西山、犬鳴山（志しょ橋⇒藤七谷）―閉塞される旧犬鳴トンネルを見る―【福岡県、犬鳴山地】

2002年11月04日(月) [日帰り]

• GPS: 05:28
• 距離: 14.4km
• 登り: 925m
• 下り: 909m

コースタイム

●コースタイム
ダム湖 11:02 − 志しょ橋 11:22 − 西山登山口 11:32 − 4合目 11:50 − 薦野峠 11:59/12:01 − 西山 12:16/昼/42
− 薦野峠 12:52 − 番兵跡 13:16 − 鹿見峠 13:31 − 猪野（椿峠） 13:47/58 − 猪野越 14:17 − 藤七谷分岐 14:40
− 犬鳴山 14:42/54 − 藤七谷分岐 14:55 −(道失い)− 旧道出合 15:58 − 旧トンネル入口 16:05/07
− 旧道出合 16:12 − 新道出合 16:20 − ダム湖 16:30

●行動時間　5:28

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●今日の移動
(自宅) = (犬鳴ダム) – 西山、犬鳴山 - (犬鳴ダム) = (自宅)

●登山口へのアクセス
○犬鳴ダム）
・県道21号線沿い。福岡市側からだと、新犬鳴トンネルを抜けて600mくらいの左方にダムとダム湖と駐車場が見える
・犬鳴旧道分岐には駐車できない
・志しょ橋手前にも駐車は可能。しかし、奥地でもあり、往復前提のようになってしまうが

コース状況／危険箇所等

●コース状況
・当時、藤七谷は実質的に途中で途絶していた。ただし、下からも上からも途中までは踏み跡がはっきりとしており、谷筋中間部を巻いて乗り切る自信があれば貫通できないわけでもない状態であった
・現在では、藤七谷から東へそれて犬鳴山山頂に至る道があるようで、そちらを利用したほうが良さそうだ

●買う、食べる
・人里近い山であるので、登山前後の購入や、事後飲食、日帰り温泉などは十分にある

写真

11/4 11:07

犬鳴ダムの東岸を遡る（犬鳴ダム〜志しょ橋）

11/4 11:07

もう一枚（犬鳴ダム〜志しょ橋）

11/4 11:21

紅葉のグラデーション（志しょ橋）

11/4 11:31

志しょ橋から奥に進んで、西山登山口（志しょ橋〜薦野峠）

11/4 11:55

杉林の中を行く（志しょ橋〜薦野峠）

11/4 11:59

薦野峠に到着。標識がある（薦野峠）

11/4 12:13

アカガシの巨木。写真は撮りましたが…何て書いてあったのか、ぶれてて思い出せません（薦野峠〜西山）

11/4 12:18

西山山頂より、海の中道や志賀島を望む（西山山頂）

11/4 12:19

遠くにうっすらと背振山地の山々が見える（西山山頂）

11/4 12:19

犬鳴山方面でしょうか（西山山頂）

11/4 12:19

湯川山、孔大寺山でしょうか（西山山頂）

11/4 12:20

福智山を中心に（西山山頂）

11/4 12:42

自衛隊施設の有る山頂（西山山頂）

11/4 13:15

「番兵跡」と称する小ピーク。山城があっただけではない、歴史が見えて来る（薦野峠〜犬鳴山頂）

11/4 13:31

鹿見岐れ（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 13:45

猪野（椿峠）（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 13:46

椿峠の先で、犬鳴山が見える（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 13:54

遠くは、英彦山（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 13:55

犬鳴山の右側には三郡山も見えている。特徴的なドームがある（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 13:57

更に進んで、犬鳴山がはっきりと目の前に。右肩は三郡山（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 14:17

猪野越（薦野峠〜犬鳴山）

11/4 14:45

縦走路を振り返る（犬鳴山山頂）

11/4 14:45

（犬鳴山山頂）

11/4 14:49

東面に見える特徴的なはげ山ですが、山名同定できません（犬鳴山山頂）

11/4 15:01

藤七谷の天頂部（藤七谷）

11/4 15:57

這々の体で登山口に到着（藤七谷）

11/4 16:03

閉塞されつつある犬鳴トンネル。ポータルに歴史を感じることができるがいずれ見ることもかなわなくなるのであろうか（旧犬鳴トンネル東口）

11/4 16:03

旧犬鳴トンネル入口にある記念碑（旧犬鳴トンネル東口）

11/4 16:05

トンネルの扁額（旧犬鳴トンネル東口）

11/4 16:28

犬鳴ダム

11/4 16:30

ダム湖に帰ってきた（犬鳴ダム）

撮影機器：

C-990ZOOM オリンパス

感想

otoh

西山山頂直下にはアカシアの巨木が聳えている。そこまでやってきたとき激しい霰に見舞われた。しかし山頂は晴れ。南以外がきれいに見渡すことができる山頂。
縦走は、低山でありながらアップダウンが激しく、なかなかの足応え。椿峠まで殆ど眺望がない。
犬鳴山山頂でもわずかに霰。山頂ごとに霰が降るのも不思議。
最後。藤七谷は谷をずっと行くので進路は明確なのだが、途中は踏み跡不明。道標もなし。途中の不明点を過ぎたら、再び踏み跡。やっとの思いで降りた。それなのに夕暮れ時に、登りのハイカーと行き交い。途中の道は不明瞭だから、山頂まで行くのも困難かも知れないと伝達。しかし河原の葦の中へ姿が消えていった。
そのあと旧道までは明瞭だった。不明箇所は踏み跡のない右岸を巻いたが、さて正しかったのか。とはいえ左岸は途中で流れの合流もあるようだし、巻けるようには見えなかった。
旧道に出ると左折なのだが、反対の右へと進み、旧トンネルの入口まで寄り道。そこはちょうど閉塞工事中。歴史的遺構がまたひとつ消えてゆくかと思うと残念な気がした。