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奥穂高岳 (無雪期ピークハント/縦走 / 槍・穂高・乗鞍)

日程:
2003年09月04日 (日帰り)
メンバー: 天候:
晴れ、曇り


コースタイム:
   9/4(木)徳沢−横尾―涸沢ヒュッテー穂高岳山荘―奥穂高岳―穂高岳山荘(泊)



コース状況/その他周辺情報:
   9/3(水) 桑園−千歳―新宿―松本−新島々−上高地−徳沢(徳沢ロッジ)(泊)


9/4(木)徳沢−横尾―涸沢ヒュッテー穂高岳山荘―奥穂高岳―穂高岳山荘(泊)


9/5(金)穂高岳山荘―涸沢岳―北穂高岳―涸沢ヒュッテー横尾―上高地―松本(泊


9/6(土)松本−大町−扇沢−黒部ダム−大観望―黒部ダム−扇沢―大町−松本(泊)


9/7(日)松本−塩山―大菩薩嶺登山口(裂石)−福ちゃん荘―大菩薩嶺―大菩薩峠


−福ちゃん荘―大菩薩嶺登山口(裂石)−塩山―新宿−羽田−千歳



写真: この山行の写真をスライドショーで見る

モルゲンロート。

梓川の中洲。

横尾山荘と横尾大橋。

屏風岩。前穂高岳北尾根の末端で、標高差は約1000mである。この日は誰も居なかったがロッククライミングの場所である。

涸沢小屋、涸沢岳、ザイテングラードなど。

涸沢と涸沢ヒュッテ。

涸沢カールの底。

イワギキョウ。

涸沢槍。

前穂高岳と涸沢上部。

奥穂高岳山頂。後ろはジャンダルム。

穂高岳山荘の夕食。

奥穂高岳と穂高岳山荘。

梓川沿いの遊歩道を行くカップル。
  
感想/記録:(by amw2)
   9/3(水)5時上高地に着くと、河童橋も人影は疎らだ。ハイシーズンは終わったのだ。
明神を過ぎると急に暗くなってきた。西側に明神岳が聳えている分日暮れが早いのだろう。川岸から林の中に入るともう真っ暗だ。木立の梢を透かして三日月が見え隠れしている。19:20徳沢ロッジに着く。

9/4(木) 5時半、小屋はまだ寝静まっている。小屋を出て、道が林の中に入るとまだ暗い。河原に出ると、明神岳、前穂高岳のてっぺんだけ、朝日を受けて明るく色付いている。
横尾に着くと、此処もまだ閑散としている。
横尾大橋を渡って、山道に入り、横尾谷の左岸を緩やかに登って行く。
屏風の頭を眺めながら休んでいると、高年カップル(以後Aカップルという)がやって来た。暫らく立ち話して、先に登っていった。
歩いていると、後ろから元気な若い女性(Bさん)が追いついて来た。
一昨日燕岳、昨日蝶が岳と常念岳に登り、昨夜は横尾に泊まった、と。
話しをしながら本谷橋まで一緒に歩いたが、とても早くて付いて行けない。
本谷橋を渡って、河原で一休み。5,6人の先客がはしゃいでいる。
道が細く、急になってきた。向かいの枝沢から音をたてて水が落ちている。
やがて行く手に、涸沢、その背後に穂高連峰が見えてくる。これをバックに写真を撮る。
やがて涸沢ヒュッテがモレーンの上に見えてきた。涸沢ヒュッテ着10:00.
水を補給して、愈々涸沢の登りだ。標高差は700mだ。
あちこちにテントが見える。地面が傾斜していて、大きな石もゴロゴロしていて、テント場としてはどうかな、という気がする。でも此処まで来て贅沢は云えないのだろう。
先ず右に大きくトラバース、次に左にトラバースしてザイテングラードに取り付く。
ザイテングラードはカールの中に取り残された岩尾根で、ガラ場で傾斜もきつい。
北穂、涸沢、奥穂、前穂と3000m峰が間近かに迫り、そこからゆったりと雄大な曲線を描いて涸沢が流れ落ちている。その底に池の平の残雪と涸沢ヒュッテがおもちゃのように見える。こんな景色は初めてだ。自然の造形にひれ伏すばかりだ。
ザイテングラードを登りきると傾斜が緩み、涸沢岳の中腹をトラバース気味に登る。
穂高岳山荘がすぐ其処に、砦のように見える。
足はなかなか進まない。今朝、Bさんと、少し無理して一緒に歩いたのが、今になって響いてきたようだ。マイペ−スを守ることが大事なのだ。
穂高岳山荘は奥穂高と涸沢岳とのコル(白出沢のコル)にあり、前がコンクリートで固められ、絵で見る千早城のような感じだ。
山荘の前の広場には、数個のテーブルがあり、夫々コンロを燃やして調理したり、飲食物を拡げたりしている。
受付をして、テラスから涸沢を眺めていると、今朝のAカップルが登ってきた。主人の方は僕より10は年上のようだが、余裕を持って山を楽しんでいるという風である。
今日のうちに奥穂に行って来よう。山荘の横から崖に取り付く。すぐ梯子、鎖、其処からは岩礫の道を右から巻くように登って行く。風が強い。飛騨側の谷(白出沢)からガスが押し寄せてくる。
山頂の祠が見える。頂上では数人の男女が景色を眺めたり、写真を取り合ったりしている。眺めに夢中になっていると、Aカップルが登ってきた。「また一緒になりましたね」。
シャッターを押してもらったり、押してあげたりする。
ジャンダルムが黒々と、奇怪というか、異様というか、怪獣の背のようだ。
前穂へ続く吊り尾根は、涸沢側だけガスで白く、そのナイフエッジを際立たせている。
西穂へ続くジャンダルムは不気味で、人を寄せ付けない、という感じである。
山荘に帰る。部屋は満員だ。
飲み水は、受付にタンクがあり無料。洗面所は、雨水を貯めたものの様だが、蛇口をひねると、ちょろちょろと出る。トイレは水洗はないが洋式である。
建物の横に風車があり、自家発電している。太陽光発電もしているようだ。
日没の時間になり、山荘の裏に出てみると人でごった返している。雲海の向こうに円い火の玉が浮かんでいる。間もなく火の玉は地平線に接し、やがて半円になり、遂に沈んで行った。白山が、遥か雲海の向こうに、てっぺんだけを小さく浮かんでいる。
夕食ではAカップルと同じテーブルになった。家は山口県で、野菜を作っている、帰ったらすぐカボチャの収穫をする、と。
部屋に帰って寝る。満員で、正に雑魚寝だ。


関連する山:※関係ない山が表示される場合もあります。
   穂高岳 [3190m] / 槍・穂高・乗鞍

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   - 2008年07月28日:穂高岳(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:B 205 1 - gon2364
- 2008年10月11日:奥穂高岳(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:C 1 - michaelon
- 2007年10月09日:穂高(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:C 26 1 - hiasa
- 2008年10月19日:涸沢・奥穂・北穂(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:A 60 1 1 - taka1960
- 2007年09月12日:穂高連峰(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:C 8 1 - a-mdx




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