春霞み？の角田山・灯台あたり

2020年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 02:24
• 距離: 2.7km
• 登り: 295m
• 下り: 300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:19

14:27 角田山灯台コース登山口
14:29 14:29 角田岬灯台
16:35 16:43 角田山灯台コース登山口
16:46 ゴール地点

ちょっとの距離を2時間かけてぶらぶらしました。

天候

薄曇り，無風。登山口の気温 入山時11度，下山時9度。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

角田浜駐車場の2つのトイレのうち，灯台側のほうはまだ冬季閉鎖中でした。

コース状況／危険箇所等

岩場まではドライな道でした。

写真

今日は光線の関係か，登山道まわりがちょうかっこいい景色でした。

かっこいい角田山。

ごつい岩場脇の尾根筋を登っていく灯台コース。

2/15 14:29

今日は最初に判官舟隠しのほうに出てみます。出口の光が春めいています。2月だけど・・・

2/15 14:39

中央やや上に飛び出した岩が，わんこの横顔に見えてならないです。

2/15 14:58

水平線が霞んで海と空の境界がぼんやりしている今日のお天気。

2/15 14:59

ぼんやり光る海。

2/15 15:04

途中にある四等三角点。点名は「角田岬」だそうです。標高156.1m。

2/15 15:04

三角点の逆側の大きな樹ごしに角田山のシルエット。樹にはびっしりキヅタがまとわりついています。

2/15 15:11

まぶしくない光る海。

2/15 15:25

ヤブがないのでかったん岩がよく見えます。（「かったん岩」と聞いて，どうしても「カケフさんの蚊のかっちゃん」を思い出す私）

2/15 15:48

春を待つ木々。

2/15 15:51

尾根筋と海の構図。惚れる〜。

2/15 15:51

かったん岩を横向きに見てます（あとのほうで拡大図を）。ここらで「三時のおやつ」にします。が，もう四時前なので，そんなにゆっくりしないで戻ります。

2/15 16:30

すこし夕方がかった光線ぐあいの，帰りの灯台。

2/15 16:41

今日は階段を最後まで降りてみました。ざぶ〜ん。

2/15 16:43

帰りに判官舟隠しへのトンネルを覗くと，ちょうど出口が夕陽で小さくきらきら光ってました。今日も山に来れてよかった。

西から見た「かったん岩」。いいかんじに？メガクラックが発達していて，さきざき数100年（〜数千年？）スケールでは，いずれは崩壊する運命にあるのでしょう。大地の変転の一刹那。

南西から見たかったん岩。さきほどのメガクラックは，地層の「層理面」に沿ったもののようです。

海岸の岩場には，ハマボッスのロゼット葉がそこかしこに。力強いかんじ。

場所によってはハマボッスの実が枯れて残っています。きれいな造形。

紅葉したテイカカヅラの葉がびっしりついた垂直の岩場。

テイカカヅラの生命力の強さをうかがわせるこのびっしりさ。定家様もそんな執念深いキャラクターに仕立てられて，草葉の陰で苦笑いか...

行く手にキヅタの実がふさふさ。

大きな樹にもじゃもじゃにからみつきまくるキヅタ。こちらも生命力を感じさせます。ていうかちょっと怖い。。

キヅタは根元のほうの葉が浅く三裂していて，アイビーっぽさが垣間見えます。

咲きかけのユキツバキ。

ヤブツバキとの違いは難しいです。が，「花糸が白い」「花弁がより平開」「鋸歯が明瞭」「葉脈がくっきり」というあたりでユキツバキでいいのかなと。。

ミニミニなロックガーデン。初夏に黄色く咲き乱れるマンネングサがあちこちに。

クリムゾンレッドのノイバラの実。。だいぶしなびてる。

撮影機器：

LUMIX DMC-GF2 パナソニック

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

長靴

感想

blueblu

「三時のおやつを灯台コースの岩場でいただこう」と思い付き，薄日がさす土曜の午後の角田山へ。今日は空全体が霞んでいて，ぼんやりしていて，まだ春ではないんだけれど，「春霞み」のような景色でした。

ツバキが盛大に咲いている以外は，花はありません。春のお花はもうちょっとおあずけのようです。春から初夏にかけて，いついっても花がてんこもり，花にまみれる角田山も，今はまだモノトーンの風情のままでした。この風景があの「花だらけロード」に変わるんだから，四季ってほんとに劇的です。

登りながら，たまたま光線の具合で，岩場部分をとってもかっこよく眺めることができました。向いの尾根から張り出す「かったん岩」も，ちょうど夕方の軟らかい順光で，つぶさに見ることができました。

遅い時間でしたが10人くらいの方々とすれ違いました。次に来るときには，どのくらい春が進んでいるかな，と思いつつ山をおりました。