記録ID: 2189337
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
標高1070mから登る木曽駒ヶ岳(冬季上松Aルートテント泊)
2020年01月18日(土) 〜
2020年01月19日(日)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 33:40
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 2,556m
コースタイム
2日目
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:53
8合目のあたりが変な場所に飛んでますが、基本的に夏ルートを通っています。
天候 | 1日目曇り・2日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金懸小屋の手前まではツボ足。そこからは12本爪アイゼンでした。 2日目は前夜の降雪により、2600〜2750mくらいまでワカンラッセル。 |
写真
撮影機器:
感想
木曽駒ヶ岳は2年前にロープウェイで登ろうとし、
始発で到着して外の吹雪にビビり、2便目で降りたといういわくつきの場所。
ロープウェイが点検中で止まっている今、リベンジを果たすべく行ってきました。
1日目は8合目でテント泊して、2日目にアタックする作戦です。
思ったより雪が少なく、これ楽勝じゃね?と思っていましたが、
標高上がるごとに増えていく積雪量。
それでも樹林帯はトレースが残っており、助けられながら8時間かけて8合目まで登りました。
夜は降雪と風の音が聞こえますが、木のおかげで影響は受けませんでした。
ただ、すっごい寒い。ヤマテンによるとマイナス15度くらいまで下がるそうで、
6時間くらいしか寝れませんでした。
あまりに寒いので、出発は日の出間際として、6時半出発。
昨日はうっすらついてたトレースも消えており、朝からラッセルラッセル。
普段、人様のトレースを使わせて頂いていたので、
ラッセルのつらさ、ルートファインディングの難しさを痛感できました。
凍った雪面で、右足と右手のピッケルが同時にカツンとはずれて、
ヒヤッとしたことも。
結局、夏は1時間ちょいのルートを、4時間以上かけてようやく頂上に立つことができました。
天候にも恵まれて、貸し切りを約束された頂上からの眺めは素晴らしい。
下りは登り以上に神経を使いながらだったので、テントが見えてきたときは歓喜しました。
全体的にかなりきついルートでした。
去年の2月に登った常念岳を思い出しました。
さすが中央アルプス。
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コメント
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この時期にこちらからいくなんてすごいですね。夏にはいったことがあるのですか冬にいくのは自分では…
しかも一人で
すごいなあ。
ラッセルもきつい斜度も体力と勇気ありますね
感動しました
木曽駒は
上松A.B 福島A.B
黒川 権現ヅルネ 桂木場
コスモから縦走の10コース全部歩きましたが
冬に全部行けちゃいそうですね
hirojijimomoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
今回はいい経験になりました。8合目以降はずっと顔ひきつってたと思います。
詳しくはないのですが、上松Bルートは麦草〜木曾前区間が難易度高そうで、
10ルート全部もすごい記録だと思います
私も夏に上松Aルート歩いてみて、どれくらい違うのか体験してみたいと思います。
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