キリマンジャロ・マラングルート 5日目

2012年08月08日(水) 〜 2012年08月13日(月)

コースタイム

キボハット00：00--07：30ウフルピーク---16：30ホロンボハット

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

最も苦しいと言われる最終アタック日は11時起床、11時半に軽食を取り、午前0時に出発した。11名のうち1名がギルマンズポイントまで登ったところで下山したが、10名は最高地点のウフルピークまで登った。登山未経験者の多いチームで全員が登頂証明書を獲得できたのはやはり快挙だと思う。

自分としては高度障害（頭痛、吐き気）がなかったので、もう少し高い山でも登れそうな気がした。

写真

8/12 1:57

岩陰で少し休憩する。

8/12 5:42

ギルマンズポイントに到着。ここまで登ると緑縁の登頂証明書がもらえる。

8/12 5:56

朝焼けが始まった。

8/12 6:28

寒い寒い。

8/12 6:31

火口北側の氷床が見える。

8/12 6:31

筆者。鼻にあるのはブリーズライト。昨晩全員に配布した高山病対策グッズ。

8/12 6:35

記念撮影その1

8/12 6:45

ステラポイント付近

8/12 6:54

この氷河はまもなく消えてしまうらしい。

8/12 6:54

稜線（火口の縁）よりかなり下にある。

8/12 7:14

まもなく頂上だ。いつ降った雪か知らないが、最高の天気に恵まれたことに感謝。

8/12 7:30

向こうに見えるのはメルー山。そのふもとにアルーシャの町。

8/12 7:42

ついに5895m、ウフルピークに登頂。寄せ書きを広げて証拠写真を撮る。

8/12 7:45

JICAメンバー。

8/12 7:45

氷の世界。

8/12 8:21

TDさんは少し遅れて登頂成功。

8/12 9:44

マウェンジ峰は鋭い。

8/12 13:56

キボ峰は大きく高い。

8/12 14:31

この山に氷河と高山植物があれば最高だが・・・。

8/12 14:31

後ろ姿にも味のあるTKさん。マラソンが趣味。

8/12 15:05

振りカエルと・・。

8/12 15:06

左を見ると・・。

8/12 15:43

タンク運搬隊が来た。

8/12 16:21

ジャイアントセネシオとマウェンジ峰。

8/12 16:36

周囲に緑がいっぱいのホロンボハットに生還する。

撮影機器：

CX6 リコー

感想

sima

起床して軽い食事を取り、お湯をもらってテルモスに入れた。外はマイナス5℃くらいかと思うが、風もなく絶好のコンディションである。
もう少し早く歩いてもらいたいと思うくらいの遅いペースで登り、大きな岩のところで休憩。女子はあっち、男子はこっちで用を足せと指示が出る。

ギルマンズポイントで朝焼けが始まり、少し写真を撮って先に進むと岩の陰になり朝日は見えなくなった。

ステラポイントを過ぎると氷河が間近に見えた。露出補正をかけなが何枚かシャッターを切り、火口の向こう側の氷床を撮る。
最高地点のウフルピークで記念撮影し下山を始めるとTDさんが24時間テレビの感動シーンのように（つくり物ではなく）高度障害と闘いながら登ってきた。再びピークに戻り、カメラマンをつとめたが不意に目頭が熱くなった。

あとは下山である。新人さんに声を掛けて励ましながら下りた。