やってみた！ジャン・奥穂・前穂を日帰り

2012年08月29日(水) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,824m
• 下り: 1,822m

コースタイム

5:52　上高地バスセンター〜7:05　岳沢小屋〜8：29　天狗のコル〜9：16ジャンダルム（ちょっと休憩）〜10：17　奥穂高岳〜11：20　前穂高岳〜12：35　岳沢小屋　13：22　上高地バスセンター　（7時間30分35秒）

天候

曇り時々晴れ。午後は小雨もあり。

アクセス

利用交通機関：

バス

さわやか信州号　上高地夜行日帰りコース　入浴券付き

コース状況／危険箇所等

・一番難儀したのは天狗のコル直下のザレザレを登るとき。ざあっと自分の脚の周り、畳2畳ぐらいがずずずと滑り落ちる。
・言うまでもなく、西穂〜奥穂間はクライミング経験が皆無の人間は行くべきではありません。
・天狗のコルからジャンまで登りはかなりペンキマークが薄い。色あせた黄色なんかもう岩に溶け込んでしまっています。ガスや悪天候だったら相当厳しい。ジャンからはペンキが新しかったように思いました。

写真

ポラールGPSがまた仕事をさぼり、結局データが三分割に・・。これはジャンまで。

全部併せると確か4100キロカロリーぐらいだった。

8/29 23:22

8/29 23:22

8/29 23:23

8/29 9:27

8/29 23:23

8/29 23:23

8/29 15:38

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-320 オリンパス

感想

kareha

4年ぐらい前に登山とトレイルランをはじめ、その力がどれだけついたか試してきました。
というか、8月中にとらないと無くなってしまう休暇の消化！
時々、ヤマレコにこのコースを日帰りでやっている記録があるので、自分でもできるかな？と。さらに過去例には無い、前穂往復もつけたけれど、これは正直しんどかったです。13時半には降りてきて、16時半のバスまで余裕でお風呂に入れました。ジャンダルムは単独で2回目。前回は普通の登山装備にヘルメットでした。

・天気予報が前日急に変わり、曇り時々小雨・・朝は晴れていたので、今のうちに！と快調に飛ばしたら天狗のコルまで2時間半で行ってしまい自分でもびっくり（笑）。お花畑はまだきれいでした。
・トレランスタイル（通常の装備に上下雨具・ライト・ナイフ・防寒具）でしたが今日は会う人会う人がとても応援・感心してくれました。そうだよね、最低限の装備でいいよ、とも。
山ガールに「すご〜い」とか言われてもうエンジン全開。オレもあと20歳若かったら・・（笑）
途中で、カメラを落として先に行ってしまった人に届けるという「飛脚」も。特急がお役に立ちました。
・軽快装備なので雨だったらもちろん最初からここには行かない。下のほうを走るつもりだった。ここらへんはぎりぎりまで天気予報を見れる日帰り登山の強み。
・水は岳沢小屋まではちょっと口をつけた程度、そこから2．2リットルもったけれど結局降りてくるまでに飲んだのは1．5リットルぐらい。やや曇りですが心拍数が同じでも登山はトレランより全然飲みません。助かります。岳沢小屋も、あそこに復活してくれて本当に心強いですね。水は自由・無料ですが寄付のお願いが出ています。
・遅いお昼は河童橋の前の河童食堂。お膳の盛り方は高校生の文化祭でもここまでひどくない。お金を取る出し方ではない。次は他にするよ！
・お風呂は上高地アルペンホテル。ここは200円でドリップコーヒー飲み放題、広いロビーでゆっくり新聞も読める。バスセンターから少し歩くけれど静かに時間をつぶすには最高です。おすすめします。

「さわやか信州号」の日帰り上高地便、前日締切だけれど、代理店はどこも2日前に「もうありません」。でも本家のアルピコのHPだと、ねばっていると増発が出るタイミングでぎりぎり予約が取れる。私も前日に取れました。なぜか値段が代理店より高いが・・。
この日帰り上高地便、一日だけの休日を使うにはとてもいいと思った。なにもジャンに登らなくても、岳沢小屋からお花畑まで行って帰ってきてゆっくりお昼と温泉、でもいいのでは。帰りのバスは14時半か16時、しっかり休めます。

日帰りでジャンダルムなんてどこの超人が・・と思っていたけれど
積み重ねれば、できるものだと思いました。ただ、あとは力が衰える一方だからと思うとちょっと寂しい（笑）。

コメント

BIMOTA

ご無沙汰です。
昨夏、雲の平でお会いしたBIMOTAです。

相変わらずパワフルな山行ですね。
うらやましいスピードです。

karehaとは言わず、これからもヤングパワーを炸裂させて下さい。

山行レコのアップを楽しみにしています。

kintakunte

しぶいオプションコースを使いましたね。
karehaさんコンバンワです。
日帰り周回コース、涸沢はパスですが穂高岳の山並みを楽しめる内容でしたね。どの画像も笑顔が素敵です。いや〜真似したくなりますが、ちょっと体力が持ちませんね。

kareha

どうもどうも
ＢＩＭＯＴＡさん、お久しぶりです。
記録を書いた後、布団で死んでいました（笑）。
この夏は予定していたグループでの南アルプス縦走が
天気のせいでなくなってしまい、木曽駒とここに日帰りしただけ・・（登山は）。
でもどうも私には「超短時間登山」をして、あとは文明圏に降りてきて羽を休めるというか、死んでいる（笑）のが好きなようです。
ＢＩＭＯＴＡさんもまたご活躍ください。

kareha

はじめまして
kintakunteさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
これ、なつかしい、「ルーツ」からですね。
長野の人は本当にうらやましい、裏山が穂高とか木曽駒とか浅間山で。
新幹線やら夜行バスを使わないでいけるのはいいですね。
私はまだ穂高に登った余韻が残っています。
体力をつけるとなると、読書などをしている時間も無くなり・・（笑）、自分ではなんだか「獣人」になってきたような気もします。