団が
隣の方とも楽しく話しできましたし、小屋泊まりならではのいろんな方との話が
楽しかったですね〜。
消灯後、日焼けで体があったまっていて眠りはやや浅目。AM2時頃トイレで
起きたので外に出てみると7月末の3泊登山に次ぐ星空観賞。またしても流れ星
が1個見られて大満足。またしても星座表は忘れたので次回はザックに眠らせて
おかなきゃ。
AM4時頃に小屋がバタバタして、窓を覗くとご来光バッチリの雰囲気。防寒具
を着込んで小屋から少し下ったところでご来光スタンバイ。見事な朝日を満喫し、
写真を撮り終わったら目覚めのモーニング紅茶を作って一息。
AM6時半頃に北穂へ向かって出発しました。一緒に歩いた方も天気の良さに心が
動いたようでザイテングラードを下らず、北穂山頂へ一緒に歩いて行きました。
一度北穂〜涸沢岳までは歩いた経験を持っていらっしゃったようなので道を教えて
もらえて助かりました。
涸沢岳から北穂山頂までは完全な岩場歩きで、高度感のある場所が数ヶ所あります。
カップルを一組追い越した際は、ヘッピリ腰の兄ちゃんがいて、頼りなかったです。
私も気を抜かず、同行した方とルートを確認しながら山頂まで向かって行きました。
このルートはこれまで歩いてきた中で最も迫力あるコースでした。岩場歩きは過去に
八ヶ岳の横岳やキレットを通っていたので多少なんとかなるという気持ちを持って
いたのですが、少しその考えを払拭させてくれました。完全に落ちたら即死コース
だったので・・・。
ガイドブック通り、約2時間半で北穂山頂に到着!山頂からはこれまた素晴らしい
展望。特に表銀座方面がすっきり晴れていて行きたくなりました。そしてまた小屋の
有名なテラスで一息ついていたら虹が見えるではありませんか!こんなデカイ自然の
虹を見ることができたのは人生初のような気がします。
北穂山頂からは南稜を下って涸沢へ。思ったよりも下りは長くて堪えました。ですが
歩いてきた前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂の眺めを見ながらの下山は気分が良かったです。
途中の水場で休憩。水が最高にうまかった・・・。粉ポカリを使って帰りの水分補給用
として確保します。
水場を降りればもう涸沢小屋、涸沢ヒュッテです。平日のせいか、テントは少なめ
だったのかな〜。ヒュッテで名物おでんをポカリと共に食しながら、景色堪能。
あまりの充実ぶりにここで一泊のんびりしたくなりますが、、、そうは行かず。
明日は出勤日ですから。ご一緒した方はヒュッテに泊まるそうなのでここでお別れ。
お礼を言って上高地へ帰りました。さすがに上高地ではもうヘロヘロでしたね。
今回抜群の景色を見ていると有名人の名セリフをたくさん口ずさんでしまいました。
「感動した!!」「何も言えねぇ・・・」「最高です!」
今後も口ずさめるような山歩きを求めて歩くぞ〜!!
あいごえ
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